鷹の砦 警視庁殺人分析班 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065186817

作品紹介・あらすじ

都下の山中で立てこもり事件が発生。犯人は人質の一人と刑事塔子の身柄の交換を要求するが。三度連続ドラマ化された人気シリーズ!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ10作目は犯人が分かっているところからメイン事件開始だけれど、如月さん最大のピンチでハラハラしました。お話の中心は鷹野さんだけど…面白かったです。
    手代木管理官が現場に出てきてるところにぐっと来ました。でもこのところ部下たちに前よりもちょっとだけ優しいな…?
    河上さんは気が気じゃなかっただろうな。鷹野主任は如月さん捜索の現場にいるから状況がわかるけど、、、

    今回も復讐譚だったけれど、犯行グループだけでなく鷹野主任も復讐対象だったとは。鷹野・如月バディの名声は裏社会にも轟いている。気をつけて。。

    猪狩・犬塚バディも、これからも出てきてほしいな。今回は公安の上條さんはうろうろしていませんでした。樫村さんはまたいた…SITお疲れさまです。(SITといえばSPECのあの曲「命捨てます怖くない、街の平和をSIT!SIT!」)

  • いつもは事件の始まる前から始まる物語が、すでに事件に取り掛かっている所から始まる。
    これまでより少し成長したような印象を受ける如月。
    今回の話は標題の「鷹」から想像する通り鷹野さんの物語でした。

  • 2022/10/12-10/15

  • 廃屋で発見された複数の暴行痕がある遺体、容疑者達の立てこもり、塔子の拉致、爆破事件、昔の通り魔事件など様々な事件をやや強引に一つの線に結びつけた印象。
    真犯人と鷹野の因縁には筋道が通っていたので、もう少しストーリーが整理された方が個人的には良かった。その方が犯人の背景にも深みが出て人物像がもっと明確になったと思う。

  • 今回ある殺人事件の捜査を塔子たちが進めている状況から始まってます。
    塔子はまたまた大変な事に巻き込まれますが、それでも刑事として事件を追います。
    犯人は何が目的なのか。
    そこには思わぬ動機が。
    成長している塔子に鷹野も頼りつつあるのかもしれません。

  • #読了 #麻見和史 #警視庁殺人分析班

  • タイトルの鷹は鷹野さんのことかな?と思ったらやはり鷹野さん絡みでした。
    塔子を助けたい鷹野さんの気持ちにきゅんとした。

  • 如月が人質になった時、めっちゃヒヤヒヤした。このまま助からないんじゃないかって(シリーズ物で続いてるにも関わらず)、ついついそんなことを思ってしまって、焦りながら読んでしまった。
    鷹野が如月を見つける瞬間、私の中ではもう映画のワンシーンでした。笑
    あの二人まじ推し!

  • 記録

  • 安定の面白さ

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著者プロフィール

1965年千葉県生まれ。2006年『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。『石の繭』から始まる「警視庁殺人分析班」シリーズで人気を集める。その他著書に「警視庁文書捜査官」シリーズ、「特捜7」シリーズ、「重犯罪取材班・早乙女綾香」シリーズ、『深紅の断片 警防課救命チーム』『共犯レクイエム 公安外事五課』『骸の鍵』『擬態の殻 刑事・一條聡士』などがある。

「2023年 『琥珀の闇 警視庁文書捜査官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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