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Amazon.co.jp ・本 (290ページ) / ISBN・EAN: 9784065205785
作品紹介・あらすじ
第42回吉川英治文学新人賞受賞作!!
時間も金も、家族も友人も贅沢品だ。
共感度120%で大反響、続々重版!
「響け! ユーフォニアム」シリーズ著者が、息詰まる「現代」に風穴を開ける会心作!
遊ぶ時間? そんなのない。遊ぶ金? そんなの、もっとない。学費のため、家に月8万を入れるため、日夜バイトに明け暮れる大学生・宮田陽彩。浪費家の母を抱え、友達もおらず、ただひたすら精神をすり減らす――そんな宮田の日常は、傍若無人な同級生・江永雅と出会ったことで一変する!
愛情は、すべてを帳消しにできる魔法なんかじゃない――。
息詰まる「現代」に風穴を開ける、「響け! ユーフォニアム」シリーズ著者の会心作!
みんなの感想まとめ
厳しい環境に生きる若者たちの姿を描いた本作は、主人公が毒親との葛藤を抱えながらも、出会いを通じて少しずつ成長していく様子が印象的です。大学生活を送りながら、経済的な負担や孤独に苦しむ主人公が、同級生と...
感想・レビュー・書評
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超推し★5 キツイ環境と時代を生きる若者たちの諦め… 愛おしい彼女たちに乾杯 #愛されなくても別に
■あらすじ
コンビニでアルバイトて学費を稼ぎながら大学に通う主人公。彼女は自らの娘を縛り付ける経済観念がない母親と暮らしていた。
お金も助けてくれる友人もいない彼女、それでも母親の愛情を信じてひたむきに生活していたが…
■レビュー
めちゃくちゃ面白い!
人によっては生き方が変わるレベル。
武田先生は性格の悪い人間や負の感情を描くのがとってもお上手なんですが、特に本作は完成形! マイナスな心情描写がめっちゃ深く、緻密に、表現豊かにしたためられています。しかも文章が美しい。
正直、これほど不幸を背負った人物の心情が胸に突き刺さった作品は他にないです。もう完璧。
そしてなにより恐ろしいのは、本作の登場する若者たちが言っていることが、すべて「正しい」ところ。ひたむきで、能力もあって、合理的に生きていても、若者たちは救われない。
本書の主人公と友人たちを見ていると、ホント涙が止まらなくなる。
彼女たちは人間の業や執念といった渾身の恨みつらみをもっているのではなく、いつもカバンにぶらさがっているキーホルダーのように不幸を身に着けている。戦うわけでもないが、腐っているわけでもない。ただ冷酷な目で世の中をみて、それでも社会の一人として生きている。
彼女たちに熱を全く感じない。冷たい。
それでも最後に主人公が見つけた、ひとつの温度…
とても素敵な一冊でした。
■推しポイント
若い子たちの出会いの場として活用されるマッチングアプリ。20代は50%以上の利用率。理想のパートナーを見つけるために、または人間関係を豊富にするために、大人気のサービスになっています。
確かに素晴らしいサービスですが、どんどん最適化されると男女の出会いはどうなっていくのでしょう?上位の人たちは確実に売れていき、底辺の人たちは確実に売れ残る。白黒はっきり区別されていく。
合理化がどんどん進んでいくと、敗者ははっきり区別され、「諦めることが当たり前」になってしまうんです。はたして、これは希望のある世の中でしょうか。
これからを生きる若い皆さんには、どんなに難しい課題があっても、ひどい家庭環境、経済状況であっても、諦めないでほしい。きっと本書の彼女たちのように、人との出会いが救ってくると信じて。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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ゆうママさん。こんにちは♪
明日、ケーズ電気の人が、パソコン、見に来てくれるのですが、それで、ダメなら、どこかにパソコン送らないと、いけな...ゆうママさん。こんにちは♪
明日、ケーズ電気の人が、パソコン、見に来てくれるのですが、それで、ダメなら、どこかにパソコン送らないと、いけないみたいで、面倒くさいです。
買い換えになったらどうしよう?
まだ、3年しか、使ってないのに~!
さみしいなんて、言ってくださるの、ゆうママさんだけですよ。
ありがとうございます。
あんまり、長くかかったら、スマホからちまちま、打ち込んで、投稿したくなるかも。2022/04/15 -
わっ~エスキース読んだんだ、とコメントしていました!
コメントが交差したようですね!アハハ
まことさんが私の中で特別なのは、男性だと思ってい...わっ~エスキース読んだんだ、とコメントしていました!
コメントが交差したようですね!アハハ
まことさんが私の中で特別なのは、男性だと思っていたからです。
パソコン、早く直りますように2022/04/15 -
2022/04/15
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宮田や江永の毒親との闘い。
淡々とクールに語られていて余計に痛々しい。
結末はとても感動した。最後の20ページほどは目頭が熱くなり読み進めるのが辛いほどだった。
「愛されなくても別に」
ーなんてポジティブな言葉なんだろう!
