おおあんごう

著者 :
  • 講談社
3.47
  • (4)
  • (12)
  • (12)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 215
感想 : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065260401

作品紹介・あらすじ

「かが屋」加賀翔、初小説!
切なく、熱く、優しく紡ぐ、ぼくと家族の物語。

「この父親なのめちゃめちゃたいへんじゃの!」
岡山の田舎の小さな町。
細いゴリラのような父に振り回され、
繊細な心を削られて生きるぼく。
凛とした母、ふんわりしたおばあちゃん、無二の親友。
痛みと悲しみは「笑い」に変わり、いつか「夢」を運んできてくれる。

「なぜか、涼やかな風が吹きとおった。
うつむくと胸もとに、
ビール缶みたいな穴がまんまるく空いていた」
いしいしんじ

「理不尽な父の言動に早く大人になるしかなかった少年が、生きる。
苦しくて、優しくて、悲しくて、笑えて。
岡山の鮮烈な言葉がざくざく刺さる、とてつもない小説です!」
東 直子

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • どんなふうに物語が進むのか、ハッピーエンドなのかそうではないのか、全くわからないまま読み進めた。

    実話ベースということもあり、きっとだいぶオブラートに包んだ書き方なんだろうけど、父親のキャラクターは嫌いじゃなかったな。
    お酒は怖いけどね。

    芸人さんの書く文章って、すごく考えられていて繊細な感じがした。

  • 完全実話じゃないとはいえ、かが屋の優しさの源泉が少し見えたような気がした、、ほっこり
    ちょうど自分も、自分の情けなくてだらしない人生をおもろいと思い始めた時期だったので、誰かに話したくなっちゃった

  • アルコール依存の父親の機嫌を伺いながら、緊張した生活を強いられていた草野少年のお話。(言語化能力の高い方!)恥ずかしさ、怒り、申し訳なく思う気持ち、諦め等 本当に様々な感情が描かれています。

  • 初読。図書館。自伝的小説。とはいえ一作の長編をかきあげて出版することは誰にでもできるわけではない。とんでもない父親だから書き残しておこうという気持ちになったのだろうか。芸人はなぜ本を書くのか、私の長年の疑問です。

  • お笑い芸人さんのことはよく分からないけれど
    書店で見て興味本位で手に取ってみた。

    この父親、読んでいても腹が立つ。
    P38〈ぼくが家族を守る〉
    小学生の大地にそう思わせるほどのダメっぷり。
    でも、お母さんと、おばあちゃん、そして友達の伊勢くんという
    味方がいてよかった。
    その後、父親はどうなったんだろう。

    自分の頭の中で綺麗に整理され
    冷静な目で書かれているので読みやすかった。

  • 元々かが屋が好きで読んでみた。なんだか加賀さんらしい田舎臭い感じがほっこりした。ただ自分の父親がこんなだったら私は上手く生きていけたのだろうか。

  • 2022.1.2
    自伝的小説というのを分かった上で読んだので、特に家族関連のエピソードはほぼ思った通りに話が進んでいったのだけど、やはりそれでも夢中になって読んでしまった。
    そこまで自分を追い込まなくて良いと言ってくれる伊勢くんがいて本当に良かった。

  • いい意味で文章が加賀さんっぽくて
    描写が繊細に描かれていました。

    父はどうなったのだろう?想像の余白を残しての終わり方、掻き立てられますね。

  • 途中悲しい気持ちにもなりましたが、最終的に主人公がお笑いに出会えて本当に良かったなと思える作品でした。父にもどうか幸せになってほしいです。
    文章がとても読みやすく、風景など思い浮かび、更に感情移入してしまいました。素晴らしい作品だと思います。まだ感情が整理できていないため、少し時間を空けて、また読みたいと思います。

  • 喜怒哀楽を洗濯機の中に入れたみたいに、感情がぐるぐる回ります。

    これまで好んで読んできた本と少しジャンルが違うので、小説を読みながらこんなにも感情が振り回されたのは初めてです。

    これから何回も読み返していくうちに、受け取り方が変わりそうな本。

    読書好きとしては、好きな人が書く本は堪らん!

全15件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1993年、岡山県生まれ。マセキ芸能社所属のお笑い芸人。相方の賀屋壮也と2015年に「かが屋」を結成。「キングオブコント2019」では決勝に進出。ラジオ・バラエティ番組の他、趣味の短歌と自由律俳句のイベントにも出演しマルチに活躍中。


「2021年 『おおあんごう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

加賀翔の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
朝井 リョウ
辻村 深月
辻村 深月
宇佐見りん
東野 圭吾
馳星周
砥上 裕將
辻村 深月
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×