はじめて学ぶ生物文化多様性

  • 講談社 (2020年2月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784065187227

作品紹介・あらすじ

『生物多様性と生態系なしに日本文化は語れない』

これまで自然環境保全と生物多様性の維持は、自然環境に恵まれた農山漁村や周辺地域に任され、
都市は農山漁村が生み出す生態系サービスの恩恵を受けて豊かな経済と社会を維持してきた。
しかし現在、農山漁村は過疎化や高齢化、地域社会の衰退がみられるようになり、
都市は緑地の公共空間不足や市街地の衰退等の問題を抱え、各々の役割分担は限界に達している。
このような状況は、もはや農山漁村だけ、都市だけ、で解決していくことは不可能で、
地域を超えて互いの問題を連動して解決していかなければならなくなってきている。

そこで、このような問題を解決するための新たな概念
「生物多様性+文化多様性=生物文化多様性(Biocultural diversity)」
という、自然と文化の融合を基本とした環境の捉え方を解説し、
この概念をもとに、地域社会の組織づくりやしくみの構築など、
地域の資源を活かして地域再生や地域創生を効果的に行う方法を、マンガを交えて紹介する。

【目 次】
 第1章 生物文化多様性って何だろう
 第2章 生態系と生物文化多様性
 第3章 生物文化多様性と現代社会-生態系と文化の相互作用
 第4章 農村と生物文化多様性
 第5章 都市と生物文化多様性
 第6章 都市生態系と生物文化多様性ー都市と生態系の融合
 第7章 自然保護地域と生物文化多様性
 第8章 観光・交流と生物文化多様性
 第9章 生物文化多様性を活かす政策 
 第10章 新しい自然観の提案-生物文化多様性の可能性

感想・レビュー・書評

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  • ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB29801068

  • 本書では、文化と生態系を統合した「生物文化多様性」という新しい概念がわかりやすく紹介されている。生態系がいかにして人とかかわりをもつか、そのかかわりが新たな社会的価値を生み出すかについて、生態学、社会学、都市計画学、造園学、観光学などの多様な分野から議論した興味深い一冊である。

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著者プロフィール

北陸先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科教授。高知大学農学部卒業後、石川県水産課勤務。金沢工業大学環境システム工学科助教授、北海道大学観光学高等研究センター教授を経て現職。専門は観光地域資源戦略論。博士(学術)

「2023年 『移動縁が変える地域社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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