ゆびさきと恋々(5) (KC デザート)

著者 :
  • 講談社
4.36
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本棚登録 : 513
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065248201

作品紹介・あらすじ

SNSでもメディアでも話題沸騰で記録的大重版!!! 「全国書店員が選んだおすすめコミック」少女漫画部門第1位にも選出! 今最も話題を呼んでいる『ゆびさきと恋々』の第5巻です。

ーーーこの非日常みたいな事が少しずつ日常へ変わっていったりするのかな。
女子大生の雪は、聴覚障がいがあって耳が聴こえない自分にも動じることなく自然に接してくる大学の先輩・逸臣に惹かれ、好きになる。この恋にしっかり向き合って頑張ることを決意した雪に、逸臣が「つきあおっか」と言ってくれて2人は付き合い始める。すぐに親友たちに紹介してくれたり、大切にされてることを実感する雪だけど?

感想・レビュー・書評

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  • 逸臣と桜志のエンカウント!どうなることやらとハラハラして見守っていたら、ケンカにすらならない圧倒的な実力差。桜志の感情や努力、それが雪に伝わっていないわけじゃない。ただ、それが独りよがりすぎるんだなと。手話というかけがえのない架け橋があるのに、自分の素直な気持ちを伝えられないのが悲しい。

    逸臣は憧れるほど自分軸を持っていて、自分の気持ちに素直なんだよね。そして、自分の軸を大切にするからこそ、雪の価値観や人間関係も否定せずに大切にしようと考えている。逸臣は桜志と対話をして仲良くなりたいだけなのだ。人間関係に勝ち負けを持ち込んで、「人を信用しなくなった犬みてぇな目」をしても、桜志も雪もつらいだけなのにね。「別れろよ」とか、「そんな手話使うな」とか、相手を変えようとするのはどうしてこんなこじらせた?!と考えてしまう。逸臣は相手とともに自分も変わろうとするから、しなやかで強いんだと感じる。

    「いつどこで出会ったとしてもいいなって思って 俺は雪を選んでいくんだよ」
    「雪は聴こえてないけど見えてるものが多いから行動で見せていきたい」
    すとん、と心に落ちる言葉の気持ちよさ。桜志と会話したのも行動の一つ。言葉の前に先回りしていく行動力を見習いたい。

    心とエマにもアクションがあり、波乱の予感!心はエマが逸臣のことを好きだと知っていたから言わないつもりだったんだろうか。この二人からも目が離せない!

  • 相変わらずのきゅんきゅんです。
    登場人物みんなにきゅんきゅんできる。

    逸臣さんが雪との出会いを語るシーンは、自分に言われてなくても毎度ながらドキッとしますね。
    そこまでの直感力と言うか、言い切れる出会いがあったことが素敵です。

    桜志くんは今回もちょっと切ないけど少し吹っ切れた感じで良かったです。
    あとエマと心ちゃんもどうなってゆくことやら。
    ここ、切ないトリオです。(桜志くんと二人、関わりないけど)

    そして雪と逸臣さんのデートは互いに目を奪われたんだなっていうシーンがあり、思い合える二人が微笑ましいです。

    次回、逸臣さんの旅の理由に雪同様、興味津々です!

  • 可愛いに尽きる。
    耳が聞こえないそれを感じさせない優しさと強さを感じます。あとキャラ達の反応が今風で、数年前もし同じテーマで漫画化された場合こんな感じの作風になったのかな?って思うから、今は色々な【形】を肯定できるひとが増えたのかなって思った。
    モノクロなのに、藤+逸がカラーで脳裏に浮かんだ。好き。

  • 最近追いかけてるマンガ、2巻ずつ購入しています。
    帯に「全国書店員が選んだおすすめコミック2021 少女漫画部門 第1位」とありました。

    桜志と逸臣二人飲み、桜志と雪の出会い、雪のバイト、心の告白、雪と逸臣のデート。

    桜志と雪の出会いがすてきでした。
    でも、逸臣が桜志にきっぱり言い放つところとか、雪と逸臣が藤の下でお互いに心奪われる様子には、敵わないなぁ。
    飄々とした逸臣と、「花たちが季節を順番待ちしてる」なんて思うかわいい雪、いいなぁ。(しみじみ)
    マンガのヒットの発行部数って知らないけど、150万部ってなんかすごいですね。

  • 初めましての森下suuさんは、原作と作画を分業されている漫画家ユニットさんなんですね。ずっと気になっていたので、1巻からまとめ買いして読みました。

    生まれつき聴覚障害のある女子大生の雪は、ある日困っているところを同じ大学の先輩・逸臣に助けられる。障害のある自分に対して、とても自然に接してくる逸臣に次第に惹かれていく雪。

