- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065212134
作品紹介・あらすじ
バービー処女作、自分の言葉で本音を書きました。
ピーチジョンとブラジャーを作り、YouTubeで生理用品やピルのことを語る。媚びない優しさに、「いま最も信頼できる言葉を持つひとり」とも言える女芸人・フォーリンラブのバービー。彼女がすべて自分の筆で書いているFRaUweb人気連載が単行本化!
料理上手なバービーのお料理レシピや読者からのお悩み生回答も書きおろしで収録された保存版。
自分が自分を好きでなかったら、誰が自分を好きになるんだ。
料理上手でも、私は男の胃袋を掴みたくない。
お金を稼ぐのも、恋愛するのももちろん、ただ普通に息を吸って生きているだけでもいろいろある「言葉にならないモヤモヤ」。そこにバービーがまっすぐ向き合い、とことん掘り下げたエッセイ集。
ジェンダーによるギャップ。
自分のカラダなのに女の部分に馴染めない気持ち。
料理することへの他人からの目線。
キャラ設定にもがき苦しむ日々。
体毛をなくすことへの執着。
親子の関係。
いじりと自虐。東京と地方
――みんながホントに知りたい話を、ここまでズバズバ書いてくれることへの快感は、ジェンダーの壁を越える。
【本音の置き場所 コンテンツ】
はじめに
1 料理はする。でも「男の胃袋」なんて掴んでたまるか
2 お笑い偏差値コンプレックス
3 ノーブラで街を歩きたいと思った理由
4 脱毛に失敗した切ない思い出
5 勝手にマリッジブルー
6 セックスには契約書が必要か
7 バラエティといじりの関係性
8 「期待されずに育った」ことに感謝する理由
9 「東京で暮らす」ということ
10 依存心と自立
バービーお悩み相談
バービーが愛する食べ物コラム
カラー写真でお届け!バービーが愛するホントのレシピ
おわりに
【著者プロフィール】
バービー(フォーリンラブ)
1984年北海道生まれ。2007年、お笑いコンビ「フォーリンラブ」を結成。男女の恋愛模様をネタにした「イエス、フォーリンラブ!」の決め台詞で人気を得る。
FRaU webにてエッセイの執筆、TBSひるおびコメンテーターや町おこし等にも尽力。7月からはTBSラジオ「週末ノオト」パーソナリティを務める。
2020年2月にバービーのプロデュースで話題を生んだピーチジョン・コラボ下着が好評につき第2弾決定。
昨年末開設したYouTube「バービーちゃんねる」では270万視聴回数を超える動画もあり好評配信中。
感想・レビュー・書評
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バービーさんはノートに書くことで整理したり考えたりするタイプの方のようです。
・自分のキャラクターを因数分解する
・書き出せることは実現することができる
といった言葉が印象的でした。
あとノートとは無関係ですが、「子どもにとって親は『インフラ』」という言葉が刺さりました。
それ以上でもそれ以下でもなく「インフラであれば充分」という感覚が今の自分に響いたみたいです。頑張りすぎずやっていきたいと思いました。
バービーさんの本はもう1冊あるようなので、そちらも読んでみたいと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
個人的に女性芸人と呼ばれる人たちは好きで、なかでもバービーは特に好き。そんな彼女が書いたエッセイなのだから、読まないわけにはいかない。
まず何よりも文章のちょうど良さ。プレーンすぎず、ハード過ぎない。これこれ、自分が読みたいエッセイってこんな感じだよな〜と。
内容に関しては、それなりの幅広さを見せたと思う。自身の出自と家庭環境、芸能界とお笑い、そして女性性や性的同意について。
脱毛の話は声を出して笑ってしまった。エッセイでもきちんと笑わせてくるバービー。さすが。
エッセイだけではなく、お悩み相談への回答や料理レシピまで含まれている。装丁はピンク。しおりの紐は水色・黄色・ピンクの3種類。内容も見た目もカラフルな素敵な1冊のエッセイ。
(書評ブログもよろしくお願いします)
https://www.everyday-book-reviews.com/entry/2021/02/24/%E3%80%90%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%80%91%E6%9C%AC%E9%9F%B3%E3%81%AE%E7%BD%AE%E3%81%8D%E5%A0%B4%E6%89%80_-_%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%BC -
