ちいさなバレリーナ はじめてのバレエきょうしつ (講談社の創作絵本)

朝比奈かおる

• 講談社 (2020年11月26日発売)

作品紹介・あらすじ

通り道にあるバレエ教室をのぞいてバレエに興味がわいた、まいちゃん。見学にいき、レッスンに通うことが決まりました。さあ、まずはバレエ用品を揃えなくちゃ！　レオタードやバレエシューズ、ヘアアクセサリーなどを、ひとつひとつそろえていきます。
バレエに興味がある、これからバレエを始めてみたい、バレエのきれいな世界が好き……そんなバレエにあこがれる子どもたちに向けたお話。著者のはじめてバレエを習ったときのわくわく感をもとに、繊細で美しいタッチで描きだした、夢とリアリティが共存した絵本です。

感想・レビュー・書評

[かとのひもさんの感想 · 2023年2月20日]

バレエをならいはじめたまいちゃん、今日はこれからレッスンです

準備運動、バーレッスン、五つのきほんのポーズ。
そして先生は
「想像してね、皆さんはきれいなお庭にやってきました。どんなお庭かな？」
「そのお庭で舞踏会を開きます。皆はすてきなおひめさまとおうじさま。どんなのがいい？」

シンデレラ。くるみ割り人形の王子。白雪姫。
いろいろ出てきます、まいちゃんは…？


〇いちごやアイスクリームのおひめさま！
すてきなレッスンだ
〇バレエにあこがれている子にはワクワクを、すでにならっている子には知ってる！とかあるある！を
〇足のポジションやってみたがピシッという音が聞こえた気がする。
バレエダンサーすごい
〇絵もお話もよい

[あや(4歳1歳)さんの感想 · 2022年1月24日]

新しいことを始める前のワクワク感。特に実際にバレエに興味ある子はリアリティをもって読める。

著者プロフィール

福井県生まれ。絵本作家、イラストレーター。絵本に『もりのにんぎょう』（文溪堂）『みかちゃんとカポネ』（ブロンズ新社）『れおくんとちいさいいもうと』（作・野見山大輔　学研）など、挿絵と装画に『3月のおはなし　ひなまつりのお手紙』（講談社）『雪の女王』（作・アンデルセン　偕成社）などがある。大人になって初めてバレエを習ったときのわくわく感が、この絵本のきっかけとなる。バレエピアニストの経験あり。「くるみ割り人形」が大好き。

「2022年 『ちいさなバレリーナ　はじめてのバレエレッスン』 で使われていた紹介文から引用しています。」