ネタ元 (講談社文庫)

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  • 講談社 (2020年11月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784065210451

作品紹介・あらすじ

人生最大の特ダネを物にせよ!

「爆発事故発生」。
一年生記者・佐藤亜紀良は、深夜、ツイッターで奇妙なつぶやきを見つける。
しかし、消防と警察に電話しても、同僚に現地を見てもらっても、何も起きていないという。
つぶやきは単なる悪戯なのか――(「不拡散」)。

夜討ち朝駆け、タレコミ、インターネット――真実は、どこだ。
五つの時代を舞台に、特ダネを追う新聞記者たちを描いた、著者渾身の短編集!

みんなの感想まとめ

特ダネを追い求める新聞記者たちの葛藤やリスクを、リアルな視点で描いた短編集です。著者は元新聞記者であり、等身大のキャラクターたちが直面する失敗や挫折を通じて、マスコミの未来についての深い考察が感じられ...

感想・レビュー・書評

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  • 新聞記者の短編集
    短編だが、登場人物が繋がっている
    1冊で伏線を拾うのが面白い。

    短編の中でも『好敵手』が特に面白かった。
    警察官として、新聞記者として立場は違えど同志だと思っていた2人の戦いの終え方みたいなのが描かれている。

  • 血湧き肉躍る活劇でない、リアルな等身大の社会部記者の、ネタを得て記事化することに関わる葛藤、問題、リスクなどを、おおげさにせずに描いていく短編集。これぞエンターテインメントというわけではないけれども、読んでよかったとは思う。

  • 元新聞記者の堂場さんらしい作品。
    一世一代の特ダネを追うというテーマ。
    失敗や挫折もある。
    この先々の新聞社のみならず全体のマスコミのあり方を考えているのだろうな。
    憂いているのだろうと感じることがある。

  • 東日新聞に勤める記者たちを描いた5篇の連作短篇集。
    1964年が舞台の『号外』から約10年後、そのまた10年後…というふうに次の篇に入る形式。代替わりする記者たちが情報商売の時代の移り変わりが面白くて一気読み。
    インターネット黎明期の'95年を描いた『ネタ元』が好きです。

  • 五つの時代を舞台に、特ダネを追う新聞記者たちの姿を描く、リアリティ抜群の短編集!

  • 堂場氏の警察もの以外の作品を初めて読んだ。

    時代を追って、細い線がつながる短編集。
    作者の経歴が存分に活かされているのだろう。

    4作目のラスト、え、ここで終わるの!?と驚いたけど
    最終作に見事にまとまっていた。

  • 可もなく不可もなし。
    ちょっと残念。

  • 新聞社などにたれ込まれたネタ元それを利用するかしないか本人にかかり利用すれば一躍スクープになるが利用しない場合は他者にすっぱ抜かれて終わりネタ元は駆け引きが難しい

  • 面白かった。年代をいろいろしていて、楽しい!

  • 2020/12/24 086

  • モヤっとしたまま終わることも多くて、そこがまたリアルなのかな、と。ただ、物語に爽快感を求めがちな私にはあまり合わなかった。ただ、前の話の主人公が次の話でも登場したりするのは良かった。もっと全ての話でガッツリ繋がる一つの軸があってもよかったかなとは思うが、この程度の繋がりの方が現実感があって、異動が多く関係性が希薄になりがちな新聞記者という職業をよく表してるかもしれない。

  • まあまあ面白かった。横山秀夫を彷彿とさせる。ただし、ミステリーでなく、終わり方も淡々としているため、読んでいてヒリヒリする間隔はない。

  • 5本の短編で構成された、新聞記者とネタ元との関係を時代の変遷とともに描いた作品。
    最後に全ての話がつながるかと思ったが、全体的に緩い繋がりでしかなく少しがっかり。

  • 緩く繋がる連作短編集。堂場さんの鳴沢了シリーズを読み終わったばかりだったので、少しあっさりとした印象になってしまったが、読むタイミングが違えばまた違った印象なのかもしれない。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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