キレにくい子どもを育てる。親子のアンガーマネージメント (こころライブラリー)
- 講談社 (2021年7月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065241714
作品紹介・あらすじ
気に入らないことや、自分の思い通りにならないことがあると、些細なことでも攻撃的な言動をする「キレやすい」子どもがいます。また、そんな子どもの態度にイライラしていると、親まで怒りっぽくなったり、ストレスが溜まったり悪循環が起こります。
「わが子をキレやすい子にしたくない」「キレやすいわが子に困っている」「わが子へのイライラを抑えられない」という親へ向けて、子どもの心に寄り添いながら、親子でできるアンガーマネージメントをイラストや図解を交えながら解説。正しい声かけや問題解決の方法を学びます。乳幼児期から高校生までの具体的な事例も紹介します。
第1章 なぜ子どもはキレるのか
キレやすい子どもの心理
子どもは親の姿を見本にする
第2章 子どもの発達に合わせた親の関わり方
乳幼児期の発達に伴う親子関係の変化
愛着の発達と親の関わり方
親の愛着の表現タイプ別コミュニケーション方法
第3章 キレた子どもへの対処法
子どもの気持ちを受け止めるコミュニケーション
キレにくくする話の進め方
年齢別 親子のトラブル事例
事例1 幼児期「甘えたいんだけど……」
事例2 小学校低学年「新しい環境へのとまどい」
事例3 小学校中学年「お兄ちゃんはつらいよ」
事例4 小学校高学年「頑張ってきたのは誰のため?」
事例5 中学生「ゲームだから」
事例6 中学生「実行委員、辞めたい」
事例7 高校生「進路希望、特になし」
事例8 高校生「いろいろあるの!」
事例9 発達障害のある幼稚園児「ぼくが一番前!」
事例10 発達障害のある中学生「整理整頓できない」
事例11 非行傾向のある高校生「ちょっと借りた」
感想・レビュー・書評
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事例と対応がリアルに感じられなかった
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2022/09/20
・中学生、高校生まで対応が入っているのが珍しいなと思った
・SSTカード(ソーシャルスキル学習)は買おうかなと思った -
まさにうちの子!という事例はなかったけれど、これはまさに私のことだ。。。という内容があり、参考になった。発達障害があっても、気軽にカウンセリングが受けれる環境にはないため、親、私が自分を一つでも変わっていくしかない。小さい頃の私は、もっと母親から、父親から、話を聞いて、受け入れてほしかった。親になった私は、それができているかな。ニュートラルに受け入れること、アイメッセージを使うこと、この2つからはじめていきたい。
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非常に良かった。かなりオススメ!!特に年齢別親子のトラブル事例が、よくあるあるという内容で、子どもの隠れた気持ち、親のNG声かけとOK声かけの比較がとってもわかりやすい。