- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065205464
作品紹介・あらすじ
人気子役の誘拐事件。その父は、かつて投資詐欺事件を主導した村野の因縁の男だった。大人気文庫書き下ろしシリーズ第7弾!
感想・レビュー・書評
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犯罪被害者支援課7作目。
久しぶりにこのシリーズを読んだので、ちょっと忘れ気味で村野に感情移入しづらかった。
人気子役の少女が誘拐された事件、別の火災の事件、支援課の村野がここまで捜査で活躍してしまうのは無理があるような…。
読みやすいシリーズなのだが、今作、被害者支援よりも捜査がメインだったのは残念。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
'22年11月4日、Amazon audibleで、聴き終えました。シリーズ七作目。
うーん…文句なく、面白かったです!
子供の誘拐事件…重いテーマで、身構えましたが…それほど重さは感じなかったです。
この、「さほど重くはない」のが、堂場作品の魅力かな、と思ってます。それでいて、主人公のカッコよさ!ラストの、ソウイチへの復帰を打診されるシーン…シビレました!ハハハ!
子供の頃、「正義の味方」警察官に、憧れていました。その気持ちを、思い出させてくれる本シリーズ、大好きです!やはり、僕にとっての警官は、正義のヒーローです!
さあ、八作目へ! -
捜査の本筋部署ではないのでやはり無理がある。強引に捜査参加してるし。各部署で活躍した主人公たちが遂に捜査一課に集結して難解な事件に挑む!という未来が予想できた。
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シリーズ物と知らずに読んだ。
そのせいか村野が子役の父親をクソ野郎と思う気持ちがイマイチわからず、もったいなかったかな。
誘拐が1週間近く動かなかったのはそういうことだったのか!やっぱり普通の誘拐じゃなかったんだ。 -
「警察小説史上、最も読者に近い」と謳われ、ユニークな課を扱ったこのシリーズも、はや7作目。
被害者に寄り添うこのような課が警視庁にあれば(室としてはあるらしい)という著者の願望も込めてのシリーズだろう。
今回は、有名子役が誘拐されるという事件がメイン。
しかし、新しい課長と何故か折り合いの悪い村野は、この事件の担当から外される。命じられたのは、火事で焼死した女性の家族への対応。
一見何の繋がりもないこの二つの出来事が、次第に関係してくるのが小説の妙だろう。
誘拐後解放された少女から事情を聞く担当者の名前がなつかしい。『ラストライン』で、主人公の岩倉の相棒を務めた伊東彩香。他の作品の人物を、しばしば別のシリーズで登場させる著者の手法を「否」という読者もいるだろうが、ファンにとってはそれも楽しみのひとつだけどね。 -
警視庁犯罪被害者支援課シリーズ7作目です。
このシリーズも好きです。
被害者に丁寧に寄り添ってくれる村野。
後輩の安藤梓もしっかり支援課の一員として活躍できる様になってきた。
今回は、人気子役の誘拐と一人暮らしの女性の死が支援課に応援依頼が来た。
一課の大友が出てきて嬉しかったです。
「アナザーフェイス」も大好きなシリーズでした。 -
なんで女性がみんな名前呼びなんだろう。
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10月-24。3.0点。
被害者支援課。人気子役の女児が誘拐される。女児の父親は離婚しているが、元詐欺師。
一方、火災で亡くなった老女の家族は身元引き受けを拒否し。。
いつもの感じで読みやすい。シリーズももう7作目、アナザーフェイス大友の登場頻度が高くなってきた。 -
支援課村野は過去の因縁のため、誘拐事件の支援担当を外される。その後、発生した火災事件で、被害者の夫を支援しようとしたところ、意外な展開にすすんでいく。停滞していた誘拐事件が進展し、一気にいろいろなことが明るみになっていく。
著者プロフィール
堂場瞬一の作品





