ハゲタカ 5 シンドローム(上) (講談社文庫)

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  • 講談社 (2020年10月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (608ページ) / ISBN・EAN: 9784065212400

作品紹介・あらすじ

2009年、ハゲタカと呼ばれた世界的な企業買収者・鷲津政彦は、原子力発電所を建設する民営会社の株を買収に失敗。財・政・官がもつれあう、権力構造の複雑怪奇さを思い知る。その2年後。リベンジを賭け、総本山「首都電力」に買収を仕掛けようとした矢先の2011年3月。東北を未曾有の地震、津波、最悪の原発事故が襲う。

みんなの感想まとめ

権力構造の複雑さと人間ドラマが交錯する物語が展開され、特に東日本大震災を背景にした緊迫感が際立っています。シリーズの魅力は、登場人物たちの織り成す群像劇にあり、事故の現場で懸命に働くスタッフや広報室の...

感想・レビュー・書評

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  • やはりハゲタカシリーズは真山仁の中で抜群に面白い。

    前作ではアメリカ政府との闘いだったので、今回の買収はスケールダウンとも思えたが、一筋縄では行かない展開にこれまでの主要メンバーとも連係し、一気に熱い展開に。さあ、ここからどうなる!と言うところで上巻終了。
    原発の内部の描写はフクシマ50を思い出す描写だった。

  • 『そして、星の輝く夜が来る』を始め、”震災”を描く3部作を著している著者が、「ハゲタカ」シリーズでついに東日本大震災を取り上げた。
    小説ゆえ、電力会社名は首都電力、原発設置県は磐前県としているが、その起きた事態は、東日本大震災そのもの。
    上巻では、鷲津の行動は脇役的で、頁の大半を占めるのは事故の起きた磐前第一原子力発電所での所長を中心としたスタッフたちの懸命な作業や、広報室社員それに新聞記者の行動などの群像劇。
    その迫力ある描写は、官邸や時の総理の馬鹿げた行動など当時そのままであり、小説ではなくドキュメントのよう。
    震災支援にNPO団体を立ち上げた鷲津が、危機に瀕したこの首都電力をどのように扱うのか、下巻が楽しみ。

  • 久々に読むハゲタカシリーズ。東北の大震災をモチーフにフィクションながら、日時、企業、政治家、実際の現場と当時の実際の出来事を良きも悪きも含め思い出す作品。主要な登場人物も、どんどん登場し、いつも通り一気読みしてしまいました。下巻でどうなるのやら。

  • 鷲津が今度は首都電を買収か。と言うような話。ここで東日本大震災が発生して、福島の原発の悲劇がそのまま買収の駆け引きにつながっていく。 状況がわからないところで、次々展開が進んでいき、下巻へ!

  • 久しぶりのハゲタカ。ゆっくり読みたいと思うがページを捲る手が止まらない。でも下巻だけでこの小説は収束出来るのだろうか?

  • 改めて震災当時のことを思い出した。

    危機管理は常日頃徹底していても、予測不能なことに誰もが対応したことがないのが怖い。
    その流れでページが3.11の日付に近づくのが恐ろしかった。

    現場の人は命懸けの対応をしているなか、責任転嫁や冷静な判断をできないリーダー(総理))には怒りが込み上げてきます。

  • ハゲタカシリーズのファンです。
    こちらは最新シリーズ。
    前作がアメリカ大統領の影がちらつくような、
    壮大な話だった一方、本作は日本の電力会社の買収話。物足りないのではと感じていました。

    読み進める中、目次の日付に気づいて鳥肌が立ちました。2011年3月11日、東日本大震災。
    未曾有の震災で原発と闘う現地のリーダー達、
    日本政府の動揺、諸外国の対応…
    実際に震災を体験していない私が言うのは大変おこがましいが、史実に近いリアルなストーリーに、
    鷲津やリン、私の大好きな飯島さん、サム等いつものメンバーが謀略を巡らせていきます。
    分厚い上下巻ですが、一気読みしてしまいます!

  • 久しぶりのハゲタカシリーズ。10年代なら、鷲津さんは電力に手を出すだろうというのは容易に想像できる。原発をめぐる動きで始まるこの上巻では、当然の如く、大震災と原発事故が山場となる。芝野さんも原発プラント輸出に関わっていたことから久々に鷲津さんと組むことになるが、事実を背景にしながらどういう方向に進んでいくのだろうか。

  • ハゲタカシリーズ5作目。
    今回は3.11を絡めた電力会社買収の話。

  • ハゲタカシリーズの鷲津はカッコよく、ストーリーの良さもあって、あっという間に読める

  • 東北大震災の原発事故
    そこを管轄する電力会社が経営危機となる
    企業買収家 鷲津政彦 登場

    当時はどうだったかなと思い返しながらも、政府内部の実際の動きは小説のようにこんなもんだったのかと思ってしまう。

    登場人物はほぼいつものメンバー

  • しっかりと取材をしているから書ける緊迫感、リアリティが感じられる。

  • 緊迫した原発事故をスリリングに描写。その中で、力をもらえる言葉に出会えた。

    ・未来を放り開くものは,すべて自分で考え判断し,行動しなければならない

    ・稼ぐのは金じゃない。面白く生きるためのエネルギー源だ  

  • 電力は国家、ならば国ごと買い叩く。ダークヒーロー鷲津が牙を?く金融サスペンス!

  • 22/10/7読了。

  • 下巻にて。

  • これまでのシリーズより伏線回収の雑さと引き伸ばそうとしてる感が否めない

  • ハゲタカシリーズ。原発事故の前夜、鷲津が狙うのは電力会社。
    長い戦いの後でも痺れるような戦いを渇望するハゲタカの生き様と、垣間見せる人間らしさ、買収劇を繰り広げるタレントチームの動きなどがたまらない。また、懐かしのキャラクター達、芝野や記者の北村も出てくるということハゲタカシリーズのファンにはたまらない展開。ただ、いくつかの場所で起きている事象を、それぞれ時とともに描写してくれているので、最も落ち着きながらも、ページをくれる。一度、読んでいた話を再購入してしまったが、それでも下が楽しみだ。

  • 震災当時の様子も改めてよく分かり、勉強になった。

  • 大震災、大津波、原発事故。国家存亡の危機のなか、ハゲタカ・鷲津は、首都電力の株を買い占める。最大最強の標的は落とせるか。(e-honより)

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著者プロフィール

1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、2004年、企業買収の壮絶な舞台裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー。映像化された「ハゲタカ」シリーズをはじめ、 『売国』『雨に泣いてる』『コラプティオ』「当確師」シリーズ『標的』『シンドローム』『トリガー』『神域』『ロッキード』『墜落』『タングル』など話題作を発表し続けている。

「2023年 『それでも、陽は昇る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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