探偵チームKZ事件ノート 初恋は知っている 砂原編 (講談社青い鳥文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 193
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065216309

作品紹介・あらすじ

珍しくも事件の調査を依頼されたKZ。張り切って着手したものの、尾行に当たった精鋭メンバーの全員が、なんと失敗! リベンジをかけて挑んだが、今度は大怪我を!! 陰で動いているのは、3度も名前を変えて現代まで生き延びた中世の騎士団なのか。その館で極秘のうちに育てられている幻の薔薇とは!?

<小学校上級から すべての漢字にふりがなつき>

感想・レビュー・書評

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  • この本を読んでしまえば、砂原を好きになるのは確実でしょう。(めちゃくちゃ好感度が高かったのに、この本を読んでから、薔薇が欲しくなりました)。
    もう、最初から最後まで砂原尽くしです。
    砂原中毒の人は、多分、読んだら泣きます。

  • 久しぶりの砂原登場。あとがきによると8作目らしいてす。今回、フランス系の話題とか流石の藤本ひとみ原作感ありました。バラの11粒ネタが面白かったなぁ。あと、さらっと海外調査とか、さらっとDNA調べて海外に問い合わせとか、相変わらずチートな人達でしたよ。
    クールボーイの高宮さん、回想で出てきたけど、またガッツリ王子役で出てきて欲しいな。

  • 今回も謎が繋がっていく過程、謎の解き方など面白い所が沢山あり良かったのとアーヤが少し事件の対するスタンスが変わったのが良かった。

  • アーヤには贈り主不明の11粒の薔薇の種が届き
    翼が脱退して6人になったKZには珍しく事件調査の依頼がある

    しかし勇んで調査に乗り出した精鋭メンバーはことごとく失敗
    忍を襲った赤いバンダナを巻いた人物がアーヤの窮地にあらわれる

    中世に創られた騎士団の秘宝展には
    砂原の所属するMASQUE ROUGEの影が見え隠れして……

    青い鳥文庫の超人気シリーズ、本家KZの33冊目
    世界をまたにかけたスケールの大きなミステリー

  • いつもと同じく身の回りで起こっていることが全てリンクしているのが面白い。また、事件(?)の謎も深く考えられていて読んでいて楽しい

  • 結論から言うと今回も面白かった。面白かったけど、読了後違和感が消えない。色々モヤモヤするものがありすぎて次作でそれらが全て解決するのかも怪しい。今作のタイトルが砂原の初恋であることが全てを物語っている気がしてならない。もしかすると砂原がもう出てこないという暗示なのかもしれないと思うと読みながら怖くなってきてしまった。
    久々のマスクルージュの登場でシュンサクライ氏を思い出したり翼の登場により以前のカッズが懐かしく感じたりと、過去の総ざらいのような一作だった。フランスの歴史に関する用語が沢山出てきて自衛隊のことも知れてまたひとつ勉強になった。
    様々な出来事が連続して重なり合い一気に解決したという印象が今回は強い。次作で今作の様々な違和感な要素を回収してくれたら安心出来るなぁと思う。

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著者プロフィール

千葉県生まれ。大学では心理学を専攻。ゲームとまんがを愛する東京都在住の小説家。性格はポジティブで楽天的。趣味は、日本中の神社や寺の「御朱印集め」。

「2023年 『探偵チームKZ事件ノート 君にキュンキュン ピンクのハートは知っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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