テレビドラマオールタイムベスト100 (TOKYO NEWS BOOKS)

著者 : TVガイドアーカイブチーム

制作 : TVガイドアーカイブチーム 

• 東京ニュース通信社 (2020年10月2日発売)

作品紹介・あらすじ

ＮＨＫの実験放送として製作された日本初のテレビドラマ「夕餉前（ゆうげまえ）」が放送されたのが、1940（昭和15）年の4月13日。2020年は日本でテレビドラマが放送されてからちょうど80年となる節目の年です。

　テレビドラマの歴史はそのままテレビの歴史です。1953（昭和28）年にテレビの本放送が始まり、昭和・平成・令和と時代が移り行く中、日本のテレビドラマも大きな発展を遂げて多くの名作・人気作・感動作が生まれました。日本中・世界中の視聴者を時に励まし元気づけ、一緒に笑って一緒に泣いて、人々の生活に寄り添ってきたのです

今まで放送されたすべてのドラマの中から、
あなたの記憶に残っているドラマを10本挙げてください――

草創期から日本のテレビと一緒に歩んできた「ＴＶガイド」が、シナリオライター、放送作家の方を中心にアンケートを実施、集計。上位にランキングされた100作品を一挙に紹介します。すべてのドラマファンの手元に置いてもらいたい1冊です。

感想・レビュー・書評

[Tsuji Keikoさんの感想 · 2020年10月1日]

「テレビドラマオールタイムベスト100」の装画を辻恵子が貼り絵で制作しました。2016年のNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のオープニングに出てくる貼り絵作品です。

[ふみもみずさんの感想 · 2020年11月23日]

アンケート実施が、新型コロナウイルス流行前(2019年12月から2020年1月)であり、また様々な動画配信サービスが生活の一部として定着し始める黎明期にあたるので、これは後々かなり貴重なデータになるのではと思います。

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納得のベスト20です!！

「映画は監督のものドラマは脚本家のもの舞台は役者のもの」と言われていますが、原作もの(小説や漫画など)よりも、脚本家オリジナルの作品が上位を占めているのは言葉通りだなぁと。
特にベスト20に選ばれた作品は脚本家の個性が強く打ち出されており、また音楽の使い方も秀逸で、時に台詞よりも雄弁に視聴者に語りかけてくることがあり、笑わせて泣かせてわくわくさせて、予告編のドキドキはサントラの力はかなり大きいと思います。

ベスト100には意外な作品がランクインしていたりしていなかったりで、世代別で選んだらまた違った作品が選ばれるんだろうなぁ。

個人的には木皿泉作品が一作も選ばれていなかったことが残念でした。