ダブル・トライ

  • 講談社 (2020年5月27日発売)
3.10
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Amazon.co.jp ・本 (356ページ) / ISBN・EAN: 9784065194867

作品紹介・あらすじ

その「トライ」は、歴史を変える。

7人制ラグビー×円盤投!
二刀流で東京オリンピック出場を目指す天才アスリートの
苦悩と奮闘を迫真の筆致で描く、新機軸スポーツ・エンタテインメント!

2018年、陸上日本選手権。ある選手の活躍が、観客を魅了する。7人制ラグビーの日本代表・神崎が円盤投の決勝に出場、日本記録に迫る成績を残したのだ。もし円盤投で東京オリンピックへの出場を手にすれば、1964年の東京五輪以来の奇跡――。前代未聞の「二刀流」アスリートの登場に世間は熱狂、神崎は瞬く間にスターダムを駆け上がっていく。一方、新興スポーツ用品メーカー「ゴールドゾーン」の岩谷は神崎の才能に着目、彼のスポンサードに向けて動き出す。

長年取材し続けた著者だからこそ到達した、スポーツの「本質」がここにある。

みんなの感想まとめ

競技の枠を超えた二刀流アスリートの奮闘が描かれ、スポーツの本質に迫る作品です。主人公の神崎は、7人制ラグビーと円盤投という異なる競技で東京オリンピック出場を目指し、観客を魅了します。新興スポーツ用品メ...

感想・レビュー・書評

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  • 7人制ラグビー日本代表が、陸上日本選手権の円盤投でも2位にくいこんだ。
    新興スポーツ用品メーカーの岩谷は、二刀流ともてはやされる神崎にアプローチをかけるが……。

    スポーツ小説。

    競技シーンや、スポーツ選手の心情は、さすが。

    スポンサー契約を取れるかどうかという、メーカー営業。
    自由を好み、二刀流を追い求める、選手。

    両方ともさらりとしたまま終わってしまった感が、やや物足りなかった。

  • ラグビー7人制代表と円盤投げの二刀流に挑む神崎とその神崎と契約を結びたい岩野が主な登場人物。全く別の競技でオリンピックを目指す神崎に商品としての価値を見出したスポーツビジネス界だが不労所得がある神崎は契約を結ぶことを拒む。プロとアマの境界ははっきりしているわけではなく、結局お金に余裕がある人が楽しむ目的でスポーツをするのがいいのか、
    最後円盤投げ専門にしていた秋野が不調から脱しオリンピックの参考記録を更新したのはやっぱり専門にした方がいいのか

  • 大谷の二刀流を意識したと思うけど小さくまとまりすぎだと思う。
    現実の大谷の二刀流が漫画チックなのに小説は真面目過ぎる。
    ラストが当たり障り無く終わっている。

  • 7人制ラグビーと円盤投げでオリンピックを目指す選手

  • オリンピック関係のスポーツ小説を4社からリレー刊行するDOBA2020の3冊目。この前のがイマイチだったけど、これは堂場さんのスポーツ小説らしく面白かった。7人制ラグビーと陸上競技の円盤投げと云う全く違った競技で、共にオリンピック出場を狙う選手と、彼の存在でラグビー人気を上げたいと思うもとラグビー代表候補のスポーツメーカー社員。2人のやり取りがなかなか面白い。最後の方はコロナのない2020年の春。いや、まさかこうなるとはねえ・・・ 早くそういう日に戻って欲しいものだ

  • 105久しぶりのスポーツモノでしたが、スポーツとビジネス、それに金銭や人脈が重なってなかなか複雑な作品でした。でもやっぱり単作モノよりシリーズを続けて欲しいなあ。

  • だめ

  • 7人制ラグビーと円盤投げ二刀l流でオリンピックを狙う神崎。ただやりたいからやる、おもしろいからやる、楽しいからやる…。金銭的に不自由のない環境にあるとはいえ、世俗の欲望とは一線を画す彼の姿勢がさわやかだ。本来スポーツとはそういうものなのかもしれない。いつものように途中で(神崎が投げたところで)で終わるのかと思ったら本作品はしっかり最後まで完結!堂場作品にしては少し物足りない感もあり。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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