脳男 新装版 (講談社文庫)

  • 講談社 (2021年4月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784065228388

作品紹介・あらすじ

猟奇的な連続爆弾犯のアジトで発見された、心を持たない男・鈴木一郎。逮捕後、新たな爆弾の在処を警察に告げた、この男は共犯者なのか。男の精神鑑定を担当する医師・鷲谷真梨子は、彼の本性を探ろうとするが……。そして、男が入院する病院に爆弾が仕掛けられた。
あらゆる感情が欠落した男。男の正体の解明に挑む精神科医と共に事件の核心にたどりついた刑事が見たものとは。
全選考委員が絶賛した超絶の江戸川乱歩賞受賞作。2000年週刊文春ミステリーベスト10 第1位。

みんなの感想まとめ

心を持たない男の正体を探る精神鑑定医の奮闘が描かれるこの作品は、緊迫感あふれるストーリー展開が魅力です。主人公である精神科医・鷲谷真梨子は、謎に包まれた鈴木一郎の本性を明らかにしようと奮闘しますが、そ...

感想・レビュー・書評

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  • 想像していたテイストとは異なっていましたが、楽しめました。続編がある終わり方でしたので、機会があれば。

  • 精神鑑定医鷲谷真梨子が、謎の男「鈴木一郎」の正体を探るのがメイン。真梨子はよくいえば行動力があるが、若干暴走気味な気がしなくもない。「鈴木一郎」の今後の活躍?に興味が湧く。

  • まさかのダークヒーロー誕生
    しかも物語は続く感じでのラストの展開!

    鈴木一郎の明晰な頭脳は造られたものっていうより、障がいからの転用
    この鈴木一郎の人物解明と、本筋の事件解決の両建ての内容のため、もっとページ数を使ってより濃い内容にしたらもっと楽しめたかなぁ

  • ある意味、スーパーマンですね。
    主人公はこのまま何処にいくのか。
    人を殺し続けるのかな。
    続きが気になりますね。

  • えー!!続くの!?ってビックリしました。先がめちゃくちゃ気になります!鈴木一郎は何者なのか?これは、映画のポスターが思いっきりネタバレしてるせいで、大体の見当はついてしまったんですが、それでも楽しめました。何はともあれ、早く続きをよまなくてはっ!!

  • もっと怖いストーリーかと思いきや…
    自分の道徳感で殺人を犯していく鈴木一郎はとんでもない人格の持ち主。
    最後の結末は物足りなかった。

  • 話の内容としては面白かった。単純にひとつの病名として括るには説明し難い男を、医療の面から推測し、過去の人脈から繋ぎ合わせ、男の正体に迫っていくのは面白かった。そこに精神科医の感情も合わさるので専門的な医療用語もたくさん出てくるが、そこは難なく物語として入ってきた。
    ただ、自分の好みの話になってしまうかもしれないが、描写の描かれ方がひとつの描写にたいして例え話や比喩表現がいくつも文章として羅列され、物語を進めていく上でひどく回りくどいと感じた。(正解を見せるまでにCMを何個も挟まれるような焦れったい、それほんとにいるのか?もっと端的でいいじゃないか。と感じる場面が多かった)
    好みの感覚も違うと思うので、ピッタリハマる人は居るかもしれない。
    ただ殺人犯を追う。というミステリーはよくあるが、殺人犯と一緒に居あわせた謎の男の方を解き明かす事で間接的に事件が終息に向かう。という内容は斬新で面白かったので、この評価に。

  • 連続爆破犯人の仲間だと思われ逮捕された鈴木一郎とは一体誰でどんな人間なのか?
    精神鑑定をする事になった真梨子はそれを探し求める

    記憶力・知能・身体能力抜群だが感情が無い人間

    ロボットの様かな?と思ったら過去の彼は生きて行くのが困難な状態で驚きでした

    この先彼はどう変わって行くのでしょうか?

  • 脳男の犯した犯罪を暴いていくというのではなく、脳男自体の正体を暴いていくのが、主なストーリーです。過去の姿と現在の姿のギャップがどうやって埋まったのかについては、やや抽象的な説明にすぎるかなと思いました。また、折角の脳男の活躍も終盤になってからなので、物足りない感じがしました。続編ありきの設定なのかな。

  • ずっと気になっていてようやく読みました。勝手に想像していた雰囲気とは違ったけれど、それが新鮮に感じられて楽しめました。25年前に出された本作だけれど、古くさく感じないのはすごい。シリーズ2作目も読みたいと思います。

  • 数年前にこのシリーズ3作目から読んでしまったものの、面白かった記憶があり、読んでみました。過去や特徴が徐々に明らかにしながら伏線を張り巡らせてあり面白かったです。2作目も期待してます

  • 聞いたことはあるが内容は知らず、映画化されたことを思い出す。

    てっきりクローン脳から人工的に人間を作ったみたいな話かと思いきや、生まれつき感情を持たない人間の話だった。

    何故、鈴木一郎(本名:入陶大威)が公共の復讐者や正義の代行者といった虚構を作り上げたのかが分からず中途半端な終わり方だが、どうやら続編があるようなので追いかけてみよう。

    ✍追記
    さくっと流されたが、エアシューターの管理室へ行った鑑識の黒田達は爆弾で亡くなったということでいいんだよね?

  • 刑事がもっと鈴木を信じて欲しかった…結局その能力に頼ってるんだからさ…

  • 鈴木一郎の過去が徐々に明らかになっていくことの興味と爆弾犯緑川が仕掛ける爆弾の仕掛けなどはらはらドキドキはするのだが結末がちょっとあれれ?って感じ。

  • 終わりがモヤッとしてしまって、今後も鈴木は殺人し続けるのか、どうなのか。
    最後、感情が現れ始めてしまったのか、そうだとしたら、この先想像つかない苦しみを味わうことになりそう。

  • 個人的にあんまり終わり方がすっきりせず。
    謎が多くて理解できず…
    展開は早くて読みやすかったです。

  • 恐るべき記憶力と知能、肉体を持ちながら感情を持たない、哀しき殺戮のダークヒーロー。

  • 随分と久しぶりの再読。
    映画のインパクトが強すぎるけど、原作は原作で面白い。

  • 人の心を完全に持たなくても、教育によって多少は人間らしく振る舞えるんだなと気づけた。

  • 続編が読みたくて20年ぶりに再読
    面白いじゃないか

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著者プロフィール

1956年栃木県生まれ、上智大学法学部卒。会社勤務等を経て、2000年に『脳男』で第46回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。他著に『事故係 生稲昇太の多感』『刑事の墓場』『指し手の顔 脳男2』『刑事のはらわた』『大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄』がある。


「2021年 『ブックキーパー 脳男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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