偽装診療 医者探偵・宇賀神晃 (講談社文庫)

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  • 講談社 (2020年3月13日発売)
3.10
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784065186466

作品紹介・あらすじ

医療関係者も注目の問題作! 中国人患者失踪の謎を追え。
明日は我が身か? 震撼のメディカルミステリー

日本の保険制度を悪用して来日する外国人が後を絶たない。元エリート医師の診療所雇われ院長・宇賀神晃は、外国人に書いた紹介状が健康保険不正に荷担しているとオーナーの老医師に叱責され自分自身で真相を探るはめに。子宮筋腫手術を受けた偽学生の中国人が失踪し、日本人ブローカーが殺される。事件の裏には医療界の抱える闇に苦しむ重篤患者たちがいた。震撼のメディカルミステリー。

メディカルミステリーの女王・仙川環、医者探偵・宇賀神晃シリーズ第二弾!

みんなの感想まとめ

医療の闇に迫るメディカルミステリーが展開される本作では、元エリート医師の宇賀神晃が、雇われ院長として直面する厳しい現実が描かれています。彼は、外国人患者に書いた紹介状が健康保険の不正に関与しているとの...

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ、第二弾。
    医療問題を中心に作品を発表する仙川さん。

    元エリート医師の宇賀神 晃は、今は、とある診療所の雇われ院長。
    ある日、外国人に書いた紹介状がけんこうほけんあの不正に加担していると叱責される。
    そして、子宮筋腫手術を受けた偽学生の中国人が失踪し、日本人ブローカーが殺害される。

    果たして、事件の真相は?
    医療の闇に切り込む震撼のミステリー。

  • 千川環氏の本は、医療ミステリーが、多く、ハードブックで、読みごたえがある。
    今回単行本で、ぶ厚さもほどほど、活字も大きく、私には、最適!と、思いながら読み出した。

    エリート医師の宇賀神晃が、主人公である。
    外国人の健康保険不正の問題が、最初から、留学等目的に来日し、3ヵ月以上のビザ取得の外国人は、健康保険に加入できるのは、良い制度であるが、不良外国人が、高額な治療を受ける為に来日して、偽装留学するという展開が、見えて来る。

    だいぶ前に、留学生の学校が、殆ど通学していないで、アルバイト等の仕事に従事しているのが判明した事があった。
    医療についても、ローラさんのお父さんが、医療違反していた話もあったのが、頭をかすめる。

    登場人物のリンも、外国人技能実習制度で、日本へ来たのに、外国人を安給料で、休みも無い状態が、描かれている。
    日本の企業も悪質なのがあるのだと・・・ブラック企業が、・・・

    最後は、腎臓移植問題へ展開していくのだが、身内からの提供でないと、移植は無理なのを始めて知った。
    生態移植の難しさも述べられている。

    2つある腎臓の1つを提供するという事も、危険が含まれるのに、・・・ドナーを強要した外国人は、レシピエントと偽装結婚をさせたり、レシピエントの親族の替え玉にした。
    この経緯を知らなかったという草野医師。

    健康保険を不正に使ったタイの患者の死亡で、遺族が、草野先生からの謝罪と賠償金受け取りの控えが、・・・
    最後の悪玉を成敗するところまで、描かなくても、わかる話に。

    臓器移植の日本で行われるには、難しい問題がある事は、よくわかった。

    先日、子どもから コロナ禍で、「毎日何してる?」と、聞かれて、何もしていない事に気が付いた。(笑)
    高齢者には、「きょういく」が、必要なのだけど、・・・「今日行く」所が、・・・でも外出禁止だから・・・と、答えておいた。
    しかし、この本を読んでいたら、p188に、そのことが、書かれており、「きょういく」だけでなく「きょうよう」「今日(の)用」迄、記載されていた!

    なるほど、高齢者には「きょうよう」「きょういく」が、必要なのだと・・・・
    その上に「えいよう」も・・・栄養も・・・と、思ったけど、どうでもエイヨウと、言われそうだ!(笑)

    本の話から逸れてしまった。(笑)

  • 医者探偵・宇賀神晃シリーズ 第2弾
    書き下ろし。

    宇賀神の病院に、留学を偽装して日本の医療保険を使った医療詐欺の疑惑が持ち上がる。

    気乗りしないまま捜査を続けていた宇賀神だが、医療詐欺のブローカーが殺されたことで、裏に潜む生体腎移植にまつわる法と倫理の乖離の問題に直面する。

    人を助ける大義名分と法との間に埋れる人々の苦悩を味わうことになった宇賀神は、どう決断するのか。


    途中まで面白かったのですが、最後、ご都合主義的になったのが惜しいところ。

    でもこのシリーズ面白いかも。

  • 2020.10.21~10.23
    目の前に困っている人がいたなら助けなさい、と教わってきた。そうあるべきだとも思うから助けてあげたい、でも、規制があって無理。となったらどうすればいい?
    移植問題は難しい。

  • なんとなく腎臓移植を、一部の健康保険を悪用して日本の医療を受けようとする人と無理やり絡めてる感じ。
    そうそう上手く暴けない。
    誰にも共感できない話でした…

  • 中国人患者失踪、その驚くべき真相とは? 医療の闇に斬り込むメディカルミステリー。

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著者プロフィール

せんかわ・たまき
1968年東京都生まれ。大阪大学大学院医学系研究科修士課程修了。大手新聞社在籍中の2002年に書いた小説『感染』が第1回小学館文庫小説賞を受賞し、作家デビュー。その後執筆活動に専念し、医療問題を中心に社会性と娯楽性を兼ね備えた作品を発表する。著書には『転生』『繁殖』『誤飲』『疑医』『鬼嵐』などがある。本作は『幸福の劇薬』に続く「医者探偵・宇賀神晃」シリーズ第二弾!

「2020年 『偽装診療 医者探偵・宇賀神晃』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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