誰かがこの町で

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 講談社 (2022年1月27日発売)
3.55
  • (68)
  • (249)
  • (233)
  • (33)
  • (12)
本棚登録 : 2548
感想 : 236
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (362ページ) / ISBN・EAN: 9784065260296

作品紹介・あらすじ

「王様のブランチ」で大反響、大重版!
ゾクゾクが止まらない、読む前には戻れないミステリー!

高級住宅街の恐ろしい秘密。住民たちが隠し続けてきた驚愕の真実とは?

人もうらやむ瀟洒な住宅街。その裏側は、忖度と同調圧力が渦巻いていた。
やがて誰も理由を知らない村八分が行われ、誰も指示していない犯罪が起きる。
外界から隔絶された町で、19年前に何が起きたのか。
いま日本中のあらゆる町で起きているかもしれない惨劇の根源を追うサスペンス!
江戸川乱歩賞受賞第一作。


変だと思っている者はあまりいないかもしれない。
「この町ではそういうものなのだから、従うのが当たり前だ」
と、周囲から言われ、そのうちになにも違和感を感じなくなる。
わたしにしても、特に生活に支障がないかぎり、なんとなくそうなっているのを認めているといってもよかった。
良子さんのようにあらためて口にすると角が立つからだ。
(本文より)

みんなの感想まとめ

恐ろしい秘密を抱えた高級住宅街を舞台に、19年前に起きた一家の失踪事件を巡るサスペンスが展開されます。主人公の望月麻希は、自身の過去を探るため、弁護士の岩田に調査を依頼。その過程で、地域の住民たちが抱...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  怖いなぁ…こんな地域に住みたくないっ…。

     ある高級住宅街で19年前に起きた一家の失踪事件…施設に預けられた一家の生き残り、望月麻希が母と同期の大学だったという岩田弁護士のもとを訪ね、どうして自分だけが…??を調べてほしいと依頼してきた。岩田の元で働く真崎は、麻希に自死した娘の絵里を重ねながらも、麻希とともに調査に奔走する。調査が進むとともに、一家が暮らしていた地域の、信じられない過去が明らかになっていく…。

     安心安全な地域づくりを謳って住民自らが自治組織を立ち上げるって聞けば、ある意味今の時代の理想ですよね!地域の見守りとか、地域交流とかが図れていれば、孤独死なんかない社会が構築できるわけですもんね…。でも、一歩間違えるとこんなに怖いことになっちゃうなんて…この地域に住むのなら、こうあって然るべき…それが度を超えちゃってます。でも、怖いだけでは終わらせないエンディングはよかったと思います。読み応えがありました。

    • かなさん
      ぴこさん、おはようございます。
      気になりますか?
      近所の目が気になるようになるかも…
      うちは、近所離れてるから大丈夫だけど^^;
      ぴこさん、おはようございます。
      気になりますか?
      近所の目が気になるようになるかも…
      うちは、近所離れてるから大丈夫だけど^^;
      2025/03/23
    • ぴこさん
      あぁ かなさんのレビューを見たからか!w
      いやぁこの本読み始めたんだけど、何で予約してたんだろう?って思ってw
      このレビュー読んで予約し...
      あぁ かなさんのレビューを見たからか!w
      いやぁこの本読み始めたんだけど、何で予約してたんだろう?って思ってw
      このレビュー読んで予約したんだった。思い出した。私もレビューしますねー
      2025/05/27
    • かなさん
      ぴこさん、おはようございます。
      私のレビューがきっかけで
      この作品予約してくれたんて、嬉しいです(*'▽')
      レビュー楽しみにしてます...
      ぴこさん、おはようございます。
      私のレビューがきっかけで
      この作品予約してくれたんて、嬉しいです(*'▽')
      レビュー楽しみにしてますね♪
      2025/05/28
  • 忖度と同調圧力が引き起こす惨劇…

    安心安全な町を謳い比較的セレブな家庭が集うニュータウン。この町で起きた誘拐殺人と一家失踪、2つの事件を繋ぐものとは?
    なんとなく感じるだけだった違和感がぞわーっと広がり実体を伴っていく…

    日本の地域社会の特徴を極端に描くとこういうことになるのかもしれない。
    でも、極端に突っ走っちゃう人はいるからね。
    そういう人が地域のリーダーになると起こりうることなのかも。
    そんなバカなと思いつつ笑い飛ばせない怖さがある。

