- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065184226
作品紹介・あらすじ
世界最難関のアラビア語を24歳になってから始め、
天皇通訳、総理通訳まで務めた現役外交官が、
苦難の道のりの中で編み出した
秘伝の外国語習得術を惜しみなく伝授!
グローバル社会で外国語を武器にしたいビジネスパーソン、
英語を一からやり直したい日本人必読の書。
第一章 総理通訳への苦難の道のり
第二章 外国語習得のエッセンス
第三章 「ネイティブ脳」より「日本語脳」
第四章 「インプット」より「アウトプット」
第五章 外国語習得の具体的メソッド
第六章 通訳のすすめ
感想・レビュー・書評
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英語に限らず、外国語を習得するための大原則が書かれている。具体的には、自己発信ノートや、オリジナル単語帳など自分のレベルにあった効果的な学習方法が書いてあった。
アラビア語の総理通訳として、活躍してきた著者が感じた外国語は日本と外国を繋ぐ「架け橋」だということに共感した。自分も日本に限らず、様々な場面で活躍できるように英語の勉強を頑張りたいと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本語で考え外国語へ置き換える訓練が最短の道、という主張は初めて聞いたが納得でき励みになる。
海外勤務になったとき、結局日本語で知識ながければ大したことを話せないこと、逆に中身のある話であれば相手が熱心に聞き取ろうとしてくれることを体感したことを思い出す。いまの語学学習の目的は出張や旅行で使える程度の日常会話力であるので、英語学習ではインプットとアウトプットの乖離を埋める作業を行いつつ、新しい外国語の学習では自己発信ノートやオリジナル単語帳を試して効率を上げたい。 -
最高
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今までに読んだ外国語学習本の中で最も衝撃を受け、かつ最も学びが多かった。
著者の経験に基づいて書かれているため、説明がわかりやすく実践しやすい。 -
数ある「個人の体験に基づく語学本」の中でも出色の一冊。ゼロからはじまるアラビア語練達への道乗りがとてもおもしろく、語学好きにはこたえられない魅力のある本になっている。「総理通訳」というバッチがなくてもこの本の価値は変わらないと思う。後半に記されたメソッドは具体的であり実践しやすい。
筆者には是非、「はじめてのアラビア語」を書いてほしい。 -
非常に合理的な外国語の勉強法が書かれており参考になりました。
あくまでもビジネスで使える英語で、自分でも尻に火がついた時にやってた事をやれば良いんだと、とても腹落ちしました。
何を学べばいいかどう学べばいいか最短ルート
毎日やらなければというプレッシャーで自滅する必要はない。
自分のゴールに必要な単語なのか耐えず自問自答する。
とにかくスピーキング、スピーキングファースト
アウトプットのためのインプット。
日本語の会話力の向上にもなるし、改めて自己発信ノートをつけてみようと思う。 -
総理や天皇の通訳という最もハードな最前線で通訳を務めた人だからな内容で、勉強の技術もそうだし語学に対するマインドへの影響という意味でもかなりの好著。入省からエジプトやパレスチナでの経験、勉強法について。
勉強法に関しては、ネイティブ脳ではなく日本語脳を鍛え、日本語で話す内容を考えて外国語に置き換えていくスタイル。インプットとアウトプットを半々の割合にして、スピーキングを重視。これにより一番重要な発信能力を鍛えていくことができる。具体的なところではイチローの引退という例題を見ながら自己発信ノートやオリジナル単語帳の作成、パラフレージングや類語を用いての表現力の向上、クイックレスポンスやリプロダクション、サマライジング、相手の長い発言を理解し自分の意見を論理的に発信するDLSといったトレーニングも紹介されている。 -
【皆さんにも外国人の心の「扉」を開ける快感を是非味わってほしいと思います】(文中より引用)
自身の語学への取組や総理通訳としての経験を基に、どうやったら外国語を習得できるかについてわかりやすく紹介した作品。著者は、外務省へ入省してからアラビア語に触れたと語る中川浩一。
「インプットよりアウトプット」など、通訳云々というよりは外国語と親しむためにはどうすれば良いかを初心者目線で解説した一冊。アラビア語を始めとする著者の外国語への情熱がひしひしと伝わってくる書きぶりでした。
具体的な勉強法が最も参考になるかと☆5つ -
なんかちょっと分かりにくかったけどなんとなくわかった
他の英語学習法で聞いたことないやり方だったから試して見る価値あると思う
著者プロフィール
中川浩一の作品





