失恋の準備をお願いします (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 184
感想 : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065218587

作品紹介・あらすじ

「あなたとはお付き合いできません―わたし実は、魔法使いだから」告白を断るため、魔法使いだと嘘をついてしまった女子高生。しかし彼は、人間界と魔法界を超える愛を誓ってくれてしまい…?
フリたい私とめげない彼。恋と嘘とが絡みあい、やがて大きな渦となる!
ささやかで切実な恋物語は、大事件の予兆だった。ぐるぐる回る、伏線だらけの恋物語!

感想・レビュー・書評

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  • この本、なんで読んでみようと思ったんだっけなぁ。

    ひとつの町を舞台にして色々な男女の恋模様が描かれるのだけど、何とも突飛なテイストでギャグ(?)にもあまり面白味を感じず、ただ登場人物は誰もが憎めないキャラだし話のタッチもライトでスイスイ読めたので、電車に乗ってる間の読み物としてはまあいいかといった心持ちで5話まで読み進む。
    第6話までたどり着けば、そこまで微妙にリンクしていることを思わせた5つの話が縦横に結びついて、そこまでに蒔かれたネタがうまい具合に活きてくる。
    なかなか面白い作りで最後はまずまず満足して読み終えたのだが、そこに行き着くまで、特に最初のほうが、おじさんの私には結構しんどかったのだった。

  • 2022/2/12
    初めましての作者さん。
    1つの町の恋模様連作。
    時々思わず吹き出すような表現があって楽しい。同時多発ルパン。
    「心に残る」とか「感動の」とかの冠と縁遠いとこがいい。
    異常にモテる彼のキャラクターが好き。
    嫌われるためにスパイシーな香り塗ってるとか笑った。

  • うーん、世界観がよくわからなかった

  • とある日本の町「日の下町」で同時多発的に進行する恋愛模様をコミカルに描いた連作短編集です。ギャグ寄りのラブコメディで、それぞれの恋模様に心を打たれつつ、テンポ良い会話劇に何度も吹き出してしまいました。電車で読んではいけない本です。各話に散りばめられた複線が最終章で一気に回収される、この手法はお見事。しっかりとオチがついていて、最後にもうひと笑い。とても良い作品でした。

  • 6つの短編がちょっとずつ繋がっていって、ラストでパタパタっと繋がりまくる展開は、多角形の頂点を線で結んでいって、最後にすべての対角線を一気に結ぶみたいなイメージ。さらに、時々出てくる脱力肩透かし系の会話も含め、初期のころの東川篤哉さんの作品群を連想した。第1~5話までを少し忘れかけれている状態での第6話だったのだけれど、第6話のあともう一回最初から読み直したら、より楽しめるかも。タイトルは初出時の『失恋覚悟のラウンドアバウト』のままの方が作品内容に合っていなのではないかと思う。シリーズ化希望。

  • オムニバス形式で5人の人物視点で物語が進み、最終章で一気にそれまでの伏線が回収される。

    作者が得意としている伏線回収が本作でも存分に発揮されていた。

    作者の他の作品に比べて超能力いった要素がなくスッキリと読みやすかった。
    もちろん他の作品もおすすめです。

  • 伏線は回収されているけど、そんなに面白くなかった。

  • 恋の群像劇。嘘と本当と本心がない混ぜになった、おもちゃ箱の様な町。あっちとこっちとそっちが繋がる最終章までひとっ飛び。恋は速度を上げて結びつくだけなのだ。

  • コミカルな世界観とキャラクター、そして突飛な言い回しの数々と読みながら自然と笑ってしまうほど面白かったです。最終話で伏線が全て回収されるところもさすがという感じ。笑えて痛快、でも良い話、そんな物語でした。

    『六人の嘘つきな大学生』や『教室が、ひとりになるまで』とはまた違った面白さがありました。

  • 先に「教室が、ひとりになるまで」と「六人の嘘つきな大学生」を読ませていただいて、浅倉さんの作品にすっかりハマったところ、この一冊は自分にとって面白いだがハマらない。

    ちょうど浅倉さんも漫画の原作をやってると見たところ、あぁ高木秋人ような感じですかね。
    別に面白くないが、得意分野の作品と比べると、いまいちピンとこないです。

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著者プロフィール

1989年生まれ、小説家。関東在住。第十三回講談社BOX新人賞Powersを『ノワール・レヴナント』で受賞しデビュー。その他の著書に『フラッガーの方程式』『失恋覚悟のラウンドアバウト』など。

「2021年 『ノワール・レヴナント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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