    とても純粋で一生懸命で表情豊かな雪と、クールで何を考えているのかわからないけれど、とても優しい逸臣。今まで知らずにいたお互いの世界に、お互いが一歩踏み出していく。

    もうねぇ、雪ちゃんはめっちゃかわいいし、逸臣くんもかっこいい…。周りの友だちもとてもいい人ばかりで、今のところは雪が耳が聞こえないことで嫌な思いをするシーンがほとんどなくて、読んでいて胸が痛くならないのが良いです。痛くならないどころか、年甲斐もなくきゅんきゅんしちゃってます。

    ただ、気になる伏線がいっぱいで、続きがとっても気になります〜。

    絵もとてもきれいだし、カバー下の表紙も素敵です。

  • 1〜5巻
    今のところ無難な佳作という感じ。この人の絵が好き

  • 逸臣に桜志が拉致られたところから。

    雪の周りにも自分のことを知ってもらおうとする姿勢が素敵。
    コミュニケーション能力というか、メンタルがというか、色々強い男だなと思います。

    楽しそうなお付き合いで読んでいて微笑ましいです。
    逸臣の「話」ってなんだろう。
    留学をするとかかな?
    順調なので何か波乱が来るんだろうなとは思うけど、あんまり辛い展開じゃないといいなぁ…

  • 二人の前向きな関係性が素敵。泣かせるでなく、癒す。読了後は温かい気持ちになり、頑張ろうと思える素敵な作品。

  • 桜志に関して完全に誤解していたなぁ……
    彼について、好きな女の子に対して素直になれず意地悪してしまう小学生みたいな男という印象で読み進めてきたのだけど、逸臣との会話によってその印象が塗り替えられたよ

    素直じゃないし捻くれているのは事実なのだろうけど、それが雪との関係の全てというわけではなかったようで
    誰かに求められたわけではない。必要があったわけでもない。それでも雪と話す為だけに手話を覚えた桜志。また、耳が聞こえない者にとって困難な部分についても理解していたりする
    それらを普段使い出来るレベルまで昇華させる努力は簡単なものではなかったはず。これを単純に好きだったから、なんて理由で片付けてしまうのは確かに正しくない
    ただそこにあった感情はあまりに長い時間に渡って培われた感情だから、どうやったって一言で説明できるものでもないのだろうけど

    考えてみれば、自分に近しい人が手話を覚える理由が基本的に自分と会話するためとなる雪の環境において、手話を使える桜志の存在を特別なものと思わずに付き合えてきた、というのはそれだけで一つの当たり前を作り上げた特別な関係と言えるのだろうなぁ……

    雪が逸臣と付き合いだしてしまったことで変質してしまった桜志と雪の世界。その変質の意味を彼が悟るのはあまりに遅きに失したのだけど、この経験が彼の人生にとって何かしら意味を持つものだと良いなと思ってしまうね


    巻の後半で描かれる逸臣と雪の触れ合いでは手話や読唇をメインの交流方法とするからこそ生じてしまう微笑ましいすれ違いが幾つか描かれているね

    サプライズで彼氏が家の近くまで来てくれて、ベランダと道路で会話。カップルらしい遣り取りだけど、距離が有ったことや逆光によって上手く会話はできず
    それによって雪は居ても立っても居られず飛び出してしまう点は尚更に微笑ましいね

    雪発案のデート。それは雪の写真撮影に付き合って貰うというものだったけど、一方でそれは雪が物事を普段どのように見ているかを逸臣に教えるものにもなっているんだよね
    雪が見ている、雪が居る世界に興味を持ったことから、少しずつ雪を好きになっていった逸臣にとって、こうして見ているものを共有する機会というのはとても尊いものになったんじゃなかろうか

    それだけにその後の手話を勘違いしてしまう流れは余計に微笑ましく感じてしまうね
    雪からすればなんてことのない動作。でも、他の意味合いをその動作に見出してしまう逸臣からすれば、どうしても勘違いしてしまう
    正直、あの流れでキスしてしまう展開も有りだった気がしないでもないけど、逸臣は雪の「ここでキスは恥ずかしい」という意志を尊重しているね


    とてもゆっくりと触れ合いを重ねていく雪と逸臣の様子は本当に幾つもの尊さに満ちていて、読んでいて思わず何度もほっこりしてしまうよ

  • 5巻も温かくて可愛くて素敵なお話ばかりでした。
    桜志くんの雪ちゃんを想う気持ちに目頭が熱くなりつつ、逸臣さんとのやりとりを見ているとやっぱり逸臣さんって年上なんだなあと思わされました。
    俺は雪を選んでいくんだよって台詞が好きです。格好良いなあ…。
    藤の花のシーンもとても綺麗でした。雪ちゃんの花への思いも素敵で、雪ちゃんの見ている世界はこれからもっともっと輝いていくんだろうなと思うと愛しくなります。

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