2020年のオリンピック上手くいかなきゃ面白いのにと思っていた宮田は、ハタチの誕生日とともに、居場所を自分自身の力で手に入れた。
宮田の呪いが通じてオリンピックは2020年に開催されなかったけど、きっと、世界中の皆不幸でなくても自分は生きててもいいんだ、と思えるようになっただろう。
大きな救いのある一冊。 -
フォロワーさんの感想を読んでAmazonでポチって積読していた一冊。
評価の高い本だったので気になっていた。
これは、所謂毒親を持つ大学生の話。
宮田の両親は離婚し、母親と暮らしていた。
母親の収入は決して少なくはないのだが、使い方に問題がある。
宮田はバイトをしながら家事も行い、家にもお金を入れて大学にも通う。
そんな宮田が、父親が殺人犯だと噂の江永と出会い、ひょんなことから同居することになる。
重たいテーマなのに、重さを感じることなく、さらさらと読みやすい。
若者の生きづらさを描いているというが、実際にこのような環境の大学生って多いんだろうか?
我が家が平和過ぎるのか?どこかこれは完全にフィクションだから、と決めつけて読んでいる自分が居る。
私には共感できる本ではなかったが、ここまで評価が高いのは、心に響く何かがあるのだろう。。。
不幸自慢しあえるほどの2人だが、2人でいられることで少しずつ変化が。
不幸には違いないのだろうけど、2人の強さなのか、生き様が清々しいのか、最後まで目が話せない物語だった。 -
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2023/01/21
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2023/01/21
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2023/01/21
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毒親がテーマの作品です。江永も宮田も、親にされてきたことを淡々と語れてしまうことが、その耐えてきた年月を感じさせ、痛々しかったです。
親だから、愛してくれたから、自分も返さないと。そうしないと、ひとりぼっちになってしまう。恐ろしい呪いだと思います。 -
重いテーマなのになんだかキラキラしてる。
描写もすごく素敵。
色んな毒親が出てくる。自分も毒親持ちだから感情移入しまくってしまった。
宮田と江永の会話が時々微笑ましかったりして、それも魅力。
終わり方も良かった。
もっと読んでたかったなあ…
親でも子でも1人の人間で別の人格なんだよね。やっぱり。
親だから、家族だからって無条件に愛せるわけじゃない。
なんだか自分も救われた気がする。
表紙も素敵だったし、読んで良かった。
こちらの作品に出会わせてくださったブクトモ様に感謝\( ´ω` )/ -
冷め切った現実から自立していく姿をリアルに描いたような作品。
愛されなくてはならないという強迫観念を捨て、自分だけの自由を手に入れる勇気をもらった気がする。 -
「響け!ユーフォニアム」の作者の作品と思って読んだら、やけどするぜ!
この振り幅に感動!!
オイラは断然このタッチがいい。
「共感」と「爽快」な一冊(オイラとしては)。
響け!ユーフォニアムの読了あるいはアニメを見た後に、ご一読をお勧めします。 -
感想
筆者の作品として響けユーフォニアムしか読んだことがなかったので、こういうシリアス系の作品もあるんだとびっくり。
ネグレクト、過干渉、親にも色々ある。人生過ごすだけでしんどい人もいる。
あらすじ
宮田は大学生。友達もおらずほとんどの時間をコンビニのバイトで過ごしている。
同じコンビニのバイトで江永に出会う。彼女は親が殺人犯という噂で中学の頃から母親に体を売れと言われていた。
江永の親が自分より毒親であり、そのことを話すうちに仲良くなる。江永から奨学金振り込みを確認した方が良いと言われる。また、久しぶりに父親に会い、滞っていたと思われる養育費が払われていたことに驚き、やるせなくなり、衝動的に家を出る。
そこから宮田は江永の家に転がりこみ一緒に暮らす。同じ大学の木村がバイトをしたいと言い出す。お金持ちなのにバイトをする理由を尋ねると宇宙様という占い師にお布施しているということで、宮田と江永は宇宙様に会いに行く。
木村は過干渉の親から逃げたいために宗教に入ったが、宮田と江永が母親に連絡し、連れ戻される。
その後、二人での生活に安らぎを感じ、宮田は母親に見つけられるも、家族を辞めると宣言して逃げ帰る。江永と一緒に暮らしていくことにしたのだった。 -
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主人公陽彩はもうすぐ20歳の大学生。
だから自分のその頃のことを思い出しました。
母が一種の毒親(方向は水宝石の母と一緒)と
当時の私は全く気付かなかったから
もしあの頃この本を読んでいたら
「うちは良いお母さんでよかった」と思ったことでしょう。
私は愛されたかった。
でも「愛する形は人によっていろいろあるんだ」と
今は思います。
友達ともうまくやっていきたかった。
陽彩や水宝石のように単独行動はありえなかった私。
だから傷ついた。
