はじめの一歩(129) (講談社コミックス)

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本棚登録 : 131
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065213049

作品紹介・あらすじ

いじめられっ子だった幕之内一歩はひょんなことからボクシングに出会い、熱中していく。一歩は『強いってどういうことだろう?』という素朴な疑問を抱えながら、持ち前の頑張りで過酷な練習に耐え抜き、強くなっていく。数多の強敵との死闘を勝ち抜き、国内屈指のハードパンチを持つ日本王者となった一歩。その次なる目標は遥かなる世界王者への道! 限りなく熱く純粋な一歩のさらなる挑戦が始まった!!


世界ランク2位ゴンザレスと3位千堂の激闘。冷静に戦うゴンザレスの本性を引きずり出しにかかる千堂にゴンザレスが見せた剥き出しの力。死力を尽くす打ち合いに観衆は大興奮し敵も味方も一つになって酔いしれる。メキシコ、熱帯夜の死闘の行方は!?

感想・レビュー・書評

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  • メキシコの地で、ナニワの虎が躍動します。そりゃーもう、らしい試合です。打ち合います。そこにはボクシングの根幹があるのでしょう。踏み鳴らされる観客のボルテージは、さらに虎を熱くさせる。圧巻の殴り合いの末に。これが千堂のボクシングだっていうのを目一杯魅せてくれる129巻でした。

  • 大阪の人間って…口は達者やけど…
    ほんまの根性はないねん❗️
    ここまで勘違いされるとしらけるよね

  • タガを外す。

  • 千堂、凄ぇ。

  • ゴンザレスと千堂のクライマックスシーンを描いた1話。読み終わると何故か次へのワクワクと1歩のボクシング人生の分岐点なる試合になるのではないだろうか?

  • 期待した通りの、期待以上のララパルーザ。
    ラウンドごとの熱量がすごくて、どこまで進んでいるのか忘れるぐらいの没入感。1R終了した時点で、4Rぐらい経過しているものだとばかり思っていました。129巻の内容は、4Rでの出来事とは到底信じられない。
    千堂の試合は見てるものだけでなく、読んでいるこちらも熱狂させてくれる。

    一歩に引導を渡したゴンザレス。その戦いによって、獰猛さと技術力が融合し進化した彼に立ちはだかったのは、獰猛さを抑え込むのではなく、研ぎ澄ますことを選んだ千堂でした。技術と融合させるでなく、技術を飲み込み己の血肉にしていったという感じでしょうか。

    カウントはされていないし、ゴングも鳴っていないけど、ラストの一撃は勝利を確信させる一撃。振り抜いた左は、必殺の拳であると同時に、勝鬨を告げる拳です。
    ああ、なんてかっこいいんだ。

    セコンドについた星が水を刺しそうになりましたが、あれは仕方のないことかと。尊敬する千堂の力量を理解しているだけに、ゴンザレスの強さも理解できてしまう。勝ち目の薄さも、ボクサーとしてわかってしまうだけに、なんとかしようとした上での行動だと思います。一歩の檄がなければ、彼の遅延行為が敗因となっていたのでしょうが、責められないなぁ。ただ、星が板垣にリベンジを果たす日は遠いだろうなぁ。理屈で超えられない一線を、突破する力が感じ取れるのか。
    鷹村が一歩に突きつけたあのライン。あの先にいるボクサーには、遠く届かない。

    一歩も、同じことを感じて自問自答を続ける日々です。この千堂とゴンザレスとの一戦が、彼の今後に何をもたらすのか。千堂も鷹村も、狂気を思わす闘争本能で超えたあの境界。一歩が踏み出す為には、何が必要なんだろう。
    断固たる決意。その元となるものは。

    そうか、新たに境界へと踏み出す一歩が、はじめの一歩でもあるのか。再スタートの。

  • 千堂の右拳は大丈夫か?

  • ただひたすら千堂さんがカッコイイし凄い

    そして一歩がリング上の千堂さんたちを見て羨ましがってる…!
    一歩が復帰する日もそう遠くないのかな?!(;ᴗ;)

  • 千堂vsゴンザレス決着。
    久しぶりに良い試合。

  • 千堂VSゴンザレス、久々に熱い試合。
    こういうのを待ってる。

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著者プロフィール

出身:東京都、血液型:O型、デビュー:1983年「シルエットナイト」。「週刊少年マガジン」で2作品を連載後、『はじめの一歩』を連載、大ヒットとなる。受賞歴:『はじめの一歩』(平成3年度 第15回講談社漫画賞・少年部門受賞)、コミックス:『はじめの一歩』1巻~107巻(以下続刊)。

「2014年 『はじめの一歩(107)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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