宇宙人と出会う前に読む本 全宇宙で共通の教養を身につけよう (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 412
感想 : 40
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065243114

作品紹介・あらすじ

もし宇宙で知的生命と出会ったら、ちゃんと会話できますか? いざというとき恥をかかないための本当に必要な宇宙的教養を教えます!

感想・レビュー・書評

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  • 物語の導入がわかりやすく、
    最初の100ページまでは本当に
    読むのが楽しかったです。
    そこから後は、ぐんぐんと
    私の知識では追いつかない物理の話に
    なり、苦痛に(笑)。

    それでも、ほとんど理解が及ばないくせに、
    まるでジェットコースターに乗って、
    もう怖くて放心状態なんだけど、
    空の眺めがビュンビュンと次々に変わる様子を
    ただただ眺めて目眩を感じているような
    感覚!
    自分の古風な宇宙の感じ方が見事に変わって、とうとう
    あとがきまで到着しました。
    とても楽しい読書体験でした。


    またこのジェットコースターに乗りたい。
    面白かった!

  • 献本で頂きました。人生初のブルーバックスです。理系の良書が多いこのシリーズ、解っちゃいるけど読まない人でした。ところが、この本滅法面白かったです。物理なんて赤点しか取ったことないですけどね(笑)。むしろ文系のガチSF好きに読んで頂きたいですね。『銀河ヒッチハイク・ガイド』とかの裏付けに最高です。だいたい、私は地球から来ました、という自己紹介が有効ではないなんて、誰が考えるでしょうか。宇宙共通の古文書があるとか、わくわくしませんか?『銀河ガチャ』とか、トピックの立て方がとてもキャッチーです。

    細かいところは、詳しい方にとってはツッコミどころあるのかも知れませんが、この本をきっかけに宇宙物理学や地学的な興味を深めていくには、最高の案内書だと思います。内容を感覚的にしかご案内出来ないのは、私の浅学によるものなのですが、面白いから読んでみて!というお勧めは、強力にさせて頂きます!

    楽しい一書でした。親子で読んでもいいかな。いい時間をありがとうございました。

  • 宇宙科学の基礎を「宇宙人と交流する時の常識」としてわかりやすく説明してくれている本。
    設定が面白くて、説明がどこまで理解できたかはともかく(!)一気に読みました。

  • 宇宙人に地球や自分のことを説明できるか?数学、物理学、化学、生物学まで総動員して書かれているので全てを理解することは困難だったけど、今では地球が月一つ、太陽一つの星という奇妙な星だということ、前後非対称で左右対称の生き物であるということは自信を持って説明できます。そして宇宙人に会うときには周期表とこの本を持ってコンタクトすることをおすすめします。序盤でペガスス座の友人に教えた、周期表にアルファベットを当てはめ言葉を伝えるシーンがありますが、終盤に答え合わせが出来て(正解でした!)嬉しかったです。私も周期表を使ってメッセージを伝えたい。物語形式で自分が主人公になって読み進めて行くことができるので最後まで楽しく宇宙人と擬似交流ができました。宇宙人視点で普段から物事を観察できればもう立派な宇宙人です。

  • タイトルに惹かれて買った。これは面白い。
    ブルーバックス初めてだったので、全然わからなかったらどうしよう…と不安に思う部分もあったが(ど文系のため)、分かりやすかった。
    とはいえ全て100%は理解できてない。特に9章の数字の成り立ちについてが全くわからなかった…。

    まあところどころわからない部分はありつつ、そもそも設定が宇宙ステーションに集められて宇宙人と交流していくというSF的ストーリーなのでとっつき易い。2021年現在、地球人は宇宙についてここまで分かっているという話。
    宇宙をもっと学ぶためには物理学や数学、はたまた生物学的な部分ももっと勉強しないとな…と思った。理解力が乏しくて悲しい。

    面白いなと思った部分は、
    ・太陽が一つしかないのは宇宙では特殊。連星の方が当たり前。
    ・ダークエネルギーは宇宙を膨張させているので、どんどん星の距離が離れていってる。
    ・地球人は左右対称だが、宇宙では当たり前ではない
    ・星と星の距離がありすぎるので、文明のある星にメッセージを送っても、先に文明の寿命が尽きてしまうかもしれない。

