極限の思想 ドゥルーズ 内在性の形而上学 (講談社選書メチエ)

  • 講談社 (2021年12月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (258ページ) / ISBN・EAN: 9784065250570

作品紹介・あらすじ

大澤真幸・熊野純彦両氏の責任編集による新たな叢書、刊行開始!
「自らの思考を極限までつき詰めた思想家」たちの、思想の根源に迫る決定版。21世紀のいま、この困難な時代を乗り越えるには、まさにこれらの極限にまで到達した思想こそ、参照に値するだろう。

ドゥルーズは20世紀を代表する哲学者である。難解にもかかわらず、人の心を魅了する力がある。「ドゥルーズは哲学史の空間を高速で飛び回る青白い鬼火だ」と著者は言う。その魅力とは、どのようなものなのか?
たとえば「存在の一義性」という場合、その概念の祖であるドゥンス・スコトゥスの理解をふまえながら、スピノザ、ニーチェと、普通の読みではつながらない流れに系譜を通じさせてドゥルーズ的な配置をつくりあげる。そこにドゥルーズの哲学の創造がある。それを、とくと観賞しよう。
『差異と反復』、『意味の論理学』、『アンチ・オイディプス』、『千のプラトー』など、多彩な著作群に鳴り響いている通奏低音を感じ取るために、その「鑑賞の手引き」たらんとする力作!

【目次】
第一章 ドゥルーズという烽火
第二章 存在の一義性という革命
第三章 前哨としての内存在
第四章 ドゥルーズと狂気
第五章 表面という魔物
第六章 特異性と個体性の相克
第七章 無人島と可能世界

感想・レビュー・書評

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  • 掴みどころがない感じがした

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  • 「学」「二項性」の暴力性に抗うドゥルーズというイメージを持った。
    これはかけがえのない収穫だ。

    存在一義性、内在性は難しかった。
    第四章の狂気、第五章の表面、第七章の無人島(なかでも他者論)はかなり引き込まれた。

    著者の誠意を感じた。

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著者プロフィール

山内 志朗(やまうち・しろう):1957年山形県生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。慶應義塾大学名誉教授。専攻は哲学。著書に『天使の記号学』『存在の一義性を求めて――ドゥンス・スコトゥスと13世紀の〈知〉の革命』(以上、岩波書店)、『ライプニッツ――なぜ私は世界にひとりしかいないのか』『〈つまずき〉のなかの哲学』(以上、日本放送出版協会)、『普遍論争――近代の源流としての』(平凡社ライブラリー)など多数。共編著に『世界哲学史(全8巻、別巻1)』(ちくま新書)などがある。

「2023年 『中世哲学入門 存在の海をめぐる思想史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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