ルパンの星 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065208403

作品紹介・あらすじ

深田恭子主演の連続ドラマ「ルパンの娘」、
この秋に続編決定で話題沸騰! 
愛すべき泥棒たちが帰ってきた。
シリーズ累計26万部、待望の新作。

感想・レビュー・書評

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  • ルパンシリーズ最新作!

    第三弾「ホームズの娘」は少々こけたような印象でしたが
    今回は挽回できましたねぇ~いつものアップテンポ復活と言いたいです。

    華の娘「杏」が小学校2年生に、もの後頃月始めた杏はママの家族は泥棒一家、パパの家族は「警察一家」
    負けず嫌いな杏はどっちに似たのか?

    そして両家の両親は将来の杏を心配し、いいところ警察一家の許嫁やら盗みを実践して見せる泥棒一家

    無論ご両家の仲は最悪なのは言うまでもない!

    けど・・・全員揃う最悪の事態発生!それは杏の運動会!
    さぁ運動会はどうなる????

    ケビンの恋の行方も心配だし・・・

    勿論ちょっとしたハプニングもあり!

    面白かったでーす
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  • 2020年43作品目。

    相変わらず三雲父母がぶっ飛んでいて、おもしろい。
    ドラマのキャストの方々がぴったり。当てて読みました。

    借り物競争(p.311)のくだり、通勤電車の中で噴き出すのをこらえ、ニヤニヤ。
    マスクをしていてよかった……

    桜庭家、三雲家の期待の星、和馬と華の娘である杏ちゃんの成長ぶりが見たいので、続編お願いいたします。

  • ドラマが好評だからの続編かな。
    ドラマは関係無く面白かったです。
    メインになりそうな家族関係は中途半端のまま。
    続編の布石かな。
    次が楽しみです。

  • 深田恭子、どうしてるんだろうな。
    しばらく休業した後、去年の秋にはこの本のカバーにもなっている映画の宣伝に出まくっていたけれど、それからまたパタッとを見なくなった。
    どこかのお金持ちと結婚するみたいだし、まあ、いいけど。

    さて、シリーズ4作目。
    小学2年生になって元気に遊びまわる娘の杏とそれを見守る華。変わらず捜査一課で活躍する和馬。渉と別れて蒲田署で立ち直れないまま勤務する美雲。
    それぞれの話が入れ替わり小ネタも挟みながら進む話は相変わらずテンポが良い。
    蒲田署の管轄で起きた殺人事件を追って和馬と美雲が再びコンビを組むが、事件を追う話としては展開、伏線や種明かしはかなり強引。
    まあ、このシリーズにおいてはそういうことは言いっこなしか。

    “ルパンの星”とは杏のことかな。泥棒一家と警察一家の間に生まれたこの子はどういう道に進むことやら。
    思いがけずあの人も登場して、華や杏に興味津々みたいなので、お話はこれから先も続くのかしらん?

    それにしても、もはや深田恭子のイメージなしには読めない話。何やかや言っても、早く元気になって欲しいね。

  • 渉と美雲がとっても可愛らしい。

  • 今回は各一族フル登場で、展開も簡単に読めてしまうけど、たまには数時間で読了できる軽いタッチの本もありかなと。

    『ねこふんじゃった』の中国での曲名をはじめて知りました。

  • ルパンシリーズ第4弾。ドラマ続編もあるとのことで、それに合わせて刊行したのかな?前回の『ホームズの娘』から時が2年ほど進み、気づけば前作で両家公認となっていた渉と美雲の関係が解消されていた。いったい何が…?と思いつつ最後まで読み進めていくとなんともくだらない理由だった(笑)
    捜査一課から蒲田署に異動となっていた美雲と、かつてコンビを組んでいた和馬で、本作で起きた殺人事件を追うことになる。一方で華と娘の杏サイドでは運動会が差し迫っており、久しぶりの三雲家と桜庭家の会合に華は頭を抱えていた。そしてさすがは泥棒一家、運動会とてただの運動会では済まない。何から何まで尊や悦子に振り回される華と桜庭一家が今回も面白おかしく描かれている。
    そして前回に引き続き華の叔母、三雲玲ががっつり登場するかと思いきやそうでもなく、まだまだルパンシリーズは続くらしい。

  • 横関大の長篇ミステリ作品『ルパンの星(英題:Rookie of Lupin)』を読みました。
    『ルパンの帰還』に続き、横関大の作品です。

    -----story-------------
    シリーズ累計37万部、待望の新作!

