日本の構造 50の統計データで読む国のかたち (講談社現代新書)

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  • 講談社 (2021年3月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784065230992

作品紹介・あらすじ

50の項目で、日本の「いま」を総点検!
この不安な時代に必要な、すべての議論の土台となる一冊。

Q 日本で10年以上同じ企業に勤続している人の割合は?
(『データブック国際労働比較』2019年)
A ア:75%    イ:60%    ウ:45%

Q 日本よりも長時間働いている国は?(OECD調査、2019年)
A ア:イタリア  イ:イギリス  ウ:ドイツ

・男女間、役職者と一般社員、正規と非正規、大卒と高卒……、賃金格差は?
・なぜ日本の開廃業率は他国の3分の1しかないのか?
・高年収家庭は低年収家庭の3倍、学校外教育費に支出
・60代後半の就業率、男性は50%超、女性は30%超
・社会保障給付、高齢者・遺族への給付が51・2%
・なぜ日本では必要な人の10~20%しか生活保護を申請しないのか?
・資産額5億円以上は8・7万世帯
・東京の地方税収入は長崎県の2・3倍
・学力調査トップは秋田県と北陸3県……
  
数字からいまの日本が浮かび上がる!

みんなの感想まとめ

日本の現状を多角的に分析する本書は、50の統計データを通じて、現在の日本社会の構造や課題を浮き彫りにします。先進国や北欧諸国との比較を交えながら、日本の特色や独自の問題点を明確に理解できる内容で、読者...

感想・レビュー・書評

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  • 今の私には、まだ早かったかも笑

    でも2020年と過去の比較のデータベースとしては
    有能な本だと思う。

    統計を調べたい時に振り返るという使い方なら
    重宝すると思う。

    でもやっぱ、
    物語を欲してしまうのでこれ以上は論じない。

  • 驚くほどに解析が薄っぺらく、特に巷で言われている以上の知見は得られない。

  • <目次>
    序章   日本の今とコロナ
    第1章  日本経済の健康診断
    第2章  教育格差
    第3章  日本人の労働と賃金
    第4章  日本人の生活
    第5章  老後と社会保障
    第6章  富裕層と貧困層
    第7章  地域格差
    第8章  財政
    終章   今後の日本の針路

    <内容>
    著者の本職っぽい仕事。さまざまな手に入るデータから、日本と世界、過去の日本と今の日本などを比較しながら、日本の現状を分析したもの。まあ、妥当な分析がされている。この50の統計データは使えると思うので、分析の結果よりも、データを重宝したいと思う。

  • 日本の構造について考えることができる本である。本著の掲げる50の項目に目を通すと、更に興味ある分野について深掘りしたくなる、そんな本である。


  • 橘木俊詔さんの『日本の構造』は、統計データをもとに日本社会の変化や課題を多角的に読み解いた一冊でした。家族や福祉、労働、教育など、私たちの日常に密接に関わるテーマが豊富で、特に中流社会の崩壊や非正規雇用の問題は強く印象に残りました。

    表面的には見えづらい構造的な変化が、データを通して鮮明に浮かび上がり、「知っているつもりだった日本」がいかに変わってきたかを実感しました。今後の日本を考える上で、多くの示唆を与えてくれる良書だと思います。

  • よくまとまったデータで、先進諸国や北欧諸国などと比較して日本の現状が説明されるので、日本の特色がわかりやすかった。

  • 背ラベル:302.1-タ

  • ただただ統計データが紹介される。

  • 国内だけの話で完結するのではなく、OECD等と比較して相対的に自分たちの立ち位置を知ることができてよかった

    都道府県別に比較したデータもあり、ケンミンショー的な雰囲気も味わえます

  • 各タイトルが内容を良く説明しているので、説明文ではなく、表やグラフを先に出した方がわかりやすいと感じた。

  • タイトルを見て、手に取った。
    この手の教科書的な本は結構読んできたので、全体をプレビューしてど知識を足していこうと読んだ。

    社会保障の内訳の変遷は、こういう観点で読んだことがなかった。戦後の、社会保障とは高齢者への福祉である、という経緯が依然として強いのは印象的だった。

    一方で日本は教育費支出を家計に依存してきた。

    最終章は、再び日本が経済活性化する針路として、格差社会を容認して、貢献度を追い求めるものに対価を与えるような社会、というのが一選択肢として提案されている。それらがごく一部なのか、2,3割はいるのか、関心がある。

  • 講義で使いました!短く区切られてるのがよい!

  • データで読む日本の現在。世界各国との比較データを見るたびに、立ち遅れている現実を突きつけられる。

  • まさにファクトフルネス

  • 50 項目のテーマ毎に様々なデータに基づきその実態を分析。イメージと異なる数値も意外と多いことを再認識した。ファクトフルネスの重要性と、その数値の背景や原因をしっかり認識することが、今起きている状況を表面的でなく正しく理解することに繋がり、これからを考える上でとても大切なことだと思う。

  • 全体の構成もグラフも文章も凄く分かりやすかったです。普通に生きていると、自分と同じような環境の人達が自分と同じような変化のない生活をしているように思ってしまいがちですが、データを通して、自分と違う国の人や自分とは違う世代の人達がどのように生きているかを知るいい機会になりました。富裕層と貧困層、教育格差あたりは特に興味を持って読めたし、自分の生活にも関連があって面白かったです。自分以外の人がどういうことを感じながらこの本を読んだか…についても興味があります。
    1人の日本人として、もっと働いてもっと稼いで、もっと日本を良い国にするために還元したいな…
    1度真剣に将来を考えよう…という気になれました。

  • 50項目の統計データを挙げ、それぞれ3,4ページの解説がなされている。
    諸外国との比較はとても興味深かった。
    福祉大国北欧、自立の国アメリカとよく言うが、その成り立ちにも簡単に触れられている。
    末尾のまとめの項目が、著者の論じたい主張なのだろう。わかりやすくまとめられていた。
    日本はこの先、家族が責任を負う福祉は小さい国に、本当になりたいのかなぁ。現状そうなっているけど、国民の意思はどうなんだろうか。

  • 東2法経図・6F開架:B1/2/2609/K

  • 格差、貧困、生産性、そしてジェンダーギャップが気になりますが、全部ミライが見えにくいのです。脳みそが千切れるぐらい考えてみるべきなのでしょう。

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著者プロフィール

京都女子大学客員教授,京都大学名誉教授
1943年兵庫県生まれ。
小樽商科大学,大阪大学大学院を経て,ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。京都大学教授,同志社大学教授を歴任。元日本経済学会会長。
専門は経済学,特に労働経済学。フランス,アメリカ,イギリス,ドイツで研究職・教育職に従事するとともに,日本銀行,経済産業省などで客員研究員を経験。
和文,英文,仏文の著書・論文が多数ある。
〔主要近著〕
『日本の構造:50の統計データで読む国のかたち』(講談社,2021年)
『教育格差の経済学:何が子どもの将来を決めるのか』(NHK出版,2020年)
『“フランスかぶれ”ニッポン』(藤原書店,2019年)
『日本の経済学史』(法律文化社,2019年)
『21世紀日本の格差』(岩波書店,2016年)
『フランス産エリートはなぜ凄いのか』(中央公論新社,2015年)

「2021年 『フランス経済学史教養講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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