  • 鳩羽地区の瀟洒な住宅地
    行きすぎとも言える「安心安全」な街
    19年前にその街で何が起こったのか

    「この町ではそういうものなのだから、従うのが当たり前だ」
    これってもう呪縛
    怖かったです
    いつも誰かに見張られているようで

    冒頭にほんのちょっと登場する京急弘明寺駅
    懐かしかった
    図書館本

  • この町、恐ろし過ぎる…
    ちょっと宗教的で盲目的な住民たち。
    洗脳されたかのように、間違ったことに口を噤んだり、挙げ句は正しいと信じてみたり。
    いくら高級住宅街であろうが、絶対にこんな町には住みたくないなぁ。
    恐ろしいと思いながら、こんな町はないでしょとツッコミたくなる場面も多々あった。
    住民たちの考えは全く理解できない中、唯一まともな良子さんをずっと応援していた。
    可哀想に…

  • 初めて読む作家さん。

    2時間ものサスペンスドラマに丁度良い分かりやすさと緊張感。ミステリーに、最後の大どんでん返しや怒涛の伏線回収にカタルシスを求める人には物足りないと思うけど、暫しドキドキしたいひとには丁度よいかと。

    犯人は名指しこそ終盤だけど途中でほぼ種明かしがあるし、動機は全く以って共感の仕様がないのだけど、それでもほぼ一気に読ませる筆力は素晴らしい。

  • 19年前に起きた一家失踪事件の真相を
    追うため、弁護士の喜久子と、その事務所で働く調査員の真崎は、事件現場だった福羽地区を訪れます。そこで、事件の被害者の一家がかつて住んでいた家の隣に住む、施設で育った少女・麻希と出会います。麻希は、自分の家族の行方を探すために、喜久子と真崎に協力を依頼します。
    真崎は、麻希の素性を調べるうちに、麻希の家族が19年前に事件で亡くなったことを知ります。そして、過去の事件の真相を解き明かす中で、福羽地区の住民たちの暗闇に触れていきます。
    事件の真相は、住民たちの忖度や同調圧力、そして過去の出来事が複雑に絡み合ったものでした。真崎と喜久子は、それぞれの過去の過ちを見つめ直し、福羽地区の闇に立ち向かいます。

    ………
    かなさんが書いてたけど。私も同じです!
    こんな町ぜーーーーったいに!住みたくない!
    恐ろしいですねぇ。ありえそうで怖い。
    最近で言ったら、タワマンとかこういう世界になりそう。
    狭い世界で、長いものに巻かれてしまう気持ち。。わからなくもないけど、関わりたくないなぁ。でも子供が人質に取られてたりすると、拒否したくてもできないとか、普通にあるよね。
    それにしても、殺人まで起きてしまうのはやりすぎでしょう。笑
    そんなどこにでも起こりそうな人間の心理を巧みに描いたミステリーとして、とても面白く読めました。(๑・̑◡・̑๑)

    なんとタイムリーに7月にWOWOWでドラマをやるそうな。主人公は江口洋介。気になります!

    • かなさん
      ですよね~!
      新興住宅地なのに、こんな地域って
      怖すぎて…イヤです。
      田舎でもこんな思いすることはないのに(^▽^;)
      ですよね~!
      新興住宅地なのに、こんな地域って
      怖すぎて…イヤです。
      田舎でもこんな思いすることはないのに(^▽^;)
      2025/05/30
    • ぴこさん
      よくよく考えると。さすがに殺人まではないけど、基本はこういう心理って そこここに存在するじゃないですか。それを考えると人間の心理って、簡単に...
      よくよく考えると。さすがに殺人まではないけど、基本はこういう心理って そこここに存在するじゃないですか。それを考えると人間の心理って、簡単に操作されちゃうなって思って、怖さが倍増しました。
      2025/05/30
  • この町は、この住宅街はとても怖い。

    一致団結すると個々の考え方などなくなってしまうものなのか、全て流れにまかせて染まっていくものなのか…。

    そうしないとそこでは、生きていけないという現実がある限り、そうなのだろう。
    意見するものは、消えていく、いや消されていくという怖さ。
    これが、住宅地に限らず、学校でも職場でも社会の至る所であるかもしれない…と思うと怖すぎる。

