インタビューというより、おしゃべり。担当は「ほぼ日」奥野です。

  • 星海社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065199428

作品紹介・あらすじ

有名無名を問わず、「とにかくおもしろい人」だけを約15年間に渡ってインタビューを行ってきた、ほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)の奥野武範さん。「ひとつでも聞きたいことがあれば、すぐにでも会いにいく」という奥野さんのインタビューは、しばしばその場で脱線し、思いもよらない素敵な終着点にたどり着いたものばかりです。本書は、そんなほぼ日・奥野さんが総勢300名以上に伺ったインタビューのなかから、選りすぐりの13本を収録した一冊です。どのお話も、いい意味で「不要不急」。だけど、頭抜けておもしろい13の「おしゃべりのようなインタビュー」を、どうぞお楽しみください。(本書編集担当・築地教介)

装丁:大島依提亜
装画:西山寛紀

(本書収録内容)
【まえがきにかえて】
「この本のタイトルに「おしゃべり」とあるのですが。」

【収録インタビュー本編】
柄本明(俳優)

吉田勝次(洞窟探検家)

鈴木金太郎(自転車販売・修理業)

山口晃(画家)

巴山将来(友人)

原一男(映画監督)

山崎努(俳優)

Nさん夫妻(会社員と主婦)

佐々木昭一郎(映像作家)

ピエール・バルー(詩人・歌手・俳優)

窪塚洋介(俳優・アーティスト)

坪井善明(政治学者・早稲田大学名誉教授)

【あとがきにかえて】
「ほぼ日・奥野武範さんに、古賀史健さんが聞いた「インタビュー」について。」

【その他】
各インタビューの最後に、ほぼ日・奥野武範さんによる本書書き下ろしコラムを収録。

感想・レビュー・書評

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  • 【きっかけ】
    ほぼ日
    インタビューという手法に興味があった

    【気づき】


    【コメント】
    最近ヘビーな本を読んでるから、案外味を感じられなかった。
    少し読みにくい。インタビューとしての素朴さを残しつつきちんと編集を施すことも大切だと思った。

  • こんなインタビュー記事は広報誌だと難しい。けどたった一つでも聞きたいことがあればインタビューに行く、という気持ちは持っておきたい。

  • すごい。インタビュアー自身が感動してしまう話が山盛り。この方の対象者への興味・姿勢と言葉に対する感性に感嘆する。インタビューも面白いが、インタビュー後のコラムが素晴らしい。
    インタビュー自体はウェブでも読めるらしいけど、コラムは紙の本だけのようです。

  • インタビューを受ける有名無名のあらゆる人間より、する側の人間にスポットを当ててまとめられたちょっと珍しい一冊です。

    実際のインタビューが活字になるまでには「何を残して、何を削るか」という編集上の取捨選択を経るため、聞き手として主体的になにかを語ることはなくても、こういった形で書籍になることは、「語る・書く」とは違った「まとめる」という表現の面白さを教えてくれます。

    本書でも語られていますが、特に柄本明さんの語り口の編集し具合(あるいはしなさ具合)のくだりは、編集裏話として読んでもとても面白いです。

    ただWEB上のオリジナル版は、テキストの間に挟まれる写真も魅力的なのですが、本書はそのへんが結構ばっさりとカットされていて、欲を言えばそこも欲しかったなぁと感じました。

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著者プロフィール

1976年、群馬県生まれ。編集者。早稲田大学政治経済学部卒業。株式会社宝島社にて雑誌編集者として勤務後、2005年に東京糸井重里事務所(当時。現在の株式会社ほぼ日)に入社。2023年で創刊25年、毎日更新を続けるウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の編集部に所属。主にインタビュー記事をつくっている。ときどきポップデュオ「レ・ロマネスク」のライブ・コンサートでギター係をつとめることがある。

企画・構成・文を担当した書籍に『インタビューというより、おしゃべり』(星海社)、『世界を見に行く』(石川直樹・著/リトルモア)、『レ・ロマネスクTOBIのひどい目。』(レ・ロマネスクTOBI・著/青幻舎)』がある。他に、はたらく人たちの悩みに33名の著名人が答えた『33の悩みと答えの深い森。』(青幻舎)、14人の編集者にインタビューした『編集とは何か。』(星海社新書)、甲本ヒロトや山口一郎など5つのバンドのフロントマンにインタビューした『バンド論』(青幻舎)、画家・笹尾光彦の「謎」に迫った『赤の謎』(リトルギフトブックス)など。

「2023年 『常設展へ行こう!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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