ランウェイで笑って(15) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 140
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・マンガ (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065186831

作品紹介・あらすじ

身長は、158cmから伸びなかった・・・。
藤戸千雪の夢は「パリ・コレ」モデル。
モデルとして致命的な低身長ゆえに、周囲は「諦めろ」と言うが、千雪は折れない。
そんなとき、千雪はクラスの貧乏男子・都村育人の諦めきれない夢「ファッションデザイナー」を「無理でしょ」と切ってしまい・・・!?


照実が課したバッグの条件は“3WAY”“4WAY”オーバーの変形。難題だが、実現すればTGCスペシャルコレクション全ルックのアイテムに採用される! 遠もまた、世界的モデル・シャルロットを女神にデザインを研ぎ澄ます。二人のデザインが火花を散らす! 一方、千雪もモデルとしての飛躍のため、TGCに総力を懸ける! 育人と千雪、正真正銘自ら辿り着いた大舞台。全力で挑み、楽しめ! TGC、開幕!!

感想・レビュー・書評

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  • 1巻から15巻まで読了。子供の頃からのモデルとしてパリコレに出る夢を、身長が158cmまでしか伸びなかったことで一旦は打ち砕かれた千雪。病気の母と三人の妹をかかえて、ファッションデザイナーになりたい、という夢をのみこんで押し殺して生きていた育人。そんなふたりの運命は、育人手作りの服を千雪が着たのを、インフルエンサーのモデルがツイートしたことから転がりはじめ…と。もちろん一直線にかけあがってめでたしなんてことはなくって。壁にぶつかっても、足をひっぱられても、心無いことを言われても、折れそうになっても、食らいつき、粘り強く、そんな彼らを結果的には支えたくなる人が現れ…と。15巻現在も、格闘中。

  • 遂にTGCスタート!……と思ったけど本番のスペシャルコレクションはこの巻では描かれず。
    どこか肩透かしを食らったような気分……

    その代わりに重点的に描かれているように感じたのはそのスペシャルコレクションに辿り着くまでのあれやこれや

    テルミに求められたデコレーションバッグの制作に勤しむ育人
    単純にバージョン違いを作るだけじゃなく、テルミの意図を察した上でリュックサック形式のものを作ろうとする育人の姿勢にはプロとして確かな成長を感じさせたね

    独立して以来、その動きが妙に見えづらくなった遠
    元々綾野麻衣へのコンプレックスの酷さから自分を追い込んでしまうタイプに見えた彼だけど、今は更に育人への対抗心も募らせているものだから余計に彼の内面はぐちゃぐちゃになっているように見える
    そのぐちゃぐちゃした感情が誰の追随も許さない秀逸なデザインを作り上げるのか、それとも別の迷走に繋がってしまうのか…
    今の所、後者の傾向が強いような気がするけど。それでもやはり遠は素晴らしいデザインを仕上げてくるのだろうね


    そうして始まるTGC。これはお祭りとしか呼びようがないほど賑やかなものだね。これまでに本作で描かれてきたファッションショーとは本質を全く異にするもののように感じられる
    だからこそ見えてくるのはモデル達の人気差。
    セイラを始めとして様々なモデルが登場するけど、その名前と一緒に紹介されるのはSNSのフォロワー数
    フォロワー数がそのままモデルとしての評価とまで言う気はないけれど、それでも人気の証ではある
    そして千雪はそれらのモデル達の中でまずまずの人気である事が紹介された
    千雪が本気でパリコレを目指すならモデルとしての実力だけでなく、人気面でも彼女らを圧倒しなければならない。そういった必要性が垣間見えたシーンでは有ったね

    数多のモデルに混じってこの巻で千雪は3回もランウェイを歩いた。だからこの巻の後半はほぼ千雪のエピソードが占めているようなもの
    それらの描写の中では千雪のモノローグよりも他の人物のモノローグや発言の方が多いように思える。だからこそ、千雪をモデルとして何処までの高みに連れて行きたいかという問題が露わになってくる
    かつて千雪と一緒に教室で笑い合っていた友人二人から見た今の千雪の姿。娘のために裏でまた無理をしようとしている藤戸社長
    それらの中でもやはり育人が抱いた感情が目立つね

    ファッションを仕事に出来て楽しいと思う。笑っている千雪が好きだと思う
    その瞬間に育人が抱いたあの疑問は今後のデザインに反映される基本理念となるのだろうか?

  • 東京ガールズコレクションが開幕(Terumi Kaji仕切りのショーはまだ)
    遠含む各々の信念と努力が期待感を煽り,16巻が非常に楽しみな引きになっている.

    ただ,個人的に千雪の父親の行動があまり好きにはなれない.

  • すごく短く感じた。早く次を。

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著者プロフィール

猪ノ谷言葉(いのや ことば)
静岡県出身の漫画家。「星に願いを」が第95回新人漫画賞特選に。2017年『週刊少年マガジン』で連載開始した、ファッションデザイナー志望の少年と、トップモデル志望の少女を主人公にした『ランウェイで笑って』がデビュー作/代表作となる。同作は「マンガ大賞2018」6位、「次にくるマンガ大賞 2018」コミックス部門12位を獲得。今後の更なる飛躍が期待される。

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