- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065196625
作品紹介・あらすじ
天下四国は、天が王を定める東西南北の四つの国。
南方に位置する「徐」の元王様・飛牙は、天に帰れなくなった天令の那兪を連れて東国の「越」へ。正王后の立場にある自らの大伯母を頼っての入国だったが、現在の王家は瀕死の王のもと、同い年の王子ふたりが跡目争いの真っ最中で、飛牙はまんまと巻き込まれてしまう。さらに折悪しく「屍蛾」と呼ばれる暗魅の大発生が重なり、越は未曾有の危機を迎えていた……。シリーズ第三弾!
感想・レビュー・書評
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東の越国後継争いに巻き込まれた元王様。軟禁中に大発生した暗魅に立ち向かう羽目に!?
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話の流れは想像がつく…それが悪いわけではなく、地の文が少ない……ファンタジーというのは地の文による世界観の描写が持ち味だと思うな……
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みんなに好かれますね、飛牙さん。
お陰でこの物語には「敵」みたいな人がいなくなっちゃった。
人たらしもいいとこです。
そしてその人たらしはみんなを救わなくちゃ気が済まないみたい。
それが「王の器」と言えるのかは難しいところですが、人を惹きつけ協力させる力があることは確かなようです。
みんな救えたらいいんですけどね。 -
軽そうなのに、色々考えていそうなふしもある飛牙。辟易する時もあるけれど、やっぱり好きだなぁ。この軽さは真似できない。今一番心配なのは那愈、今までと同じ彼にまた会いたい。どうか無事で。
著者プロフィール
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