宝石の国(11) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
4.20
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本棚登録 : 1233
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065202241

作品紹介・あらすじ

宝石たちは、フォスに誘われて月に向かった者たちと、地上に残り、金剛先生と新たな関係を築こうとする者たちにわかれていた。地上の宝石に砕かれて二百二十年後、金剛先生によって復元されたフォスは、金剛に再度祈るように迫るも、地上の宝石に気づかれて追われる身となった。ルチルに見つかり絶体絶命のところに月より現れたのは、「あの」宝石だったーー。

感想・レビュー・書評

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  • 話の流れとしてはめちゃめちゃ面白い。
    間違いなく鬱漫画ではあるが。
    キャラクターに感情移入してしまう人は
    気をつけた方がいい

  • 定期的に買う地獄ですな…
    最新刊が出る度に、今が1番地獄…前はまだよかった…っていうの更新し続けているのほんとすごい、地獄が深まる

    特にカンゴームが姫となってからは
    エクメア姫コンビにもやもやしている
    自分でもどの感情なのか、どこが引っかかっているかわからん
    姫の豹変?エクメアきもい?2人ともひどい?フォスかわいそう?一周まわってエクメア姫すきってなった時もあったけど、今巻読んでだめだった
    また次の巻読んだら変わると思うけど
    今んとこ、2人がフォスのことある意味見下してることに嫌悪感かも。どーでもいいし、あんまり興味無い。それでも冷たく見下している。な、なんなん…こいつら…
    でももしもエクメアが姫のこと裏切るとかしたら、それはそれでやめろーーーとなる…
    こんなもやもやさせられるのも、自分の感情考えさせられるも面白いなって思います。

  • 変わり果てた姿となり「生の終わりを願うに足る絶望と復讐すら覚えた」宝石・フォスフォフィライトが、同胞であった宝石たちの国へ侵攻するまでを描く第11巻。武装して船に座すフォス一行は、おぞましいながらも格好良い。
    フォスという存在の形成過程やその意義が改めて定義されるけれど、その在り様はただただ物悲しい。この巻までのフォスの全てが、月人・エクメアの目論見通りであることが示されたところだけれど、ここから先、フォスの在り様が、予めデザインされた道具の域を超えていく展開を見たいと思う。

    特装版の特典『図説 僻宇宙Y-3579203181277圏 Ⅰ 生命体と文化』も読み応えがあった。あたかも作中世界が実在しているような体で、一冊の専門書を作ってしまうノリは相変わらず楽しい。

  • 只々、心が痛い。
    ストーリー的にフォスが完全に生贄になるだろうことは途中から薄々感じていましたが、こんなに報われないことがあるだろうか。
    誰よりも自分以外の幸せを願ったこの子に、どうか愛と安らぎを。

  • 【あらすじ】
    宝石たちは、フォスに誘われて月に向かった者たちと、地上に残り、金剛先生と新たな関係を築こうとする者たちにわかれていた。地上の宝石に砕かれて二百二十年後、金剛先生によって復元されたフォスは、金剛に再度祈るように迫るも、地上の宝石に気づかれて追われる身となった。ルチルに見つかり絶体絶命のところに月より現れたのは、「あの」宝石だったーー。

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • それぞれがそれぞれの信じる幸せのために踠いている。
    フォスは色々混ざり合って、純粋なフォスフォフィライトではなくなって、ニンゲンになって次は何になるんだろう。死神?続きを読むのが怖いけど、読めないのはもっと怖い。

  • ただただフォスが救われて欲しいし幸せになって欲しい。空虚を満たすためにがむしゃらに生きてきただけなのに。金剛に言った言葉をアンタークから言われる夢をみてしまうのしんどい。

  • ただただつらい。次の巻で幸せになるのか、、

  • 久しぶりに読んだらフォスどうしてこうなっちゃった?ダイヤ性格変わったな!読み直さないと...。

  • 12巻の発売に合わせて復習…のはずが、全然記憶になかった。なんで既読ついただろう。不思議。
    フォス怖ーい!

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著者プロフィール

投稿作『虫と歌』でアフタヌーン2006年夏の四季大賞受賞後、『星の恋人』でデビュー。初の作品集『虫と歌 市川春子作品集』が第14回手塚治虫文化賞 新生賞受賞。2作目の『25時のバカンス 市川春子作品集 2』がマンガ大賞2012の5位に選ばれる。両作品ともに、市川氏本人が単行本の装丁を手がけている。

「2022年 『宝石の国(12)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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