大人は知らない 今ない仕事図鑑100

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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065189726

作品紹介・あらすじ

「2011年に小学校に入学した子どもの65%は、大学卒業時に今は存在していない職業に就くだろう(ニューヨーク市立大学大学院センター教授 キャシー・デビッドソン)。こんな予測が2010年代に世界に衝撃を与えました。しかし、その予言は新型コロナ(COVID19)によるパンデミックで思わぬ形で現実になろうとしています。世界中がリーモートやバーチャルでの仕事を余儀なくされ、目の前で、今までなかった仕事の形が次々と生まれてきています。
そして、この変化は決して後戻りしないでしょう。
本書は、国連が提起した持続可能な開発目標(SDGs)に沿って、いま世界に何が起こっており、環境問題や人口変化、格差の拡大、AIに代表されるコンピュータの進歩や5G・6Gといった通信技術革新、ロボティクスの進歩によって、仕事にどんな変化がもたらされると予想されているかを紹介。自分発見9マスシートで、自分の興味を再確認した上で、社会に必要とされることと自分のやりたいことを重ね合わせながら、ポストコロナの時代に生まれる「今ない仕事」を一緒に考えていくものです。
◆構成
まんがによるイントロダクション/解説/今こんなことが起こっている/今ない仕事図鑑/インタビュー/自分発見9マスワークシート
◆内容紹介
まんがキャラクター:心配性のススムくん、のんきなノゾミちゃん、イルカ先生の3人が
ガイド役となって、今起きている変化を紹介してくれます。
今ない仕事図鑑:科学的事実に基づく空想職業を100種類紹介します。
インタビューした方々:今までない仕事を切り開いてきた方々にインタビューしています。
孫小軍さん(BionicM代表取締役 ロボット義足の開発者)
村田早耶香さん(特定非営利活動法人かものはしプロジェクト共同代表)
山崎聡一郎さん(『こども六法』著者 教育研究者 写真家・声楽家)
酒向萌実さん(株式会社GoodMorning代表取締役社長)
今泉忠明さん(動物学者、『ざんねんないきもの事典』監修者)
出口治明さん(立命館アジア太平洋大学(APU)学長)
ワークシート:自分発見9マスワークシート

感想・レビュー・書評

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  • 消える仕事ではなく「今ない仕事」があなたを幸せにする |BEST TiMES(ベストタイムズ)
    https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/625706/1/

    今ない仕事図鑑100 - SDGs時代に子どもと未来を考える!|講談社
    https://book-sp.kodansha.co.jp/shigoto100/

    『大人は知らない 今ない仕事図鑑100』(上村 彰子,「今ない仕事」取材班,澤井 智毅,ボビコ)|講談社BOOK倶楽部
    https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000338302

  • 少し読んだところ、やりたい仕事、未来の社会を変えるような仕事を見つける意欲につながる感じがしました。
    私が見たところでは、先輩達のその職になった経緯はハードルが高そうでしたが、他にも「食品ゴミ革命家」「知っ得キーワード」など、たくさんの提案があり、面白そうです。
    小学校高学年から

  • 勤務先のイベントで、10年後を見据えた新商品の企画があり、1人1案エントリー必須のため手に取った一冊。着眼点が面白く、それに関連した今ある仕事にも、並行してフォーカス。そこで活躍する人に、なぜその仕事についたのかのインタビューがどれも感動物語。自分と向き合い、見つけた弱さや社会課題に実直に進まれる方々の人生につい涙。

  • 「職業」をテーマに未来にこんな職業があったらいいな、を紹介している本。
    子ども六法の作者やAPU学長など著名人の「仕事の見つけ方」インタビューがとても面白かった。

    好きなこと、もしくはこういう世の中にしたいという気持ちを探すことが仕事に繋がっていく社会を実現できるといいなと思う。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/749176

  • AIの得意不得意…たしかに、現実にできたらすごいよなあ…な仕事のオンパレード

  • 図書館で借り。

    Twitterで紹介されていた本。興味をもって借りてみた。
    11歳児Fとパラパラっと眺めたら興味をもったようだ。

    私自身英日翻訳の仕事をごく短期間していたことがあるが、そのころにはスマートフォンも普及しておらずOCRとか自動翻訳とか、便利な機能もまだいまほど普及・洗練されていなかった。今仕事に復帰しようと思ったら、作業環境は劇的に変わっているんだろうな、翻訳業も将来無くなる仕事の一つとしてカウントされているのをどこかで見たことある…。

    でも大事なのは新しい技術に淘汰されることを怯えることではなく、新しい技術を使いこなして、これからのニーズを探って、自分の適性と興味関心に向き合いながら仕事を作っていくことかもしれないな。と母は思った。




    ↓手に取ったきっかけのツイート
    ---
    toi toi toiさんはTwitterを使っています: 「お知恵拝借お願いします 支援学級(情緒)小6の子に、中学校はこんな所だと説明するのにいい本ある?そこから就業に向けての道筋も分かればなお良し。引越しもするので、環境がかわる不安を和らげる本が望ましい との依頼を受けました」 / Twitter
    https://twitter.com/toitoitoi11510/status/1468406987772014594?s=12
    --

  • 子供向けだけど、めちゃめちゃ良く出来てる。

    最新のキーワードが紹介されているので
    え、海外ではこんな技術が進んでるの⁉︎と勉強になるし、
    自分の仕事についての発想のヒントを貰えそう。

    合間のコーナーで紹介される社会人方々も、
    それぞれおもしろい方ばかりで良かった。

  • 読了

  • 知性とは、変化に適応できる能力だ。
    最初の言葉に圧倒。
    初めは子供向けの本かなと思ったけど大人でも共感できる本だった!特に何かを成し遂げた人のインタビューが良かった。
    やりたい、と思って進んでみた道が閉ざされても必ず他の道がある。歩んできた道は無駄じゃないということで、今を大事にいきたいなと思いました。
    あと未来は楽しいもの、その考えはとてもいいと思います。
    また、やりたいことというと大袈裟に聞こえてしまうけど、誰かのために、と身近な人たちに寄り添うことでもいいんだ、と思いました。
    原点に立ち返った感じです。

    最近、若手社員の話を聞くタイミングがあって、今の仕事が楽しい、やりがいがあると思ったことがないという衝撃的なことを聞きました。
    この本じゃないけれど、一度立ち止まって改めて自分は何ができるのか、何が好きなのか、考えてもらいたい。内省の時間は大事だし、みんな能力はあると思うのでそれを生かして生きて欲しいなと思った今日この頃でした。

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著者プロフィール

東京都浅草出身。出版社にて子ども雑誌編集、TOEICProgram(英語テスト事業)マーケティング業務をへて、2006年よりフリーランスでライター・翻訳業。カルチャー、社会、教育問題、マーケティングに関する執筆、音楽・映画関連の翻訳を行っている。著書に『お騒がせモリッシーの人生講座』(イースト・プレス)、『大人は知らない 今ない仕事図鑑100』『SDGsでわかる 今ない仕事図鑑ハイパー』(講談社)、翻訳書に『モリッシー自伝』(イースト・プレス)

「2022年 『安全、同意、多様性、年齢別で伝えやすい! ユネスコから学ぶ包括的性教育 親子で考えるから楽しい! 世界で学ばれている性教育 1時間で一生分の「生きる力」3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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