    どこにでもあるのかもしれない、忖度、同調圧力、自己保身、理由の分からない排除。
    それらが、時を隔てて、事件は連鎖していくことになる。

    日本人特有の右に倣え、上の者に従え、皆と足並み揃わせよ、なんてもうないでしょうと思いたいのだが…
    どこかにこんな住宅街があるかもしれない…。

  • 問われる気分の一冊。

    安全安心をスローガンに掲げる町。

    住民はそれなりの富裕層で心理的安心感にも包まれそうな町。

    なのにそれとは正反対、幼児殺害事件と一家失踪事件が起きた町。

    つまりこの町はどこかおかしい。

    この町に隠されたものは何なのか…描かれていくのは集団心理、同調せざるを得ない圧力。

    村八分ならぬ町八分の世界。

    次第に増す怖気。

    正しい声をあげたくても右に倣えを突きつけられる恐怖。

    これはどんなコミュニティでも起こり得るところが怖い。

    善悪のボーダーライン、人としてどうあるべきか、常に問われる気分な、とある町の物語。

  • 「一般の住民は何も考えず、ただそれに従った。だから、単に自分たちのルールを守っただけと思っている。それがそのうち、ルールを守るためなら、なにをやっても構わない、犯罪すらいとわない。そういう理屈にひっくり返る」

    怖いなと思った。‶「町の安心・安全」のために”という思いが、ここまでいきすぎてしまうことはあるのかな。
    町の隠蔽体質を暴こうとする主人公の真崎もまた、【隠蔽】に手を染めた過去があるというところからも、「案外身近にあるそれも、行き過ぎると危ないよ」というメッセージに思えた。


    「強がる人間はいても、じっさいの人間は弱い。弱いとわかった上で、周囲に流されずに立ち向かっていけるかどうか。」

  • 佐野さんの作品は『戦火のオートクチュール』が大好き
    『誰かがこの町で』はまた全く雰囲気の違う作品でした

    物語は家も家族も失い、事情を抱えながらも法律事務所で働く真崎の視点と小学一年生の一人息子を殺された木本という主婦の視点が交互に描かれ進んでいく!
    安全な高級住宅街でおこった誘拐殺人事件…
    犯人は誰なのか?
    謎の解明の前に立ちはだかったのは…
    忖度、同調圧力、自己保身…
    自分ならどうする?
    そんなことを突きつけられる作品だった
    ミステリーとしても人間ドラマとしてもおもしろい作品だった
    ラストも良かった

  • 佐野広実さんは初読みの作家さん、何はともあれ異色のプロフィールに関心を抱いた。
    佐野さんは「島村匠」として1999年、幕末の絵師を描いた『芳年冥府彷徨(よしとしめいふほうこう)』で清張賞を受賞している。しかし、その後の作品の売れ行きが悪かったので、筆名、ジャンルを変えて公募新人賞の江戸川乱歩賞に応募する。見事に「わたしが消える」の作品、佐野広実(ひろみ)というあらたなペンネームで受賞という経歴の持ち主だ。
    本作は受賞後の初書き下ろし作品。

    郊外の瀟洒な住宅街で、19年前に起きた一家失踪。謎の解明の前に立ちはだかったのは…忖度、同調圧力、自己保身、理由のわからない排除。そして時を隔てて、事件は連鎖していく