    これだけ広い宇宙なんだから宇宙人は絶対いるだろうと思っていたが、その考えが強くなった。
    宇宙は分からないことだらけだけど面白いし、夢がある。

  • 電子配置図は宇宙共通言語
    ビッグバン元素合成で、まず1番の水素と2番のヘリウム、5番目のホウ素まで
    恒星内元素合成でできるのは鉄まで 
    それ以外は92番のウランまで超新星爆発で合成される
    ウランより重い元素は人工的に作り出せる 現在118番のオガネソンOgまで

    恒星の半数以上が連星 現在の北極星気ポラリスも3連星 複数の太陽が別の動き  
     一神教は太陽が一つに起因? 太陽Sun=語源Sol=唯一の意味
     同期化により100億年後に地球は月と同じ回転速に1年1200時間、7日間に

    全球凍結と 外核が誕生した時の名残をとどめることで 生物の進化
    知的生命の要件
     抽象的な概念=数学  外界の存在の認知=物理学
    10進法は指の総数から

    太陽系以外の惑星が観測されたのは1995年 ペガサス座51番星b
     生命のための液体の水 恒星との距離に左右される
     重力 生物の大きさは重力に反比例する
     光で片道35年の通信をできる1等星は9個しかない
     文明の寿命  通信能力の向上と 文明を崩壊させる不安定要素も増加
     アバターでの交流

    時計の針が右回り 北半球の日時計 影が右回り

  • 本書は科学史に残る大天才スティーブンホーキング博士に師事した天文学者高水裕一氏が、宇宙共通の教養を会話形式でわかりやすく解説した本である。
    タイトルからはトンデモ本臭がほんのり出ているような気がするが、その内容は宇宙の専門家が科学的根拠に基づいた宇宙観を示し、ワームホールなど不確実な要素は極力避けている。
    本書は、地球人は宇宙を主観的にしか捉えていないことを指摘し、地球や太陽系を客観的に捉えるための知識や方法を授けてくれる。地球の住所や人間の構造といった物質的な事柄から、エネルギーや数などの観念的なところまで話は広がっていく。

    本書を読めば、たとえ宇宙人が目の前に現れても宇宙共通の言語である「周期表」を用いて自己紹介ができるようになるはずだ。

  • 「三体」を読み終えた勢いで手にした本。星の半分以上は連星とは知りませんでした。緑色の太陽、なるほど。やはり少々内容についていけないところは、私の宇宙偏差値が低いということでしょうか。宇宙の入門書、いくつか読みましたが、宇宙における銀河の数や、天の川銀河内の恒星の数が結構違いますよね。これは何故でしょう?それにしても、このような本を読む度に、「やはり宇宙はでかい」としみじみ思います。

  • タイトルに惹かれて図書館で借りて読んだが、中身はかなり物理学、特に素粒子や宇宙物理に偏っていたのでかなり飛ばし読んでしまった。
    一番最初の、周期表が出てくる話は「宇宙船ビーグル号の冒険」を彷彿とさせる部分があり、懐かしかった。そう、宇宙の共通語の一つは原子構造・分子構造なのである。この同じ物質宇宙にいるからには、同じ原子構造を基にしているに違いなく、それを模式化した図は必ず全宇宙共通なのだから。本当は、化学のロマンってそのあたりにあるんじゃないかと思う。
    その後は物理学や生物学や数学を摘んだり撫でたりという感じの本だった。こういう本で何か興味の入り口を持てればそれも良いかもしれないが、実は同じような機能を果たしてもっと面白い読み物がSFである。特に昔のハードコアSF(ビーグル号のような)はいわゆるセンス・オブ・ワンダーにあふれていて楽しみつつ目を開かれることが多かった。この本も、親しみやすくするために「惑星際(「国」際ではない)宇宙ステーション」を訪問した地球人という設定で書かれているのだが、いろいろ無理があり言い訳しながらの進行になっている。もどかしく飛ばし読んでいるうちに久しぶりに本当のSFを読みたくなりました。

  • 文系の私は半分も理解できませんでしたが、楽しく読了できました。物語仕立てになっていて、展開が面白いからだと思います。
    宇宙基準でモノを考えると、全く地球の常識ご及ばないことが興味深いです。生き物は左右対称であるか、自然数は自然発生するか、などなど。常識って自分の中の世界だけだと感じました。

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著者プロフィール

筑波大学計算科学研究センター研究員

「2022年 『面白くて眠れなくなる宇宙(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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