29歳独身中堅冒険者の日常(10) (講談社コミックス)

著者 : 奈良一平

• 講談社 (2020年12月9日発売)

作品紹介・あらすじ

仕事でダンジョンに潜った冒険者・ハジメは、スライムに飲み込まれそうになっていた少女・リルイを助ける。身寄りのない彼女を放っておけず、仲間にすることにしたが、リルイは「ただの」少女ではなかった！！？　アラサー独身冒険者・ハジメ、かくして少女を世話することになりました！！


セキヒメを災害級モンスターから救い、コマイ村に帰ってきたハジメ。穏やかな日常に戻れるかと思いきや、オリーヴさんの頭に樹が生えてきたり、ドラゴンが恋に落ちてしまったりと、賑やかな日々は続く。そして、ハジメ一行は、怪しき屋敷と妖しき人形に出会い……。ハプニング連続の第10巻！！

感想・レビュー・書評

[myomyaさんの感想 · 2020年12月23日]

ついに二桁巻ですよ。

オリーヴちゃんのストレスやらドラゴンの恋やら仲間の証やら人形のダンジョンまで。

オリーヴちゃんかわ。
頭から木が生えるとか『まんが日本昔ばなし』の「頭にカキの木」っぽい。
あの木、抜かれたらづおなるんだろうって怖い想像しちゃったよ。
いくら出勤してないからといってレディの部屋に勝手に押し入るハジメはどうなんだ。

黒リルイも仲間の証が欲しいんだろうな。
いつの間にやらコッコが普通に仲の良い仲間になっててほのぼのするね。



「頭にカキの木」
酔っ払いの頭に付いてた柿の芽が出て成長して柿の木になっちゃった。
いろいろあって木が切られたら切り株からキノコが生えてきた。
いろいろあって切り株が掘り起こされたら窪みに水が溜まって魚が棲み始めちゃった。
みたいな話。
桃栗３年、柿８年と言われるので、この酔っ払いはほんの数日で８年分の養分を頭から吸われてるワケで・・・。
また、キノコなんて素人目には毒キノコの区別がつかないので食べるな危険ではある。