- Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065217023
作品紹介・あらすじ
月日が流れ、成長した真修と聡子は静かで穏やかな時間を過ごしていた。だが二人の関係はやがて波紋を生み、周囲の人たちを傷つける。そんな中聡子は、真修との関係を真っ向から見つめる覚悟をする--。「このマンガがすごい!2017」<オトコ編>第2位「第3回次にくるマンガ大賞」第3位ほか各メディアで話題沸騰の『私の少年』最終9巻。聡子と真修、二人がたどり着いた場所--。
感想・レビュー・書評
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読み切りました〜!
なんというか、描き過ぎず
余韻の残るラストだったように思います。
いま、ふたりが感じる幸せの大切さ。
その心の安寧がとても愛おしい。
真修がこんなふうに育って
うれしかったよ(T▽T) -
マンガの本棚ではないけど、これは書かずにはいられない…
とっっっても良いお話であった…
全てのことに対して、型にはめないところ。
名前を付けない、付けられないことをそのままにしておいてくれるところ。
大切なことは変わらないということ。
そうですよねえ。そうなんですよね。
ふはー…っとため息が出てくるなあ。
どこか隙間があいて、気持ちがひゅっとしているんだけど、
でも安心して、心地いい。
書籍として、大切に手元に持ち続けます。 -
え、最終巻で終わり方とクライマックスにかけての
展開に謎を隠せない。
二人が過去の自分と向き合えたのは分かったけど、
急に出てきて時間軸よく分からなくなった。
最後、聡子から真修への気持ちが曖昧なのはいいんだけど、
真修は聡子を人間としてではあるけれど、きっと恋愛対象でしょう。
そう表現されているのにこのラストは、、
もっと決着つけて欲しかった。
これがいいと思う人が沢山いるみたいだけれど
好みの問題なのかな〜綺麗な物語なだけに残念 -
聡子と真修それぞれの感情がよく描かれていてお互いをどういう存在として見ているかどういう存在になりたいのか、着地点が綺麗だなと思う。あまりに綺麗すぎるのでかえって何か物足りなさも感じてしまった。
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最終巻。
ここにたどり着くまで、いろいろ発散したモノローグに戸惑いながらの約2年半。聡子さんよく耐えたな。うまく感想は言えないけど、一番穏便な結末に落ち着いたと思む。
やっぱり年を重ねることにつれ、だんだん自分の人生の完成形がなんとなく見えてきて、それから学ぶべきことはそんな自分としてどうやって生きていく、ということかもしれない。弱いままの自分として。
後書きにある二人の落書きに癒される。すべてを許せる。
真修に幸あれ。 -
めっちゃ素敵でした
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誰かと一緒にいる時の自分を好きになれるってとても素敵なことだな、と思いました。そういう意味で最終回の1話前の、「だから私のこと見てて」というセリフがとても印象的です。見ているためには一緒にいなければいけないから、そういうことだよな、とも。読者としてはつい関係性に答えを求めたくなってしまう気持ちもあるけど、この2人にはきっとこれが最善なんだろうな、と思う。丁寧な年齢差もののお話が見れてよかったです。
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