    内容はコロナ禍の影響を受けた作品だと思わずにいられない。コロナの一言もでてこないが、コロナが世相にもたらした現象が箇所個所に盛られていた。被害者、加害者という個人的な問題から変質集団を形成していくプロセスが語られている。弁護する側にもそれと共通する落とし穴があり「理不尽だと」一概に責められないものが横たわっている。
    『変だと思っている者はあまりいないかもしれない。「この町ではそういうものなのだから従うのが当たり前だ」と、周囲から言われ、そのうちになにも違和感を感じなくなる。私にしても特に生活に支障がない限り、何となくそうなっているのを認めているといってもよかった。良子さんのようにあらためて口にすると角が立つからだ』。”美しが丘ニュータウン”へ越してきた良子は思いがけない事件に巻き込まれる。彼女は2度司法試験に落ちていて弁護士を諦めざるえない人生を悔いて過ごしていた。良子はそんな自分に怯まず奮い立たせ、隣人の不遇な事件の真相を暴くあと一歩まで突き詰めた。それから先はプロの手を借りるしかないと、昔ライバルで尊敬していた友人に後を委ねる手紙を書く。友人は一発で司法試験に受かりアメリカで研修中のエリート女性弁護士だった・・・。良子一家は口封じのために殺され、赤ちゃんだった女の子だけが残される。勿論、メインはそこではないのだが、私には友人の弁護士を信頼しきっている良子の思いが痛いほど伝わってきて切なかった。
    読んでいる途中から想像できる結末で、最近持てはやされる、あっと驚くどんでん返しの結末はないが、じわりじわりと喉元を締め付けられる怖さに襲われる。
    誰にでもどこでも潜む上質の現代版ホラーだろう。

  • 横浜の弁護士事務所に勤める真崎は、事務所に帰りがけ若い女性とすれちがった。所長の岩田喜久子が言うには、その女性は突然やってきて、自分は赤ん坊の時から施設で育ち誰の子かわからないまま育ったが、大人になり所長が自分の母の友人だったことがわかった、自分が本当は何者なのか調べたいのだという。確かに所長は友人の子が赤ん坊の時会ったことはあるが、本当に目の前の女性が当人なのか? 所長は正式に調べることにし、真崎は調べ始める。

    友人の最後の住所、埼玉の新興住宅地に赴き調べる真崎。赴くと、街全体から、よそ者は去れ、という異常な空気を感じる。だんだん顕わになってくる出来事。皆と違うよそ者が許されない空気、それには実は、ある殺人事件がかかわっていた・・

    よそ者排斥の根本には、実は20数年前の出来事があったのだが、その街では新参者や若者も、よそ者を排斥しているのだ。その街で生きていくためには皆と同じにしている方が無難だ、誰かの一声に皆がなびいてしまう空気、その恐ろしさが描かれている。

    真崎の娘が中学で自殺してしまった、真崎も過去に会社の不正に加担してしまった、実は所長の岩田も友人から手紙をもらったのに行動を起こさなかった、新興住宅地に山を売った地主、などの周辺の事情も書き込みながら、核心に迫っていく。

    2024年12月にWOWOWでテレビドラマ化された。

    これまでの佐野広実としての作品は(たぶん)読み終わった。この「誰かがこの街で」がいちばん、起伏に富むストーリーと感じた。。島村匠としての作品も読んでみたい。


    書き下ろし
    2022.1.25第1刷 図書館

  • ★3.8
    「この町は安全だ」
    あるニュータウン。どこにでもあるような日本の町。"空気を読む"ことを強要され、違和感は密かに排除される世界。


    登場人物の誰かの言動にではなく、その“空気”に対して、胸の奥がずっとざわついていた。じわじわと呼吸が浅くなる。
    都合の良いルール、やわらかな同調、目に見えない排除の手続き。
    それがあまりにもリアルだったからだ。

    たとえば、
    1952年の静岡・上野村では、不正選挙を告発した女子高校生とその家族が、村から孤立させられた。
    手伝いを断られ、目を逸らされ、黙って“外”に追いやられる。誰も責任を負わない分だけ、その暴力は冷たく、深い。

    2013年、山口県周南市。わずか12人の集落で、5人が殺され、2軒が燃やされた。報道によれば、加害者は村八分状態にあったという。
    真偽は定かでなくとも、その"空気"の存在が事件の輪郭を形作っていた。もちろん、加害者が正しかったなんて言えない。でも、思ってしまうのだ。
    “そこに至る空気”のようなものが、本当に何もなかったのか?

