つげ義春日記 (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社
4.50
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 44
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065190678

作品紹介・あらすじ

伝説の漫画家が私生活の苦闘を描いた幻の日記、待望の初文庫化。
昭和50年代、「紅い花」「ねじ式」など自作漫画が文庫されて各社から刊行され、ドラマ化も進んで再び注目を集めていた寡作の漫画家・つげ義春。結婚して長男が生まれ一家を構えるも、新作の漫画執筆は容易に進まない。世間で求められるものと自らの志向や資質とは乖離がある。妻の妊娠出産と病気、育児の苦労、持ち家を求めての右往左往、趣味を超えてしまった中古カメラ売買の機微、心身の不調と将来への不安……様々な事件が次々と起き、悩みが尽きない昭和50年から55年(1975年~80年)の日常生活と思いを描いた幻の日記、待望の文庫化。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ずっと金の話ばかりしている!読んでいてちょっと滅入るくらい。昔だから仕方がないけど結構モラハラ気質を感じた。読んだ年配の人が「この夫婦はだめね。合わない」と言っていて、そうかーとか思った。巻末の年譜がまた壮絶でどっと疲れる。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

つげ義春(1937・10・30~ 但し生年月日は戸籍上のもの。実際は4月生まれ、日にち不詳)漫画家、東京生まれ。漫画家つげ忠男は実弟。1950年、小学校卒業後、兄の勤めるメッキ工場を皮切りに職場を転々とするうち、16歳のころより漫画家を志す。55年、『白面夜叉』でプロデビュー、怪奇ものや時代劇などの貸本漫画作品で活躍するが、貸本業界が不景気になった後、65年から漫画雑誌「ガロ」に作品を発表するようになる。67年から68年にかけて、「ガロ」やその増刊を舞台に新機軸を切り開く作品群(「李さん一家」「紅い花」「ねじ式」など)を続々発表、70年ころ、「つげブーム」が到来する。作品を発表しない時期を経て、80年代に季刊誌「COMICばく」に連作「無能の人」を発表するものの、87年「COMICばく」13号と14号に発表した「別離」を最後に漫画執筆から離れている。91年に「無能の人」、93年に「ゲンセンカン主人」がそれぞれ映画化され、旧作の再刊が続き、世間の注目を集めた。『貧困旅行記』などの随筆集でも知られる。作品は海外でも多数翻訳出版されている。2020年4月~『つげ義春大全』全22巻刊行予定。

「2020年 『つげ義春日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

つげ義春の作品

ツイートする