虚構推理 逆襲と敗北の日

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 254
感想 : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065264003

作品紹介・あらすじ

<シリーズ累計400万部突破!>

不死の異能を持つ桜川六花が山中で遭遇したのは暴走するキリン!?
死屍累々の怪事件に岩永琴子と桜川九郎が挑む。

アニメの2期も制作決定! 絶好調の本格ミステリ大賞受賞作シリーズの最新作!

【虚構推理シリーズ】
『虚構推理』
『虚構推理短編集 岩永琴子の出現』
『虚構推理 スリーピング・マーダー』
『虚構推理短編集 岩永琴子の純真』
New『虚構推理 逆襲と敗北の日』

感想・レビュー・書評

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  • 剛人七瀬のような、解決のために直接的な勝負があるわけではなく、あくまでも秩序を守るための虚構を構築する話。

    六花さんや九郎、それぞれの思惑が見えてきて、どのような展開をみせるのか楽しみです。

  • ちょっと重めだが、琴子の負担と九郎の本心がわかって、腑に落ちる回。

  • 長編三作目だが、これも漫画の原作らしい。
    序盤から六花さんが顔出ししているので、これはと期待しつつ読み進めたものの、ミステリ的には後期クイーン問題の何番煎じって感じで、過去のキリン関係者の相次ぐ不幸や六花に似た故人の存在が、ただの偶然で片付けられたのも肩透かし。
    この辺は漫画サイドとの兼ね合いも考えられるけど。
    苦労人の苦労くんもとい九郎くんもどんどん影が薄くなっている気がしないでもないが、最後の最後に少しばかり見せ場が。
    敵役の六花ならまだしも、仲間の側であの異能が手に余るのは致し方ないところか。

  • '22年8月31日、Amazon audibleで、聴き終えました。シリーズ5作目。

    うーん〜面白かったです!相変わらずの、虚構で展開されるロジック!凄い!

    城平 京さん、頭の中は一体どうなっているんだか…見てみたいものです。

    残念ながら、audibleにはこの作家さんの他の作品が無くて、ここでひとまず終了となってしまいますが…今後も注目していきたいと思います!楽しかった!感謝!

  • キリンの亡霊の事件解決の裏での六花の思惑、それと九郎の考えがあって、なるほどなぁと読んだ。ところで、柊という人物は、そんなにも魅力的な人物だったんだろうか。それともそれもまた呪いのようなものだったのか。

  • 六花さんが何を考えていたのかが明らかになる長編。まさかそうくるとは。
    そして、思っていた以上に九郎が琴子のことを大切にしていたことと、それと反比例するように来たる未来が中々険しそうで、ピリっとしたストーリーだった。丸く収まる未来が見えることを祈りたい。

  • 超常的なモノが関与した出来事の顛末を、それらの存在を否定する形で再構築するシリーズ。今回は再び六花さんが大きく関わる長編です。こんな亡霊が出現するとは、日本の山も侮れません。
    以前から六花さんの立ち位置がよく掴めず、琴子と対立しているようではあるものの、それほど悪意があるようにも感じられなかったのですが、今回のお話でこれまで彼女が何を考えて行動していたのかが少し分かったかもです。確かに琴子と六花それぞれの立場からするとそういう関係になりますね。まぁ一番すごいと思ったのは、それらを飲み込んだ上で行動を共にしている九郎君の器の大きさです。

  • 城平京『虚構推理 逆襲と敗北の日』読了。
    「見たのは何か」という掌編から始まる本作だが、本質的には中~長編として読む作品。「見たのは何か」はかなり象徴的に一編で、虚構推理のコンセプトの中では異質。そしてこの異質さは次の「岩永琴子の逆襲と敗北」に効いてくる。「岩永琴子の逆襲と敗北」では、三作目のスリーピング・マーダーで準備され、仄めかされていた、岩永と六花の再戦、そして敗北の予感がどのような決着をするのか描かれる。
    内容も強いロジックが戻ってきてとても良い。
    妖怪や幽霊が当たり前に存在する世界で起こる怪事件。真実が怪異による超常的なものであっても、岩永琴子は知恵の神として世界の秩序を保つための現実的な「虚構の真相」を構築しなければならない。そのコンセプトを積み上げ、本作では切れ味の鋭いホワイダニットと捻りの効いた「虚構推理」が披露される。
    そして、「知恵なす者の悪夢」では一貫したテーマでシリーズ五作を発表してきたからこそできる、登場人物たちの抱える宿命と戦いの本質に迫る物語が展開されている。ミステリとしての面白さに加え、最終章における知恵の神と秩序を外れた者のある種ゾッとするような構成美は作者の腕が『スパイラル』から衰えていないことを思わせる。

  • 山中に現れ人を襲うキリンの亡霊。その亡霊に襲われた青年を助けた六花の真意は?
    今回は長編。岩永の知恵の神としてのあり方を問うものだった。九郎が見えないところで岩永を大切にしているのが本人に伝わっていないのが切ない。

  • 2022.2.17読了。
    小説漫画累計400万部ですか。
    『名探偵に薔薇を』からずっと追いかけていますが、好きな作家が売れると嬉しいですね。

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著者プロフィール

【城平京(しろだいら・きょう)】
奈良県出身。代表作に漫画原作『絶園のテンペスト』『スパイラル~推理の絆~』、小説『虚構推理 』『名探偵に薔薇を』『雨の日も神様と相撲を』など。

「2022年 『虚構推理(18)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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