免疫力を強くする 最新科学が語るワクチンと免疫のしくみ (ブルーバックス)
- 講談社 (2019年12月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065181775
感想・レビュー・書評
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【スタッフコメント】
病原体はどう侵入し、拡散するのか。ワクチンとは、免疫とは何か。それぞれの感染症によって、何が有効か。感染症が蔓延する今だからこそ、疑問に思うことを学ぶことができます。 -
第8章で強調されていたのは、「科学的な免疫力増強法はワクチン接種です.」大きなストレスが免疫力を下げることから、ウォーキングがストレスなしに体中の血流、リンパ流を上げることにつながるとの記述は10年位ウォーキングを欠かさない小生としては嬉しい.免疫力をアップさせる食品やサプリの効能には疑問があるとの指摘は頷けるものがある.
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免疫力を高めるという時節柄ピッタシのテーマであったが、
コロナ騒動の前に書かれた本で、「科学的にもっとも有効なのがワクチンである」などと云われても全く期待外れの内容であった。
が、しかし感染症やワクチンの全体像が良く判って、改めてコロナ騒動を考えさせられた。
インフルエンザのワクチンって有効率が半分程度、有効期間も4ヶ月しかないそうな。
それでも国全体として死者を半減できるから有効。それも良く判るのだが、それで死者の数字は?
また、結核の数字もあって、これこそ二類感染症(コロナと同じ)。2018年、毎日約50人が発症し、6人が死んでいるという数字。もちろん自粛無しで。
翻って、コロナの死者数。欧米でなく日本に限って見た数字なんだが、何を大騒ぎしてるんだろ?!
て云うか、毎日毎日、コロナ感染者数が・・・という報道するなら、併せてインフルエンザや結核患者の数字も報道していただきたい! -
内容が専門的で難解な用語も出てくるが全体的にわかりやすく書いてあり、感染症とワクチン、免疫について理解が進む。
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知らないだけに子宮頸がんの話が一番勉強になった。
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ワクチンの種類やその効果について丁寧に解説された良書、可能な限り中立的に、また論理的にワクチンの効能に関して論じている
特に第4章に記載の、現在使用されているワクチンの各論では、その効果・副反応・問題点に関して詳細に記載されており、知識のupdateになる