7人の名探偵 (講談社文庫)

  • 講談社
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本棚登録 : 295
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065200438

作品紹介・あらすじ

全編書き下ろし新本格アンソロジー。

綾辻行人「仮題・ぬえの密室」
歌野晶午「天才少年の見た夢は」
法月綸太郎「あべこべの遺書」
有栖川有栖「船長が死んだ夜」
我孫子武丸「プロジェクト:シャーロック 」
山口雅也「毒饅頭怖い 推理の一問題」
麻耶雄嵩「水曜日と金曜日が嫌い ──大鏡家殺人事件──」

感想・レビュー・書評

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  • 個人的には我孫子さん、法月さんの作品が好きでした。

    この本を読むことで、まだ読んだことのないミステリー作家に出会えるところが良いですね!私はこれをきっかけに、我孫子さんの『8の殺人』を読みました。

    ミステリー・推理ものだと、赤川次郎、東野圭吾、綾辻行人しか読んだことがなかったので良いきっかけになりました。

  • 祝文庫化!
    30th anniversary 新本格ミステリ30周年 ※2017年
    http://book-sp.kodansha.co.jp/shkm30/

    『7人の名探偵』(綾辻 行人,歌野 晶午,法月 綸太郎,有栖川 有栖,我孫子 武丸,山口 雅也,麻耶 雄嵩):講談社文庫|講談社BOOK倶楽部
    https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000342702
    https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000213281

  • 麻耶や有栖川、法月はおなじみのキャラクターで安心して楽しめた。我孫子と歌野は多少方向性が被ったけど。綾辻の作品は改めて新本格ミステリの歴史を振り返りつつ読むと、しみじみと感慨深い。それぞれの作家の「らしさ」が堪能できる作品集。

  • 新本格30周年の記念アンソロジー。
    新本格に夢中になってたのが20年前くらいなので、思えば自分も年をとったものだなあと。あと、出産~育児で読書から離れていたのもあり、これで久しぶりに読んだ作者も結構いたりして懐かしくなった。
    全体を通して、ストレートな本格の割合が低くて、結構意外だった。全員の個性が良く出ているというか。意外とみんなゴリゴリの本格というわけではないんだねえ、なんて思った。でもそれがつまらないわけでは無くて、それもとても楽しめた!!

    ○「水曜日と金曜日が嫌いー大鏡家殺人事件―」
    麻耶雄嵩らしい。「7人の名探偵」と言われてメルカトル出してくるのがすごいと思ってしまった。でもやっぱりデビュー作の探偵だものね。個性がすごい。
    day to dayの企画の作品で、「諸事情で家を焼け出され」みたいな記述があり、何かしらの事件に巻き込まれたりしたのかな、不運っぽいしな、と思っていたら、この、最後にとってつけたような一文で大笑いしてしまった。ひどい……。

    ○「独饅頭怖い 推理の一問題」
    山口雅也ものすごく久しぶりに読んだ。面白かったけど、うーん。なんとなく「7人の名探偵」に私が求める物とは違うというか。

    ○プロジェクト:シャーロック
    我孫子武丸も久しぶり。これ面白かった。我孫子武丸らしい、という感じがするけど、久しぶりに読んだので、そこらへんは最近はどうなのかな。違うのかも。私が読んでいた頃の我孫子武丸っぽさ。こういうガジェット的な物を取り込んでいくのがやっぱりうまいんだと思う。
    短くスッキリまとまってて、新本格30周年の探偵の世界とは?って思ったりした。

    ○船長が死んだ夜
    ストレートな本格。「カナダ金貨」で先に読んでいたけど、読み返してもやっぱり端正な文章で好きだなあと思う。

    ○あべこべの遺書
    こちらもストレートなミステリ。法月綸太郎も久しぶり……。分かりやすい文章で好きだな。
    法月綸太郎はやっぱり短篇が好き~。
    完全に最後まで事件を見届けられないところが法月綸太郎のキャラクターとしての限度なのかな。警視とその一般人の息子というコンビだと……。

    ○天才少年の見た夢は
    面白かったけど、ネタかぶりが……。読んでるうちに、「あ、これは……」ってわかってしまうものね。でもすごく面白かった。全く別の短編集とかだったらすごくよかったのに……。
    実は歌野晶午は初めてだったので、このあといくつか読んでみたいなって思った。読もう!

