とんがり帽子のキッチン(2) (モーニング KC)

著者 : 佐藤宏海 白浜鴎 白浜鴎

• 講談社 (2020年12月23日発売)

作品紹介・あらすじ

授業に仕事、魔法器制作と、昼間はなにかと多忙な魔法使いキーフリーとオルーギオ。
彼らの息抜きは、子供たちが寝静まった深夜に、夜食を作り食べること（たまにお酒も）。
夜食にお弁当、作り置きから子供たちのおやつ作りまで、深夜のキッチンはフル稼働！
『とんがり帽子のアトリエ』美味しいスピンオフ第2巻！

感想・レビュー・書評

[まっしべさんの感想 · 2021年10月2日]

’食'を全身全霊で愉しむ食いしん坊スタイルの大人ふたりが無邪気でずーっとかわいらしい。

本編よりも師弟の距離が近いように見えるが、それ以上にキーフリーとオルーギオがべったり。

料理を考えているのは佐藤宏海先生ご自身なのでしょうか。
基本パンのおかず、且つ子供たちにも喜ばれる献立で世界観も壊さないとなるとどうしてもスープ系とかディップソース・デザートとか調理法の縛りが強くて考案するのも大変そうだが、切り方や仕掛けなど様々な方法で工夫されていて本当に凄い。

魔法使い達のていねいな暮らしを読める作品。


1刷
2021.10.2

[山華さんの感想 · 2021年6月10日]

本編がシリアスで、ちょっとしんどい所なので息抜きにピッタリのスピンオフだった。 どれも、美味しそうで作ってみたくなる。 誰かの為に作りたい、誰かの為だから上達していくのは、分かるなぁ。

[むちこさんの感想 · 2021年1月3日]

現実にありそうな感じで料理が紹介されるから、読んでて食べたくなってきてしまった

著者プロフィール

2015年四季賞冬のコンテストにて『要介護ロボフロイライン』で佳作を受賞。
「good! アフタヌーン」2017年7号に掲載した『いそあそび（全3巻）』で連載デビュー。
丁寧で緻密な筆致は本作でも健在！

「2022年 『とんがり帽子のキッチン（5）』 で使われていた紹介文から引用しています。」