転生! 太宰治ファイナル コロナで、グッド・バイ (星海社FICTIONS)

  • 講談社 (2021年10月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784065258019

作品紹介・あらすじ

あの太宰治がよりによって現代日本に転生!
太宰 VS. 終わらないコロナ禍、開幕!!
ーー「生まれてきて、すみません」なんて、もう、言わない。言わせない。
コロナ禍でついに太宰に変革のときが!? 前代未聞の傑作がここに!!

第一章 太宰、鬱になる
第二章 太宰、緊急事態宣言にブチギレる
第三章 太宰、太宰治の墓参りをする
第四章 太宰、MCバトルをする
第五章 太宰、過去と向き合う
第六章 太宰、『ゆるキャン△』にハマる
第七章 太宰、井伏鱒二を読む
第八章 太宰、ここをキャンプ地とする
第九章 太宰、心中する(転生後三回目)
第十章 太宰、ぶんなぐられる
第十一章 太宰、今も愛されている
終 章 太宰、グッド・バイ

みんなの感想まとめ

現代日本に転生した太宰治が、コロナ禍という未曾有の状況に立ち向かう姿を描いた作品は、ユーモアと深い洞察に満ちています。太宰は、過去の自分と向き合いながらも、現代の生活に翻弄され、様々な試練を経験します...

感想・レビュー・書評

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  • 夢破れた太宰はコロナ禍でどこへ行く…。
    というよりも3巻は転生後に大暴走した太宰の自分自身での後始末、でした。

    4章までは蛇足かな。そこからは現代でやらかしたあれこれと自分の過去と向き合って清算するあたりはホロリとしました。

    井伏鱒二は『山椒魚』と『黒い雨』(未読)ぐらいしか知りませんでしたが、太宰の師であり恩人でもあったんですね。

    ここまで太宰治を面白く真面目に書ける作家さん、他にいないんじゃないかな。

  • 入水後転生した太宰、現代生活も4年目に突入で未曾有の事態に直面。またもや流されゆく。
    闘争の日々は続くけれど、恨むだけでは、嘲笑うだけではつまらない!芸がない!生き直す甲斐もない!
    太宰ファイナルだけど、太宰フォーエバーの気持ち。

  • 『娯楽』★★★★★ 10
    【詩情】★★★★★ 15
    【整合】★★★☆☆ 9
    『意外』★★★★☆ 8
    「人物」★★★★★ 5
    「可読」★★★★★ 5
    「作家」★★★★★ 5
    【尖鋭】★★★★☆ 12
    『奥行』★★★★★ 10
    『印象』★★★★★ 10

    《総合》89 A+

  • 面白かった! こんなに純粋な「面白い!」でページがめくれる本なかなかないと思う。1巻からずっと追っていたので完結がなんだか寂しい。それでも元気でいこう。絶望するな。なんとか、なる。太宰、グッド・バイ!

  • 佐藤友哉、太宰好きやったなっていう感想。
    前作二冊を読まずにいきなりこっちを読んでしまったけど、だいたいついていけました。

  • さすがにネタ切れ感というか、もともと一発ネタ的な作品だったと思うので、この辺で幕切れっていうのはまあそうだよな〜という感じです。
    ラストの方、なかなかに感動的というか良い話にはなってるんだけど、あの「仕掛け」はちょっとやりすぎではないかなと思いました。そんな分かりやすい構造にしなくても……というところ。
    佐藤友哉先生作家生活20周年ということで、鏡家サーガ復刊だけでなく今後の作品も楽しみにしております。はい。

  • なぜかこのシリーズは評価が高いが、、、もちろん嫌いではないのですが。MCバトルのところはハハノシキュウの影響でしょうか。楽しくは読めました。

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著者プロフィール

1952年北海道釧路市生まれ。
1974年に北海道教育大学札幌分校特設美術課程卒業(美学・美術史専攻)。1976年に北海道教育庁北海道新美術館建設準備室の学芸員、翌年には北海道立近代美術館学芸員となる。1985年北海道立旭川美術館学芸課長。1990年からは北海道立近代美術館に戻り、2004年同館学芸副館長。2012年から2022年まで札幌芸術の森美術館館長を務める。この間、それぞれの美術館で数多くの北海道ゆかりの作家の個展や現代美術展を企画開催。
現在、AICA国際美術評論家連盟会員、北海道芸術学会会員、北海道美術館学芸員研究協議会会員。また旭川市中原悌二郎賞、札幌市本郷新記念札幌彫刻賞、ニセコ町有島武郎青少年公募絵画展、北海道陶芸展などの審査員を務める。

「2023年 『北の美術の箱舟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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