    「この町のためなのに、どうしてあなたは逆らうの?」
    この小説には、そうした"空気"の恐ろしさが、生々しく漂っている。
    この空気がどれほど人を締め上げるか、私たちはどこかで知っている。
    だからこそ、描かれる町の息苦しさが単なる物語に思えないのだ。

    この本が突きつけるのは「誰かが怖い」ではなく、「私たち全員が誰かを傷つける側にもなり得る」という残酷な事実だ。
    私たちはたぶん、悪意がないままに、加担してしまっている。
    何もしていないつもりで実のところ、“何か”をしている。

    「あなたは本当に、この町の外側にいると思ってるの?」

    ミステリーの皮をかぶったこの作品が描くのは、
    私たちが無意識に行ってしまう"線引き"の正体だ。
    悪意がないことがどれだけ罪深いか。
    その痛みが、じわじわと沁みてくる。

    気づけば自分の隣の町が少し怖くなった。
    いや、隣じゃない。
    もしかして、ここが、もう、その町かもしれない。

  • 真崎調査員と木本夫人の視点で交互に描かれる。
    このパターン大好き。

    どこで交じりあうのか、絡み合うのか
    ワクワクしながら読んだ。

    木本夫人の人生が辛すぎる。
    それでも離れられない街。
    私ならどうする??
    いつも考えてしまう、答えの出ない問題。

  • 面白かった!ページをめくる手が止まらず、読んでいた何日間かはうっかり寝不足気味に…
    郊外の住宅街で19年前に起きた一家失踪
    その娘と名乗る女性が現れたことから、19年前に一体何が起こったのか謎を解明していく
    高級住宅街で起こっていたのは忖度、同調圧力、自己保身ばかりの住人たち…いや〜〜気持ち悪くて怖かった!!
    ここの住宅街、本当に住みたくないし、うっかり住んだらすぐに引っ越したい!!

    真実は何ともいえない嫌な気持ちになった
    何かおかしいと考えながら、自分の生活に波風をたてないために黙っているなんてことはきっとどこの街でも大なり小なり起こっている
    でもただ黙っているのも加害しているのと同じなんだと本を読んで思った

  • 面白かった!

    どんどん世界に入り込み感情移入し、
    読み終わった時にはすごく疲れてた。

    町の設定や、過去と現在の繋がり
    登場人物のキャラクター、抱えてる過去など
    すべてが繋がり
    一つの世界ができていた。

    MVPは近藤さんにあげたい。

  • 重い集団やいじめの構造心理のお話だけど読みやすい
    一人一人だと怖くないのに集団になると人間って弱いから怖いよね

  • 街全体が
    外からの侵入者に攻撃的で
    閉鎖的なのには
    訳があった

    必死に守る住民たち
    それを解明していく人たち

    なかなか読み応えある作品でした

    • きたごやたろうさん
      ちーこさんへ

      またまた、キリンさんよりも首を長くしてお待ちくださいませ笑。
      ちーこさんへ

      またまた、キリンさんよりも首を長くしてお待ちくださいませ笑。
      2025/11/28
    • ちーこさん
      きたごやたろうさん

      ごゆっくりで大丈夫ですよ♪
      きたごやたろうさん

      ごゆっくりで大丈夫ですよ♪
      2025/11/28
    • きたごやたろうさん
      ちーこさんへ

      ありがとうございます♪
      ちーこさんへ

      ありがとうございます♪
      2025/11/29
  • 木本夫人の半生いくらなんでも、かわいそすぎる…

    同調圧力、集団心理はカルトみたいで怖いよね。
    ネットの噂を鵜呑みにしちゃうのも、この町と同じことだと思う。

  • 人が羨む洒落た住宅街。ただなにかがおかしい。

    「この町ではそういうものだから。」

    周囲から言われ、そのうち何も違和感を感じなくなる。19年前に起きた事件。忖度。同調圧力。隠された秘密とは。

    同時に複数の人物の目線で物語が進行していき、徐々に明らかになる真実には驚きを隠せません。なんだか日本社会の歪な一面を垣間見た気になりました。

    「これがこの町のルールだから」

    自分の意思とは関係なく、従うのはロボットと同じ。けど、自分が同じ立場だったらどうしたんだろうか。実際に日本のどこかにもありそうで怖いです。ただ、読んでよかった。と思える作品です。

全212件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

1961年横浜生まれ。99年「島村匠」名義で第6回松本清張賞を受賞。2020年『わたしが消える』で第66回江戸川乱歩賞を受賞。22年、同調圧力がテーマの『誰かがこの町で』が大きな話題に。本書は第二次世界大戦中のものと思われる血塗られたシャネルスーツを巡り、祖母が誰にも語らなかった秘密を解く歴史ミステリー。

「2023年 『戦火のオートクチュール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐野広実の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×