    Lの一族の娘・三雲華は、刑事で夫の桜庭和馬とともに娘・杏の育児に追われていた。
    一方、北条美雲は失恋の痛手を負い所轄でくすぶる日々。
    ある日、美雲の管内で元警察官が殺され久しぶりに和馬とタッグを組むと、捜査は意外な方向へ――。
    ドラマ化でファンが急増した「ルパンの娘」シリーズ待望の第4弾〈文庫書下ろし〉
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    2020年(令和2年)に刊行された作品で、泥棒一族「Lの一族」の娘・三雲華と、警視庁捜査一課に所属し家族全員が警察官という青年・桜庭和馬が、様々な困難に見舞われながらも許されない恋愛を敢行する、ルパンの娘シリーズの第4作です。

     ■第一章 マイ・フェア・ガール
     ■第二章 知りすぎた警官
     ■第三章 探偵はよみがえる
     ■第四章 泥棒がいっぱい

    蒲田署管内で発生した元警察官の殺害事件を捜査することになった桜庭和馬は、蒲田署勤務の元相棒・北条美雲とタッグを組むことに… 新しい班長・木場美也子の指示のもとで捜査を進めるが、容疑者の元警察官が自殺し、動機が不明確なまま事件は終息に向かう、、、

    さらに現役警官が捜査中に殺害される事件が発生… 和馬と美雲は、死んだ3人が釣り仲間だったことを突き止め、独自に捜査を進める。

    華の兄・渉との別れでモチベーションが落ち込んだ美雲が、この事件をきっかけに探偵一家としての実力を取り戻して大活躍… 意外な犯人、そして、その犯人をコントロールしていたのは、あの人物でしたねー 面白かったです。

    そんな事件を描きつつ、本作の主人公は、和馬と華の娘で小学2年生になった杏でしたね… 類稀なる運動神経や反射神経を発揮して、泥棒一家・三雲家のジイジとバアバと警察一家・桜庭家のジジとババの双方から、後継として期待される立場に、、、

    タイトルの"ルパンの星"は、杏のことなんでしょうね… 泥棒としての才能に満ち溢れていますからね。

    まだ次作は刊行されていないようですが… ぜひ、続きを読みたいですね、、、

    あと、飛ばして読んでない第3作『ホームズの娘』も読みたいな。

  • Lの一族の娘・三雲華は、刑事で夫の桜庭和馬とともに娘・杏の育児に追われていた。
    一方、北条美雲は失恋の痛手を負い所轄でくすぶる日々。
    ある日、美雲の管内で元警察官が殺され久しぶりに和馬とタッグを組むと、捜査は意外な方向へ――。
    ドラマ化でファンが急増した「ルパンの娘」シリーズ待望の第4弾〈文庫書下ろし〉


    面白くないわけじゃないんだけど、オススメかと言われたらそこまででもなかった。。これは映像で見るほうが楽しめるのかな。
    もし私が主人公だったら、後ろめたさや板挟みの感情でいっぱいになってとてもやっていけない。

    取り立ててこの家族に何かが起こるわけではなく、殺人が起きて、犯人を見つけるだけの話。課程は楽しめるけれど、もう一歩踏み込んでこの家族に何か進展があったほうが面白かったと思う。

    主人公の華は、書店員で控えめな性格。けれども泥棒一家というところに面白さがあるのに、深田恭子がキャスティングされたことが個人的には許せない(笑)原作の雰囲気を大事にしてほしかったなぁ。

  • 今回は三雲玲さんは出てこないのかなと思ったら、最後の最後に出てきた。この人がちょっとあやしいなーというのが少し透けて見えて、今までのシリーズに比べて推理に大どんでん返しが少ない印象。渉さんと美雲の仲違いの原因は納豆かな?なんて推測していたけど残念ながらハズレ。でも似たようなものだったね。渉さんと復縁してキレキレの美雲になってまた話を盛り上げてほしいな。

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著者プロフィール

1975年静岡県生まれ。武蔵大学人文学部卒。2010年『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞。著書に『ルパンの娘』『ピエロがいる街』『沈黙のエール』『チェインギャングは忘れない』『スマイルメイカー』『グッバイ・ヒーロー』『炎上チャンピオン』『仮面の君に告ぐ』『いのちの人形』などがある。

「2023年 『ゴースト・ポリス・ストーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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