絵本 江戸のくらし (講談社の創作絵本)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 82
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065230770

作品紹介・あらすじ

江戸時代の人々の生活を描いた『絵本 江戸のまち』『絵本 江戸の旅』に続く、江戸絵本シリーズ第3弾。今回の『絵本 江戸のくらし』では、電気もガスも水道もない時代の人々の暮らしを、当時の道具や仕事を紹介しながら描いていきます。

 案内役は、昔から東京に棲みついていて町の移り変わりを見てきたという設定の「妖怪小僧」というキャラクター。
 その妖怪小僧や、他の「隠れキャラ」たちが場面のどこか隠れているという仕掛けもあり、「さがしもの」絵本としても楽しめます。

●おもな内容
長屋のくらし
くらしの道具
朝の行商
夜のくらし
火事
大工と左官
本作り
食べ物屋台
手習い所

感想・レビュー・書評

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  • 三軒長屋で暮らす人々の様子を中心に、江戸の城下まちにタイムスリップして再現された創作絵本です。長屋の上水井戸、暮らしの道具、ありとあらゆる行商人、庶民の楽しみ(浮世絵と貸本)、朝と夜のくらしなど、時代劇でみるような大道具、小道具が目白押しに登場してきます。電気もガスも、水道もない時代のくらしの知恵の数々が偲ばれます。

  • 子どもが小学校高学年の時に、社会で「昔の道具」について勉強していた。
    その時の教材にピッタリだと思う。

  • 江戸の生活について、絵で学べる

  • 江戸のくらしがわかりやすい。火消しの刺又の絵を見て、これが地図記号になったやつやん!等、イラストから頭にはいりやすく、楽しめた。イラストの中に、大頭、河童、やぶれ提灯お化け、豆腐小僧、見越し入道の5人の妖怪が隠れていて、見つけ出すのも楽しい。

  • これはシリーズもので、
    他にも #江戸のまち #江戸のたび がある。
    どれも文章は少なめで、
    絵がとにかく細かく分かりやすく描かれていて、
    見ていて楽しい。
    江戸から伊勢神宮までのたびの話も面白かった。

  • 雲に乗った妖怪小僧が、江戸の町の庶民の生活を案内してくれます。細部まで楽しみたい。

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著者プロフィール

1953年、東京生まれ。イラストレーター、絵本作家。絵本作品に『絵本 江戸のまち』(講談社)、『カラクリ江戸あんない』(福音館書店)、『ぼくのいまいるところ』(かこさとし著、童心社)、児童文学作品に『江戸の象吉』(講談社)などの作品がある。

「2021年 『絵本 江戸のくらし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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