- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065234587
作品紹介・あらすじ
江戸の芝居見物は家族総出で1日がかり。その隙をつく「芝居泥棒」が横行しだした。月也と沙耶の出番は?──書下ろし時代小説!(後送)
感想・レビュー・書評
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芝居見物の隙を衝く「芝居泥棒」が横行。月也と沙耶は芸者たちと市村座へ繰り出す。
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今回は二話とも義賊っぽいストーリーでした。二人の子供、見たいな。
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全くぶれない。いつもと同じ!
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軽く読みたい向きには、良いシリーズの10巻目
売れっ子の芸者の持ち物が盗まれるという事件が。
それを泥棒市で売っているらしい。
奉行から直々に匿名捜査依頼のふたり。
半襟商いの大店に引き込みとして入っている女中から、盗賊から足を洗いたいと相談。
そこに、皆殺しをする盗賊一味が下見に。
またしても、お手柄は秘密にされてしまうが、おおらかな月也と沙耶の夫婦はみんなが幸せになることが一番!と。
シリーズ中盤あたりから江戸の料理のレシピが充実しているのも読みどころ。 -
シリーズ10作目。今回は中短編2作な構成。
前作までは巻を分ける話もあったが、サクサクと読める分量だった。
勧善懲悪の昭和のテレビ時代劇的な安心感を感じた。そして何よりご飯が美味しそうなのだ。江戸の町の惣菜や外食の蕎麦に朝ごはん。お腹が空いてくる。