ルビィ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 141
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065208656

作品紹介・あらすじ

同じ痛みを抱いて、俺たちは、生きている。

自ら命を絶った少女・ルビィと出会った、中年作家のダザイさん。
「ねえ、ダザイさん、一緒に行こうよ」
ルビィが誘ったのは、見知らぬ誰かの命を救うための旅だったーー。


作家の仕事に疲れて自殺を図ったダザイさんは、一人の少女・ルビィと出会った。三年前に命を絶った彼女は、「七人の命を救わないと天国に行けないの」。ダザイさんは、その義務(ノルマ)を果たす旅に付き合わされ、出会った人たちの心の中に自分と同じ痛みを次々に見つけて……。命の哀しさと尊さに涙する感動長編。


ひとの心の痛みをまっすぐに見つめ、
生きることへの尽きせぬ希望を描く傑作長編!

感想・レビュー・書評

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  • 読み始めて、最初の第一章はどうなることやらと思っていましたが、最後まで読み終えると、やっぱり重松清さんはいいなぁ とつくづく思う。

    これまでの重松清さんの作品とは少し違う感じ。
    なんとなく「なぎさの媚薬」シリーズのテイスト。
    生きることの大切さ、人の痛みをしっかりと考えさせられる一冊でした。

    • いるかさん
      karinさん
      コメントありがとうございます。。

      第三章、エピローグはさすが重松さんっと思いました。
      やっぱり重松ワールドいいですね。
      大...
      karinさん
      コメントありがとうございます。。

      第三章、エピローグはさすが重松さんっと思いました。
      やっぱり重松ワールドいいですね。
      大切な一冊です。
      これからもよろしくお願いいたします。。
      2020/10/03
    • karinさん
      いるかさん、
      ありがとうございます。

      私も、大切な一冊になりました。
      こらからも、素敵な本にたくさん出会えますように。

      お返事、ありがと...
      いるかさん、
      ありがとうございます。

      私も、大切な一冊になりました。
      こらからも、素敵な本にたくさん出会えますように。

      お返事、ありがとうございました。
      2020/10/04
    • いるかさん
      karinさん

      おはようございます。
      こちらこそ これからもよろしくお願いいたします。
      レビュー たのしみにしています。。
      karinさん

      おはようございます。
      こちらこそ これからもよろしくお願いいたします。
      レビュー たのしみにしています。。
      2020/10/04
  • 重松さん、こういう世界、とても素敵に描く。
    今、ちょうど、世の中と連動していて、
    自身も、もういいかな…と思っていたところ。
    死の世界はわからないけど、
    きっと、振り返ってみる時間はあるのだと思う。
    本当に、生と死は、表裏一体であって、
    何がどうなるかは不明。
    今日、死んでしまう人たちが、あんなにたくさんいて、それぞれの事情や感情があって…日々は流れてゆく。
    最後、タクが、きちんと戻ってこれてよかった。
    子供も大人たちも、ルビィが言うように、生きるのはキツいけど、それでも…
    ふと、迷ってしまう。
    それは仕方ないと思う。
    ただ、とりあえず、今日まで生きてしまったから、いつまでかは定かではないが、
    その日までは。

    • いるかさん
      karinさん

      はじめまして。
      今 一番好きな作家さんが重松清さんで、重松さんの本はすべて買って読もうと思っています。
      今私も読ん...
      karinさん

      はじめまして。
      今 一番好きな作家さんが重松清さんで、重松さんの本はすべて買って読もうと思っています。
      今私も読んでいるところです。
      第2章まで読みました。
      第1章は重松さんが苦手とする分野だと思うのですが、読後感はすごく良かったです。
      これから第三章の展開が楽しみです。
      レビューありがとうございます。
      これからも楽しみにしています。
      よろしくお願いいたします。
      2020/09/30
  • 生きることの難しさ、死への誘惑。
    そちらへ足を踏み入れたくなるどうしようもない痛みをやさしく受け入れてくれる物語だ。

    読んでいる間、頭の中では、森山直太朗の『生きてることが辛いなら』が流れ続けていた。

  • たとえ今日なくなる命でも救える命がある。
    現実それは誰にもわからないんだけど、
    だとしたら自分の行動力は?って考えさせられた。



  • 読んで踏みとどまって欲しい明確なターゲットがあるにも関わらずの一章のエッチな話、それは要らんやろうに・・・

  •  まだ深く共感できるような年齢ではないのかなあ、と思った。あとはヒロインがちょっと(読者というか主人公にとって)都合良いような感じもした。
     ただ、3章は結構面白かったし、良いなと感じる箇所もいくつかあった。
     終わり方はもう粗方の設定が明かされた時点で、概ね予想がついてしまったので、もう少し捻りがあって欲しかったところ。加えて、結末を実現させるための説得力というか、理屈が見い出せず、ちょっと納得はできなかった。各エピソードはそれなりに楽しめたし、描写される感情もいい感じではあったけど、エンディングが納得が行かないのと、全体としてちょっとありきたりな感じはあったように思う。

  • 優しさに溢れた読後感に包まれました。
    よい作品なのですが、ルビィの設定にかなりの無理があるので、それを克服するのに苦労しました。

  • 自殺を図ったダザイさんの前に現れたのは三年前に命を絶ったルビィ。天国に行くには七人の命を救わないといけないと言う。付き合うダザイさんは死が間近にある人に自分と同じ思いを見つける。そして皆に願う。生きていてと、死に急ぐなと。

  • ちょっと飛躍し過ぎかもしれませんが、
    後悔の先にあるものは、後悔がある。
    なら、自分が味わった後悔を他の人にさせたくない優しさにあふれた小説でした。

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著者プロフィール

1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。出版社勤務を経て、執筆活動に入る。1999年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、2010年『十字架』で吉川英治文学賞、2014年に『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞をそれぞれ受賞。小説作品に『流星ワゴン』『愛妻日記』『カシオペアの丘で』『赤ヘル1975』など多数。

「2020年 『ルビィ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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