- Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065257852
感想・レビュー・書評
-
*
第一章 平家落人伝説の沼
第二章 ドーナツの穴
第三章 老いた少女マンガ家
第四章 裏事情
第五章 逢魔が時
終章 不在の存在
緻密な歴史の史実が満載、裏書を見て納得。
藤本ひとみさんは、
フランス政府観光局親善大使、かつ
フランス観光開発機構の名誉委員なんですね。
登場人物は非常に個性的というか、
偏った嗜好の持ち主で、数学、生物学、歴史、
気候などにこだわり深い人たちが登場します。
偶然駅で出会った芽衣の夫、颯が姿を消して一年。
なぜ彼はいなくなったのか、行方不明か失踪か。
和典は芽衣の心を解放したいと考えて、
最愛の夫の颯が消えた原因を数学、生物学、
歴史を絡めて解を導こうとする。
それぞれの学問への深堀が強く現れてるので、
読んでいて好みが分かれるのではないかと
個人的には感じた話でした。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
翼が登場して一気に手から汗が大量発生した。藤本ひとみ先生は今回も読者の心を狂乱させるらしい。ありがとうございます。翼とアーヤの関係がどうなったのかわかるから、KZを読んでる中学生以上は読んだ方がいいと思う。それにしても、へえ。そうなったんだね。うんうん、そっか〜。と、私はなった。学生だったら理解出来ない部分もあったと思うけど、もう大人だからよくわかる。はあ〜〜〜〜(クソデカ感情)。そうくるか…。
-
主人公が高2である必要性ってあったのかな…
思考回路や行動や知識への違和感がすごかった。
あと数学好きってとこもいらなかったような…
というか出てくる人全員に違和感アリ… -
娘が読んでいるジュニア向けKZのその後的な位置づけ。私は、藤本作品は、やはりがっつり歴史ものが好み。
-
スピード解決と理由について行けず…
-
時系列がよくわからないのだが、高校生になった翼も出てきたりして、楽しめた。主人公の心理の描写が面白い。
-
読みやすく、興味深かったです。
自明の理でしたが動機が途中まで分からなかった。愛の中の、己以外を排除しようとする業火…。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50303665 -
かわいらしいおばあちゃんではなくて、少女風老女で苦手に思った。
別荘のイメージが湧きづらい。
読み進めるのに時間がかかった。
ティーンズ小説の続編らしく、なるほどって感じ。