ゆびさきと恋々(5) (KC デザート)

著者 :
  • 講談社
4.27
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本棚登録 : 206
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065248201

作品紹介・あらすじ

SNSでもメディアでも話題沸騰で記録的大重版!!! 「全国書店員が選んだおすすめコミック」少女漫画部門第1位にも選出! 今最も話題を呼んでいる『ゆびさきと恋々』の第5巻です。

ーーーこの非日常みたいな事が少しずつ日常へ変わっていったりするのかな。
女子大生の雪は、聴覚障がいがあって耳が聴こえない自分にも動じることなく自然に接してくる大学の先輩・逸臣に惹かれ、好きになる。この恋にしっかり向き合って頑張ることを決意した雪に、逸臣が「つきあおっか」と言ってくれて2人は付き合い始める。すぐに親友たちに紹介してくれたり、大切にされてることを実感する雪だけど?

感想・レビュー・書評

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  • 可愛いに尽きる。
    耳が聞こえないそれを感じさせない優しさと強さを感じます。あとキャラ達の反応が今風で、数年前もし同じテーマで漫画化された場合こんな感じの作風になったのかな?って思うから、今は色々な【形】を肯定できるひとが増えたのかなって思った。
    モノクロなのに、藤+逸がカラーで脳裏に浮かんだ。好き。

  • 相変わらずのきゅんきゅんです。
    登場人物みんなにきゅんきゅんできる。

    逸臣さんが雪との出会いを語るシーンは、自分に言われてなくても毎度ながらドキッとしますね。
    そこまでの直感力と言うか、言い切れる出会いがあったことが素敵です。

    桜志くんは今回もちょっと切ないけど少し吹っ切れた感じで良かったです。
    あとエマと心ちゃんもどうなってゆくことやら。
    ここ、切ないトリオです。(桜志くんと二人、関わりないけど)

    そして雪と逸臣さんのデートは互いに目を奪われたんだなっていうシーンがあり、思い合える二人が微笑ましいです。

    次回、逸臣さんの旅の理由に雪同様、興味津々です!

  • 桜志に関して完全に誤解していたなぁ……
    彼について、好きな女の子に対して素直になれず意地悪してしまう小学生みたいな男という印象で読み進めてきたのだけど、逸臣との会話によってその印象が塗り替えられたよ

    素直じゃないし捻くれているのは事実なのだろうけど、それが雪との関係の全てというわけではなかったようで
    誰かに求められたわけではない。必要があったわけでもない。それでも雪と話す為だけに手話を覚えた桜志。また、耳が聞こえない者にとって困難な部分についても理解していたりする
    それらを普段使い出来るレベルまで昇華させる努力は簡単なものではなかったはず。これを単純に好きだったから、なんて理由で片付けてしまうのは確かに正しくない
    ただそこにあった感情はあまりに長い時間に渡って培われた感情だから、どうやったって一言で説明できるものでもないのだろうけど

    考えてみれば、自分に近しい人が手話を覚える理由が基本的に自分と会話するためとなる雪の環境において、手話を使える桜志の存在を特別なものと思わずに付き合えてきた、というのはそれだけで一つの当たり前を作り上げた特別な関係と言えるのだろうなぁ……

    雪が逸臣と付き合いだしてしまったことで変質してしまった桜志と雪の世界。その変質の意味を彼が悟るのはあまりに遅きに失したのだけど、この経験が彼の人生にとって何かしら意味を持つものだと良いなと思ってしまうね


    巻の後半で描かれる逸臣と雪の触れ合いでは手話や読唇をメインの交流方法とするからこそ生じてしまう微笑ましいすれ違いが幾つか描かれているね

    サプライズで彼氏が家の近くまで来てくれて、ベランダと道路で会話。カップルらしい遣り取りだけど、距離が有ったことや逆光によって上手く会話はできず
    それによって雪は居ても立っても居られず飛び出してしまう点は尚更に微笑ましいね

    雪発案のデート。それは雪の写真撮影に付き合って貰うというものだったけど、一方でそれは雪が物事を普段どのように見ているかを逸臣に教えるものにもなっているんだよね
    雪が見ている、雪が居る世界に興味を持ったことから、少しずつ雪を好きになっていった逸臣にとって、こうして見ているものを共有する機会というのはとても尊いものになったんじゃなかろうか

    それだけにその後の手話を勘違いしてしまう流れは余計に微笑ましく感じてしまうね
    雪からすればなんてことのない動作。でも、他の意味合いをその動作に見出してしまう逸臣からすれば、どうしても勘違いしてしまう
    正直、あの流れでキスしてしまう展開も有りだった気がしないでもないけど、逸臣は雪の「ここでキスは恥ずかしい」という意志を尊重しているね


    とてもゆっくりと触れ合いを重ねていく雪と逸臣の様子は本当に幾つもの尊さに満ちていて、読んでいて思わず何度もほっこりしてしまうよ

  • 5巻も温かくて可愛くて素敵なお話ばかりでした。
    桜志くんの雪ちゃんを想う気持ちに目頭が熱くなりつつ、逸臣さんとのやりとりを見ているとやっぱり逸臣さんって年上なんだなあと思わされました。
    俺は雪を選んでいくんだよって台詞が好きです。格好良いなあ…。
    藤の花のシーンもとても綺麗でした。雪ちゃんの花への思いも素敵で、雪ちゃんの見ている世界はこれからもっともっと輝いていくんだろうなと思うと愛しくなります。

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