    ○仮題・ぬえの密室
    これはミステリ……なのか?笑
    ちょうどウロボロスシリーズ、しかも基礎論を読んだばかりなのもあり、またしても実名小説!みたいな気持ちになりながら楽しめた。しかも、ウロボロスだとかなりメイン人物扱いの綾辻先生視点の……。ってまた現実と小説がごっちゃになってしまう。
    有栖川ファンはドキドキしちゃったねえ……。

  • どの作者名を見ても、ミステリ好きなら知らない者はいないと言ってよい作家ばかりで、その人たちの個性が感じられるアンソロジーなのである。
    7人の名探偵とは、とりもなおさず作者達自身のことであり、この名探偵達の生み出す世界にゆったりとひたるのがよい。
    とはいえ、一つ一つは決して長くないので、どんどん読み進めることができる。

  • 97作品目( * ॑꒳ ॑* )♪アンソロジー作品を読むのは、初めてです。読み始めて、(。-_-。)ウーン失敗だったかな…と思ったけど、有栖川有栖さんの船長が死んだ夜を読み始めてから、ページ捲るスピード早くなりました(*´艸`*)ァハ♪この7人の作家さん達で、歌野晶午さんと綾辻行人さんしか読んだことなかったので、有栖川有栖さんの小説読んでみたいかなぁと思った( * ॑꒳ ॑* )♪特に綾辻行人さんの本格なのか?って思ったりしたが、実体験の事を書かれていたならば、凄い嬉しい(๑´ლ`๑)笑

  • 綾辻行人/歌野晶午/法月綸太郎/有栖川有栖/我孫子武丸/山口雅也/麻耶雄嵩の7人の新本格ミステリの旗手による、豪華な豪華なミステリ・アンソロジー。
    有栖川有栖の火村英生とかも出てきますが・・・名探偵?の定義って、何でしょう?
    (んなモンあるのか??)
    本格ですが、私的には・・・??? な、感じでした。

  • ミステリーアンソロジー7作品短編集。あとがき解説無。
    新本格30周年記念に寄せて7人の名探偵を一気に味わえる心にくい演出です。
    順に読み進め7作目の『仮題・ぬえの密室』に全てが集約され、ずっしりとした本格の歴史を感じました。これから読まれる方にも入りやすい作品を探すのにお勧めです。

  • 千差万別。『船長が死んだ夜』『あべこべの遺書』は従来っぽい。『仮題・ぬえの密室』はミステリと呼べるのかな。

  • それまでSF一辺倒だった読書歴がミステリへと変わって行くきっかけが、綾辻行人著「十角館の殺人」でした。その後、次々に現れる新人作家の「新本格ミステリ」を読み漁っていた当時が懐かしいですね。当然ながら、馴染み深い名前ばかりが並んだアンソロジーです。そして、この本が与えてくれるのは、熱気あふれる「新本格ムーブメント」時代へのノスタルジーです。

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著者プロフィール

1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業。同大学院修了。1987年に『十角館の殺人』で作家デビュー。「新本格ムーヴメント」の先駆けとなる。1992年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。『水車館の殺人』『暗黒館の殺人』『奇面館の殺人』など、「館シリーズ」と呼ばれる一連の長編は現代本格ミステリを牽引する人気シリーズとなった。ほかに『緋色の囁き』『霧越邸殺人事件』『眼球奇譚』『深泥丘奇談』『Another』などがある。2018年、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2021年 『十角館の殺人(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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