スキップとローファー(5) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
4.52
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本棚登録 : 831
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065224977

作品紹介・あらすじ

岩倉美津未、15歳。東京の高偏差値高校に首席入学! それを機に上京した彼女は、勉強こそできるものの、過疎地育ちゆえに同世代コミュ経験がとぼしい。そのうえちょっと天然で、慣れない都会の高校はなかなかムズカシイ! だけど、そんな「みつみちゃん」のまっすぐでまっしろな存在感が、本人も気づかないうちにクラスメイトたちをハッピーにしていく! 文化祭も終わって高校1年生もすっかり後半戦。クラスメイトとして親しくなった志摩くんとの友情は、これまでよりもはっきりしっかり色づいて……? 2020年マンガ大賞では第3位、各メディアから広く注目を集めるスクール・ライフ・コメディの最新第5巻は、ときどき不協和音スレスレだけど友情と恋心がゆっくりスピードをあげていく!

感想・レビュー・書評

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  • 志摩くんがどんどん等身大の子どもに戻っていく。
    ゆづと誠にも友情という絆が。なおもみつみに救われていたんだね。みつみの周りが優しくなっていく。

  • 東京での高校生活も季節は冬へ。人間関係の大きな変化も、小さな幸せもたくさん降り積もりながら、年末へと向かう5巻。芽生え始めたその気持ちは恋なのか?!つかず離れずの距離感を描くのが上手い!

    友だちへの好きって気持ちと、長所に対して感じてしまう劣等感。一筋縄ではいかない心の機微を、あたたかく編み上げて届けてくれるマンガだなって感じる。美津未とミカ、誠と結月。白と黒では分けられない感情のグラデーションが鮮やかに友情を描き出す。どのキャラもみんな好きになっちゃうね。

    友だちだからどうするとかじゃなく、何かあったら相手のところへすぐ駆けつけたり、気を許した姿を信頼して見せたり、そういう行動が二人をかけがえのない友だちにするんだなと。恋心に対して落ち着いてる美津未と、戸惑いを隠せない聡介が対照的で可愛い。というか、ふみが猛者の貫禄を醸し出している!

    「志摩聡介はいつもその台風の中心にいる あいつはスゲェ…」
    「キョロキョロすんのは逆に遠回りか 愚かなり、山田。」
    誠のセリフがいちいち面白い。一方の山田は限界を迎えていて、迎井をドン引きさせていた(笑) あの怖がり方、女子か!

    ナオと仲良くなった過去エピソードもよかった。あと、「かわいい」「きれい」について美津未へと問いかけた言葉も印象深い。ここで素直に言える美津未が素敵だよね。美津未ならきっと大丈夫って思える安心感がある。

  • 【あらすじ】
    文化祭も終わって高校1年生もすっかり後半戦。クラスメイトとして親しくなった志摩くんとの友情は、これまでよりもはっきりしっかり色づいて……? 2020年マンガ大賞では第3位、各メディアから広く注目を集めるスクール・ライフ・コメディの最新第5巻は、ときどき不協和音スレスレだけど友情と恋心がゆっくりスピードをあげていく!

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • 祝・3/23(みつみの日)に5巻発売。

    本当に、全てのお年頃女子に読んでほしい内容。
    あのとき、お年頃女子だった人にも読んでほしい。

    女子中高生必修の教科書に載せていいレベル。
    見た目のことやメイクのことについて、
    めっっちゃ大切なことが書いてある。
    作者は人生何回目かの現役女子高生なの???笑


    みつみちゃんの妄想とか想像がとにかく面白いし
    まさかのベルばら描写はにやにやしちゃったし
    あーー恋する女の子ってかわいいなーーー!!!ってひたすら思ったし
    あとはとにかくブレないまこっちゃんが好きwwww

    だけどまこっちゃんも普通の女子高生なんだよな…
    ワカル…が毎話更新されていく…
    そしてあの状態でビデオ通話をかけるみつみ、きみはどうかそのままでいてくれ…尊い……

    まこっちゃんのどきどきデート回。
    私の顔面はゆづより断然まこっちゃんなので
    めちゃくちゃまこっちゃんに共感した…!
    あと、あの眼鏡かけてる人の、かけてない時でも眼鏡直す癖、特に共感。笑
    先輩もいい人でよかった…そしてゆづちゃんありがとう…

    ほんと、女子中高生の教科書に載るレベルでよかった…(2回目)

  • 今年読んだ漫画の中で、ベスト3には入る漫画だと思います。四巻までは無料アプリで読んで五巻は買って六巻も買ってあります。今、九巻くらいまで出てる?
    五十が近付いたおじさんが、心が洗われるなぁ、こんな若い子が、こんなに人の気持ちとか考えてるんだ、自分はこんな年寄りなのに、人のこと、何にも考えてないなぁ、と思いながら読んでます。

  • 「おしゃれは自己満の世界、好きな時に始めて好きな時にやめりゃーいい」垢抜けてなくても、ネイルの指もゴツゴツのばあちゃんの手も、全部綺麗。ミカの気持ちが一番わかるな〜だからこそ、ゆづとまことがコソコソしてる時に「いつかどっかのタイミングで教えてくれるんじゃない?まぁなんつっても仲良しなので」と言い切れるみつみが眩しいし、最高の価値観だなと目覚めた。すっかり信頼されるの嬉しいよね。こんな友達ほしかった〜!!

  • 高校生活もそこそこ進み、友だち関係もひと通り整ってまいりますと、さあいよいよ「恋」のお話へと展開していきますね。折しも時は2学期。クリスマスに年末年始にと、恋ネタには事欠かないシーズン。男子も女子もちょっとそわそわし始めています。無自覚だったみつみとしまくん、お互いに少し意識が変わってきたような…もどかしくも微笑ましい。若いっていいね☺️。

  • 3刷 帯

  • 5巻はちょうどアニメが終わったあたりから。ナオちゃんの過去は辛かったんだろな。みつみちゃんがナオちゃんの心を癒してくれてたんだと思う。そして、レンタカー発言はフラグかな?

  • 好きだなぁ…。
    いい、いいよ、みつみちゃん。
    なんか「愛おしい」って言葉がピッタリ。
    志摩くんもそろそろ他の子とは
    違う存在になりつつあることに気づいた。

    同じ部の先輩が気になる、まことの恋バナを
    親身に応援してくれる、ゆづ。
    この女子コンビも雰囲気良し。

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著者プロフィール

アフタヌーン四季賞2012年秋のコンテスト『箱庭のこども』佳作入賞を経て、集中連載『カナリアたちの舟』(全1巻)にてデビュー。
「アフタヌーン」2018年10月号より『スキップとローファー』連載開始。


「2023年 『スキップとローファー(8)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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