それでも気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065201725

作品紹介・あらすじ

人気シリーズ第2巻ついに文庫化!収録されているのは、松屋、モスバーガー、ジョナサン、いきなりステーキ、ミニストップ、無添くら寿司、どさん娘、ミスタードーナツ、名代 富士そば、串カツ田中、崎陽軒、洋麺屋五右衛門、伝説のすた丼屋、はま寿司、家系ラーメン、さくら水産、ステーキハウス88、大阪王将、ねぎし、コメダ珈琲、ゴーゴーカレー、磯丸水産、養老乃瀧、すしざんまい、京樽など、誰もがきっと食べたことのあるおなじみのチェーン店ばかり。著者独自の視点から、各店の魅力と栄枯盛衰を綴る。

感想・レビュー・書評

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  • 松屋、富士そば等人気チェーン店36店の醍醐味とやまぬ愛を綴るエッセイ、待望の第2巻。

  • 二番煎じなのは否めないけれど、前作と同様に生活風俗の記録として価値は残る。にしても、すっかり中年ライターに堕してる感が強く、この調子で第三弾も続くというのはさすがにどうかしら?

  • シリーズ第二弾。オリーブの丘が放った刺客「ボロネーゼドリア」が298円とサイゼリヤより1円やすいのに涙を誘われたり。沖縄の天一でおそらく米兵さんたちが「ギョーテイ」「ギョーテイ コッテリ」とこなれた注文を唱えてて、将来国に帰った時に社会復帰が心配といらぬお世話を。ゴーゴーカレーの金沢ではなく東京発祥で、金沢上陸の、NY出店というとびっぷり。美味しく安くを追求してつぶれてしまった牛丼太郎から飛び出した三人が継いだ丼太郎の物語。といったあたりが特に印象に。第二弾でネタがつきるかとおもいきや、モス、松屋、ミスド、串カツ田中、すた丼屋、五右衛門、大阪王将、家系ラーメン、コメダ珈琲店、すしざんまい、とけっこう馴染みがあるところも残ってたなあという思い。

  • 散歩の達人で連載されているコラムお書籍化第二弾。日頃よく行くお店が他の人はどう思っているのか、よく分かって面白い。

  • はーべすと
    オリーブの丘
    いわもとQ
    気になったが、なかなかないお店。

  • 著者も言っているように、何書いてあったのかあまり覚えてないというか、いわもとQって凄かったんだな、ってかんじ。けど、一番読みどころと思ったのは、文庫版の後書きだった。まさか、チェーン店でメシを食べることができない時代が来るなんて、筆者だけでなく、誰が考えただろうか。世界が変わるちょうど境目がこの本にはある。
    本当に、以前のような日常になるのであれば、自分もチェーン店ばかりでメシを食べると思う。だから耐えて。

  • 前作を読んだ時の感覚ではもはや読めない。もしかしてこれこそがコロナ禍文学なのではないか。

  • ホントは、こだわりの料理人が腕を揮った逸品や愛妻が心を込めて作った料理に舌鼓を打ちたい。でも気がつけば、チェーン店に入ってしまう。それは気軽で便利で美味しいから。長年の取材で蓄えた人気の36店の醍醐味を、愛情&ユーモア満載に綴った人気エッセイ第2弾。

    お世話になっているチェーンもあるが、コロナ禍でどうなるのか心配。

  • 202007/

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著者プロフィール

1975年生まれ。神奈川県茅ケ崎市出身。ライター、コラムニスト。著書に『気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている』『それでも気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている』『プロ野球最期の言葉』『4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ涙の球団史』『止めたバットでツーベース』『ドラフト最下位』など。

「2023年 『地方に行っても気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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