- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065184059
作品紹介・あらすじ
火災現場からO医科大学法医学教室に運び込まれた老人の遺体。単なる焼死と思われていたが、伊月とミチルが解剖したところ、遺体からは煤の吸引も、一酸化炭素中毒の症状も認められなかった…つまり、火災の前に死んでいた!同じ時期、同地域で連続動物殺害事件が発生。伊月、ミチル、新米刑事の筧の三人組は真相に迫るが…。
感想・レビュー・書評
-
いつものメンバーでわいわいやって物語が進んでいくので、どんどん読まされてしまう。猫のししゃもも可愛いし、今回登場したセキセイインコも可愛い。しかし、事件の方は、殺人放火事件と思いきや連続動物虐殺事件と繋がっていて、後味の悪いものだ。ただ、簡単に先が読めてしまうけどね。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お、お、思てたんと違うー!!!
いや違ってはないんだけど信じられないくらい重たい話だったんですけど!?けど!?!?!?
最近ね、ちょっとアンナチュラルを見直しましてね、めちゃくちゃ個人的に自分の中で法医学もののブームが来てるんですよ。
で、せっかくだからこれを機にまだ読み終わってなかったこの鬼籍通覧シリーズ読破しちゃうかー!とか意気込んで読み始めてたんですけど。
……何か、あれ?うん???今回の話やけに解剖少ないね???とか思ってたら……うわーこう来たかーって感じで……。
何かもうね、後半ゴリゴリメンタルやられました、残酷描写と後味の悪さに。
このシリーズ結構後味の悪い終わり方多いんですけど、今までのどれとも違う、言ってしまえばどこででもこれが起こってしまう現実にまで嫌気がさす感じというか。
でもきっとね、起こるんですよねこれは……今この瞬間にも起こってるかもしれないんですよね……。
そう考えたらちょっと凹むなぁ。
そして今回は本編がめちゃくちゃ重かった分ししゃもの癒しパワーが半端なかったなぁ。
もはやししゃもの登場シーンくらいしか安心して読めないまでありました。
どんどん美人で我儘お嬢様に育って欲しいです、ししゃも。
-
放火殺人
連続動物殺害事件
プログレッシブ
期待とプレッシャー
同居
お馴染みの法医学メンバーで、安定の面白さ。
ブクログで記録を始めてからちょうど100冊目の読了本でした。 -
前巻からホラー要素はなくなって法医学ミステリ、になって読みやすくなった。けどなんかちょっとホラー要素が懐かしい気持ち笑
殺伐とした事件の幕間にでてくるししゃもがとにかく癒し
2020.9.26
95 -
法医学ミステリーの格付けで前4冊読んだが、ミステリーと言うより怪奇・ホラーか?とと思う感じがしたが今回は王道だった。放火殺人と連続動物殺害事件の2つの事件を追って行くが、現法ではどうにもならないモヤモヤ感の残ります。後半、多分・・・と気付くが、重い題材でもある。各章終わり毎に食事風景のインターバル、可愛い愛猫、キャラの個性等、緩急あって良し。
-
いよいよ同居が始まるということで、これは続きも読まないと。
-
殺人の方はともかく動物殺傷の方はいかにもでしょ、と思ってしまうのは自分が荒んでるせいか時代のせいか。伊月と筧は純粋だね。
-
内容がきつい。
全部読まずに終了。
このまま読み進めても意味がわからなくなる。 -
面白かったー。