今はどんどん一人で行動。
勉強もろくにせず、来年からは嫌でも社会人だからと
バイトもあまりしなくてお金もなかったあの頃。
あれがあったから今は毎日を凄く楽しく過ごせるんだなと思う。 -
母親が可哀想に思えて、愛してくれているし、と自分を犠牲にしてしまう。
そんな母親を『クソ親じゃん』って言ってくれる存在ができてほんとよかったなと思った。
その渦中にいると気づけなくて、死んでしまいたい気持ちを抱えて生きる感じがよく伝わってきて、そこから脱して、『家族をやめる』と言えたことはほんとよかった。 -
それぞれタイプの違う"毒親"に翻弄され生きてきた、女子大生3人の葛藤と決断のお話。
想像以上にヒリヒリした内容だった。
子供は親の所有物じゃないよね、、
愛するが故に過保護すぎるのもまた子供を縛って苦しめてしまうし、距離感って結構難しいのかも。
小さい子どもは虐待されてても、母親を求めて愛されようとする事が多いと聞くけど、これくらいの年齢になってもなかなかそこから抜け出せないものなんだなぁ、、
江永と出会えて良かった
愛されなくても別にいいじゃないか
自分が自分らしくいれる事が1番幸せなんだと思う。
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主人公宮田の、皮膚を一枚剥がされた様な、痛々しい感情に心揺さぶられた。毒親からの仕打ちにも耐え続ける宮田が、江永と言う同級生との関わりで変わって行く様が凄く良かった。人生が豊かになるツートップに、パン屋とケーキ屋をあげた江永に呼応して、宮田が近所にあったら嬉しい店にピザ屋を挙げる所が哀しかったが、希望に溢れる終わり方に涙が出た。
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『愛情は全てを帳消しにする魔法じゃない。』毒親の呪縛から逃れる為の言葉だ。
この作品の中で芳香剤が頻繁に描かれている。
臭い匂いを吸い取る。それは偽りの家族の愛情を吸い取る様に。
お互い毒親をもつ宮田と江永との共同生活は「他人に愛されなくとも幸せに生きることを許されたい」
そんな題名を覆す言葉だ。
宮田の20歳の誕生日に江永と共に帰路に着く姿は、将来の幸せに満ち溢れていた。
もう、まやかしの芳香剤はいらない。
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響け!ユーフォニアムは好きでアニメをみていたものの、実際に武田綾乃さんの小説を読むのはこれが一冊目。吉川英治文学新人賞受賞作。同い年。
毒親に苦しむ大学生の宮田陽彩と江永雅は、深夜のコンビニバイトを通じて親交を深めていく。
親について、社会について、貧困について考え、それぞれ産み落とされた環境でもがきながら成長していくストーリー。
結構救いのない重めの設定と展開ではあったんだけれど、どんな酷い仕打ちを受けてもめげずに日常をこなす陽彩と雅のキャラクターが生き生きと魅力的で、良い意味でどこかライトノベルのような軽さもあった。
子は親を選べないというけれど、19歳にもなればきっとどう生きていくかを選ぶことはできる。
「許すかどうかの選択は、宮田がしていいんだよ。空気とか社会とかが宮田に謝れって言ったって、宮田はそれを無視していい。怒り続けてもいいし、悲しみ続けてもいい。何を選ぶかは、宮田の持ってる権利だから」
二人の口から発せられる「愛されなくても別に」という言葉は、投げやりでもなく悲観でもなく、きっと確固たる力強さと清々しさをもって読者の心へ届くはず。
出口がないと思わないで。今を生きる10代の子たちにぜひ読んでほしい小説。 -
〜あらすじ〜学費のため、家に月8万を入れるため、日夜バイトに明け暮れる大学生・宮田陽彩。浪費家の母を抱え、友達もおらず、ただひたすら精神をすり減らすーーそんな宮田の日常は、傍若無人な同級生・江永雅と出会ったことで一変する。
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見た目も性格も違う2人の大学生が関係性を築く中で見つける新しいほんの少し先の未来。読んでいるうちにこんな関係性がうらやましくてたまらなくなる。
大きな事件が起きるわけでもなく、ミステリーでもサスペンでも伏線回収でもない、そういう物語でも充分満足できることを実感させられるすごく素敵な作品でした!
#愛されなくても別に
#武田綾乃
#読書好きな人と繋がりたい -
私も宮田に共感した
自分よりも不幸な人を探してるしそういう人をみるとまだ自分はマシなんだから頑張らないと辛いと言ってはいけないと自分を鼓舞している
今まではその行動に対して特に何も感じていなかったけど、作中の言葉を借りるなら私もクズなのかもしれない
でも不幸や苦しみってそもそも人と比べることが間違ってるのかもしれない
だって、自分よりもさらに不幸な人がいるなら自分は耐えるしかないのかいやそんなことないのではないか
自分は自分他人は他人と割り切る必要があるのではないか
しんどい境遇の2人の掛け合いが辛い部分を少しマイルドにしていて、きっと2人で一緒にいるから生きていけるのかも
やっぱり人は人が必要
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