掟上今日子の遺言書 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 466
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065183793

作品紹介・あらすじ

中学生がビルから飛び降りた自殺未遂事件。現場に居合わせた二十五歳の青年・隠館厄介は、生来の冤罪体質が災いし、容疑者とされてしまう。現場には少女が書いたとされる遺書が残されていて――。今日子さんは厄介の疑いを晴らし、事件を解決できるのか?

冤罪体質の青年・厄介。あらゆる災いが降りかかる彼に、今度は少女が降ってきた! 眠るたびに記憶を失う忘却探偵の、タイムリミットミステリー!

感想・レビュー・書評

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  • 冤罪体質の隠館厄介、今回は頭上から落ちてきた遺言少女とぶつかり、骨折の大怪我。入院中には少女を殺そうとしたという報道をされる、初っ端から不幸に見舞われるところがさすが厄介。
    一方、今日子さんは女子中学生に着せ替え人形にされ、セーラー服姿で現れたり、ビルの屋上の策を乗り越えるなど、今回も破天荒で予測のつかない行動をとります。もうそんな今日子さんもお馴染みになってしまいました。
    『忘却探偵シリーズ』第4弾は久しぶりの事件1本だけの収録。短編もいいですが、このような形式も読みやすくて良かった。厄介が出てくる回はやはり面白みが増していると感じる。

  • 今回は隠館厄介が再登場。厄介は掟上今日子と同様とても魅力的な人物なので全編とても楽しめました。二人の今後の行方も気になるところです。

  • 厄介くん再登場です。今回も酷い目に遭わされて。心を閉ざした人間の闇の深さにゾッとします。今日子さんが謎を解いても、光が射しこんだわけではないのです。

  • シリーズ4作目。ビルの屋上から転落した女子中学生の遺書にはある漫画が自殺の理由と書かれていたが、その遺書に違和感を感じて忘却探偵に依頼が。
    1作目に登場した隠館厄介が再登場で嬉しいけど相変わらずな不幸体質(・・;) 2人のやりとりが好きなので楽しかった。文庫版しか読んでないので、この後ラストに出てきた罪悪館殺人事件が読めるのか気になる…

  • オキテガミ節にも慣れてきた
    でも、被害者のこだわりを理解出来ず、そんな事あるかなぁ?って思ってしまった

  • 女学生の今日子さん(新垣結衣)の姿が見たかった!
    けど、スカートの下の消し残りのメモって…想像しちゃうよね(笑)

  • ドラマの再放送はないでしょうか。

  • 久々の西尾維新さん。
    西尾維新さんだなーって、文章が。

    現実にこんなことありえない・・・・・・とは言えないのがなんとも。
    今日子さんはさすがの速さだった。

  • 西尾さんの作品は大好き。

    忘却探偵シリーズは、ドラマ化されてたので、後回しにしていたけれど、たまたま古本屋でこの4巻だけ見つけたので読んでみた。

    西尾さんの作品は読みやすくて楽しいから本当にズンズン読める。

    あー、シリーズ集めるかぁ。

  • 厄介が再度登場するも、どうも展開がイマイチ。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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