異世界の名探偵 2 帰らずの地下迷宮 (レジェンドノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 101
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065191354

作品紹介・あらすじ

「首なし姫殺人事件」を見事解決し、その後も難事件に挑んで、今や「パンゲアの七探偵の一人」にまで選ばれたヴァン。
 ある日ヴァンは、元冒険者で、いまはペース国の貴族となった富豪のベントの屋敷に招かれる。そこには8人の名だたる冒険者たちがいた。ベントはヴァンを含む9人に、自身が購入した地下迷宮の攻略を依頼する。その迷宮は「帰らずの地下迷宮」の異名を持ち、潜入した冒険者の大半が戻ってこなかったと言われる伝説の迷宮だった。己の腕を信じて迷宮に挑む9人。攻略は順調に見えたが、一人また一人と不審死を遂げていく。「犯人は間違いなく近くにいる!」。探偵として冒険者として、ヴァンはこの難事件を解決し、迷宮から帰還することが出来るのか!?

感想・レビュー・書評

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  • 1冊目より楽しめた。
    地下迷宮攻略中に起こる
    連続殺人って
    犯人、仲間内しかいない!的な。

    異世界の設定…「種族」とか
    「世界観」とかをひねって
    真犯人がわかった時は
    素直に「おおー!」と思ったから。

    帯の推薦文にも書いてあったけど
    ダンジョンの複雑さというより
    パーティを組んだ冒険者同士の
    心理戦こそ「謎解き」で
    もう、みんな怪しい!(笑)

  • オーディオブックにて。異世界転生探偵ミステリー2作目です。今回は誰も踏破した事の無い地下ダンジョンを舞台にした連続殺人事件のお話でした。

    ダンジョンという難しい設定の割には面白かったのですが、キリオの出番も少なくて少し物足りなく感じてしまいました。

    でもダンジョンを使ったトリックは耳で聞いているのもあって、全然分からなくて何度も聞き返してやっと理解しました。笑
    犯人も前作よりはとても分かりやすかったです。

    ダンジョンに潜るお仕事とかあったらなってみたいな。と思う描写も多く、楽しかったです。

  • 主人公の成長記が無くなった分1作目よりは良かったが、
    主人公何してたの?って感じがこれ以上続くようならもう読まない。
    読者に謎解きさせるスタイルなので仕方ないかもしれないけど、私的には途中で一旦全て終わらせて、後で答え合わせみたいなミステリー小説はあまり好きではないなー
    本筋の推理よりもサブキャラの謎の方が面白かった
    ここを掘り下げたストーリーなら続きを読みたい。

  • ちょ、続き!!
    こんなのとこで終わるの!?

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著者プロフィール

広島県出身、在住。2012年から小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿開始。代表作に『ペテン師は静かに眠りたい』(プライムノベルス・ヒーロー文庫)。

「2020年 『異世界の名探偵 2 帰らずの地下迷宮』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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