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バービーさん、ジェーン・スーさん、犬山紙子さん! “呪いの言葉”って何ですか? | ライフスタイル最新情報 | DAILY MORE
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https://more.hpplus.jp/odekake/o-news/73813/3/2022/01/25
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彼女が思いついた時に、思いついたままをスマホに書きなぐった本音。
特に第一章の「料理は好き。でも『男の胃袋』をつかんでたまるか」にはものすごく共感しました。
コンプレックスだらけでプライドも高く、恥ずかしがり屋な彼女が思いをノートに書き出すことで自らに向き合い、生き方を模索する姿は見習うべきだと思いました。
誰でも社会生活を営む上で感じる、でも決して誰にも語ることのなかったモヤモヤ、本音があるはずで、バービーさんご自身も自分のために吐き出したつもりだった本音が、「いつかの私」と同じ誰かの胸に響く。本書の全てに共感できなくてもいい。
それって双方に素晴らしい事だと思いました。
実は芸人、コメンテーターとしてのバービーさんに特に好感を持っていたわけではないけれど、思慮深く聡明で、懸命に生きている。それこそ「自分から見えているところだけが真実とは限らない」という想像力が必要だなと思いました。
巻末のお悩み相談や思い出レシピからも彼女の素敵な人柄が伝わります。 -
バービーってこんな人だったんだ!と、もちろんいい驚き。
頭イイ!
昔から文章を書いたり、自分を因数分解してるだけあって、地に足ついてギラギラしながら「生き地獄を楽し」んでいる感じが好き!
見た目や芸風のインパクトが強いけど、
振り切れてるし、自信が溢れているところも好き。
左ページに載っている写真を見て、どれもバービーらしくて素敵だなと思った。
特に意識していなかったけど、これからは好きな芸人さんとして注目しよう!
この本にはピンク、黄色、水色の3本のしおりがついている。
いいなと思う箇所がたくさんあって、それぞれ挟めてすごくよい♪かわいいし♪ -
お笑いのことから地方創生まで。バービーの想いが語られた本。
わたしの知ってるバービーとは違う本来の姿を知れた感じ。読んでいると、繊細で優しい人なんだろうなという印象を受けた。人って多面的。
ひとつひとつの話は短いし、例え話も上手でサクサク読めるので、寝る前に読むのにオススメです。
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バービーさんのこと好きになりました。
女性ってことで、よく分からないモヤモヤした感情を持つことがちょこちょこあって、共感することが多かった。
得意料理を聞いてくる男性とか!笑
上手く言語化出来なかったモヤモヤを言葉にして、私はこうしてる!って笑い飛ばしてくれるところが読んでいてスッとした。
左ページに掲載されている、バービーさんの写真もとても素敵だった。
全身で自分の好きを主張している姿は、ついつい他人の目を気にして服装や態度を合わせてしまう私には、とても力強くてしなやかな女性に見えた。
二冊目もぜひ出版してほしいです。 -
「正直、最初は『女性として見てもらえること』の嬉しさや優越感みたいなものがあったが、女としての点数を勝手につけられ、取りたくもない相撲の土俵に立たされてしまった辛さも生まれた。
女子大生というレッテルに、旨みを感じながらも激しく反発する自分がいた。」
今まで言語化できずにいたことを整理整頓してもらえたようで嬉しかった。
女性性について思うことも多くて、でも矛盾してる感情もあって、そういう自分をエラーではないってやっと思える。 -
#本音の置き場所
#バービー
#講談社
#読了
迷いながらも自分の生き方を探り続けたバービーさん。両親やきょうだいとの関係、やりたいことをどんな風に形にしていったかなど、かしこまらずに語ってくれている。素敵だなあ、と思いまし た。夢を叶えるって素敵だ。続編も読みたい!! -
【3色のしおりとピンクを基調としたカバーがかわいい】
FRaUの連載をネットで読んで、
もっと読んでみたいと思って。
想像より連載そのままだった
ちょっと期待しすぎてしまった。
バービーさんは好きだよ
考え方にも共感できる
もっと色々読みたかったな