幻想列車 上野駅18番線 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 54
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065228340

作品紹介・あらすじ

――――あなたには、“本当に忘れたい記憶”はありますか?――――

上野駅の幻の18番線には、乗客の記憶を一つだけ消してくれる列車が停まっている。
秘密のホームへの扉の鍵を手にした4人の男女が忘却を願うのは、大好きなはずのピアノ、事故で死んだ最愛の息子、人生で最悪のクリスマスイブ、そして幼い頃犯した罪。

忘れられるものなら忘れたい――でも、本当に? 

自分の過去と向き合うため、彼らは謎めいた車掌と不思議な生き物・テオと共に旅に出る。

『塀の中の美容室』の桜井美奈が描く、4人の人生を紡いだ感動の連作短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 2021.05.21 図書館

  • 忘れたいこと…あるよね
    内容紹介文に激しく同感し手にとりました
    当然のことながら方法論が書かれたものではなく小説です
    なのでこれを読んでも忘れたいことを忘れられるわけではありません
    ですが誰しも何かしらを抱えて生きていること
    そして第三者としてそれをみれば(読めば?)もういいんだよ、と声をかけたくなること
    そのことが心を軽くしてくれるように思いました

    記憶が自分を苦しめるものである一方で
    生きる希望となるものでもあること
    できることなら後者をより多く
    みんながもてる社会になるといいなと
    世の中がこういう時であるからこそ強く思いました

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著者プロフィール

2013年、第19回電撃小説大賞で大賞を受賞した『きじかくしの庭』でデビュー。主な作品に『落第教師 和久井祥子の卒業試験』『嘘が見える僕は、素直な君に恋をした』『塀の中の美容室』『居酒屋すずめ 迷い鳥たちの学校』などがある。

「2021年 『幻想列車 上野駅18番線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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