ボールパークでつかまえて!(1) (モーニング KC)

  • 講談社 (2021年1月21日発売)
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Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ) / ISBN・EAN: 9784065219171

作品紹介・あらすじ

「お兄さん、私のことタイプなんだ~?」
ある日の球場で、ギャルなビール売り子に絡まれた!?
でもこの子、実は超絶ウブな純情ガールで……。

舞台は、とあるプロ野球の球場(ボールパーク)!
日々たくさんの人が集まり、働き、笑い合い、
人間ドラマが生まれるこの場所は、まるで一つの「町」のよう!

実は超純情なビール売り子のギャル・ルリコ。
ビール売り子に憧れる弁当屋の看板娘・山田ちゃん。
ピークを過ぎたベテラン選手・コジローと、
お忍びで観戦に来ている妻のユキ。
球場警備員歴30年の渋い男・イガさん。
日本に馴染めない元メジャーリーガーのデニスなどなど、
個性豊かな「住人」たちが繰り広げる、読めばきっと元気になる球場コメディ♪

さあ、あなたもボールパークへ遊びに来ませんか!?

感想・レビュー・書評

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  •  このマンガのヒロインは、千葉モーターサンズスタジアムのビールの売り子さんのルリコさんです。野球マンガというよりも野球場マンガです。4月からアニメも放送されています。

     ルリコさんの他にも、球場の警備員さん、売店のお弁当売りのお姉さん、場内アナウンスのウグイス嬢さんなど、野球場に欠かせない人たちが登場します。球場に欠かせないといえば、ファンの人たちも忘れてはなりません。そして、それぞれの事情や人間模様が、ほのぼのとしたタッチで描かれています。
     家庭、職場に次ぐサードプレースとして、野球場はファンにとって居心地の良い場所なのがよく分かりますし、支えている球場スタッフのドラマが見られて、野球場に親しみが持てる良いマンガです。

     わたしは野球のことはよくわかりませんが、野球中継で、特に甲子園球場のスタンドのお客さんの応援の盛り上がりを見るのは好きです。ファンの人たちにとっては、日常の中の非日常、お祭りのような役割なのでしょうね。うらやましく思います。

     前から疑問に思っていたのですが、バッターは「打者」と訳されているのに、なぜピッチャーは投者ではなく「投手」と訳されているのでしょうか?

     はい、そこでChatGPTに訊いてみました。以下、その回答です。

     『とても鋭い観察ですね!ご質問の「なぜピッチャーは『投者』ではなく『投手』なのか?」という点について、言語的・歴史的な観点から解説します。

    1. 日本語の「〜者」と「〜手」の違い
    まず、「〜者」と「〜手」には次のようなニュアンスの違いがあります:

    〜者(しゃ):
    ある行為をする人、という意味で、やや硬い表現・書き言葉に近い。職業名や役割名にもよく使われます。
    例:執筆者、読者、発表者

    〜手(しゅ/て):
    手を使って行う技能や特技に関係し、実技・技能者を表す場合が多い。より口語的で親しみやすい響きもあります。
    例:歌手、棋士(囲碁・将棋の手に関係)、絵師、相手、剣士
     
     2. 野球用語における採用の背景
    【打者】
    打つことに焦点を当て、「打つ」という行為をする人をシンプルに表した言葉。

    英語「batter」の訳語として、「打者」が新聞・報道用語として定着。

    ただし、「打手(だしゅ)」という語はあまり自然ではなく、漢語の「打者」の方が響きがよかった。

    【投手】
    英語「pitcher」の訳語として、「投げることをする技能者」として「投手」が定着。

    「投者」ではやや不自然な響きがあります。「投」は動作ですが、「者」は無機質な印象になりやすい。

    つまり、

    〇「投手」は、“手を使って投げる技術を持つ人”というニュアンスがあり、日本語として自然な形
    × 「投者」は、「そんな言葉ある?」というほど使われない構成で、日本語として不自然

     3. 慣用的な語感と定着の違い
    野球が日本に入ってきた明治時代~大正時代、新聞記者や通訳が訳語を工夫しながら定着させた中で、「投手」は「歌手」や「剣士」と並ぶ自然な技能者の表現として好まれたと考えられます。

    「投者」という語はほぼ使われた記録がなく、語感としても不自然だったため採用されなかったのでしょう。

    補足:他のポジション名との比較
    捕手(catcher)
    投手と同じく「手」を使うポジション。技能的なニュアンスが強い。

    走者(runner)
    「走手」では不自然なため、「走者」となっている。こちらは「位置(塁上)」の意味も関係。

    打者・走者は「状況にいる人」、「投手・捕手」は「役割・技能」と捉えると整理しやすいです。

     まとめ
    「投者」は日本語として不自然なため使われなかった。
    「投手」は技能者を表す自然な日本語表現として定着した。
    「〜者」は状況・役割、「〜手」は技能・職能に寄る傾向がある。』


     だそうです。なるほどねぇ。。。

     という訳で、野球場を訪れてはいかがでしょうか。そして、スタンドのビール売りのお姉さんにも注目してみましょう♡

  • 野球場に人が集まって話が展開されるからってそれが何だというのかと読む前は思っていたのだけど、意外や意外に展開の起伏が感じられるエピソードばかりだった点は驚き
    また、多様な人物たちを繋ぐ存在である主人公のルリコは可愛い上に人の話を引き出すのが非常に上手いタイプだね
    物語の舞台が野球場という特性を持っているだけでなく、ルリコの存在によって話が華やかなものに変わっている印象があるよ

    野球場といえば、そこへ行く目的は即ち野球を見る行為がメインになるはずなんだけど、本作において野球シーンそのものはあまり描かれないのは印象的。本作ではひたすらに客席や球場施設に集う者達を描いているね
    場所は野球場だけど、必ずしも野球そのものを目的としてその場に居るわけではないし、そこで発生する遣り取りも野球に限られるわけではない。第1話から登場する村田も野球好きでは有るけれど、同時に仕事の辛さから逃げ込む場所として球場を求めているフシが有るね
    他の者達も野球を見ることがメインなのだろうけど、他にも何かしら目的や理由があってそこに居る
    そんな者達にルリコは気さくに話しかけ、球場での体験をより楽しいものにしているね


    本巻に収録されているエピソードの中でも気に入ったのは第5話かな
    口数少なくて仕事人間なオジサンが小さい子に優しくしている絵というだけでも好みなのに、世代を越えた遣り取りには涙腺が刺激されてしまう
    特に警備仕事へのやる気が無かった新人君が飴の思い出が繋がった後、イガさんの後ろで敬礼を返しているコマなんて何度も見返してしまったよ
    こういうエピソードは本当に弱いのですよ……

    そのようなエピソードを挟みつつ、第1巻の終盤を登場人物たちに拠るルリコに感謝を示すエピソードで締めるのはナカナカに気が利いている構成
    このような内容では読んでいるこちらまでルリコのファンに成ってしまうというものですよ!

  • 1話だけ見て、マイルドめな長瀞さんin球場編かと思ったら、結構しっかり球場お仕事マンガしてました。舞台のモデルが千葉ロッテとは渋いなぁ

  • 新しい視点での野球漫画でキャラもそれぞれ立っていて、意外と見応えがある。アニメからはいたが、意外と楽しめている。マガジンにいたころ読んでいたのを思い出した。

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