- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065230558
感想・レビュー・書評
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今回も気になる謎を残しながら、時間に持ち越し。敗北が何を指すのか非常に気になる。立花さんが胡散臭いけど、それでもどこか信じたくなるような感じを出しているのはすごいと思う。
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六花さんの安定した胡散臭さ。やばいと誰からも思われる琴子。つまり、通常運転?
今回、九郎くん、デフォルメ無表情が多いです。 -
山中で起きた3人の転落死。その原因はなんとキリンの亡霊で、しかも現場には桜川六花がいた!ついに再会した琴子と六花。六花の真意を見極めながら、琴子は事件の決着方法を探る。「岩永琴子の逆襲と敗北」本格始動!
事件の真相究明に、六花の思惑、キリンの亡霊への対処、事件解決への道筋と、複層的な事件の流れ。人々の思惑がもつれて一筋縄ではいかない展開に。キリンの祟りと言うけれど、ここまで執着する人々の思いの方がよっぽど祟りのように思えるのが皮肉。過去の祟りは偶然なのかな?それとも仕組まれていたりして?
生存者・丘町の狙いも鍵になってきそう。キリンの亡霊を恐れていた柊が何を思っていたのかも気になる。生贄を捧げれば鎮まるのではないかって考えは、なんの根拠もないのに不思議と信じられていて、しかも妙に説得力があるのが怖いよなって思う。というか、キリンって草食動物なのに人を供物にするのどうなの?!
六花は琴子を退けたい。しかし、殺せば秩序の破壊行為となって六花は確実に排除される。そもそも琴子を殺せば九郎が六花を許さない。そんな中で琴子をいかに封じるか。次巻でこの事件は決着するようなので、二人の駆け引きがどう描かれるのか楽しみ。