隠温羅 よろず建物因縁帳 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 253
感想 : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065264089

作品紹介・あらすじ

大人気ホラーミステリ、完結!

仙龍の命を削る瘴気の鎖は切断できるのか――因縁帳、堂々終幕!

感想・レビュー・書評

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  • いよいよシリーズ完結編。

    前作「蠱峯神」から続く続編で遂に辿り着いた隠温羅流の因の秘密。

    仙龍の命と隠温羅流の悲しき歴史を救う為、サニワの春菜が謎を解き明かします。

    前作を読み終えた時に棟梁、四天王、コーイチに雷助和尚の活躍に加え、仙龍の父・昇龍やご先祖様の活躍を予想していました。

    しかし、待ち受けていたのは想像もしていなかった棟梁の死。

    完結編にして棟梁かっこよすぎます。

    まるで、仙龍の瘴気の鎖を断ち、悲しき隠温羅流の歴史を終わらせる為に自ら彼岸に向かったとしか思えません。

    自らの命を賭してでも守りたかった、いや、救いたかった。

    もちろん春菜も仙龍もコーイチも雷助和尚も活躍します。

    でもやっぱり本作の棟梁はかっこよすぎで、それ故に仙龍の印象が薄く感じてしまった事が残念です。

    本シリーズを読了しましたが、個人的にはやはり「魍魎桜」がダントツでオススメです。

    未読の方で少しでも興味がある方はその一冊だけを手にとって頂いても良いかもしれません。

    私はそれをきっかけにハマっちゃいましたが...

    新シリーズも始まりますが、その前に積読になっている藤堂比奈子シリーズにも手をつけないと^^;





    説明
    内容紹介
    大人気ホラーミステリ、完結!

    仙龍の命を削る瘴気の鎖は切断できるのか――因縁帳、堂々終幕!


    著者について
    内藤 了
    長野市出身。長野県立長野西高等学校卒。2014年に『ON』で日本ホラー小説大賞読者賞を受賞しデビュー.。同作からはじまる「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズは、猟奇的な殺人事件に挑む親しみやすい女刑事の造形がホラー小説ファン以外にも支持を集めヒット作となり、2016年にテレビドラマ化。近著に『DOUBT 東京駅おもてうら交番・堀北恵平』(角川ホラー文庫)、『ネスト・ハンター 憑依作家 雨宮縁』(祥伝社文庫)がある。

  • 祝完結!

    楽しいシリーズでした♪ 金子屋神と陰温羅流との因縁の複雑さには、凄いなぁ、よく調べてあるなぁと思いながら読んでました。(民俗学大好き)

    最後のクライマックスには圧倒。
    そして、次のシリーズは刑事ものにオカルトですが、『おもてうら交番』みたいな感じになるのかなぁ?

  • シリーズ最終巻。なぜサニワが春菜だったのかがわかると同時に、思いの強さがよく伝わってくる巻だった。それは人だけでなく、神もまた同様で……。最終巻にしては何となく仙龍の存在感が少々薄く感じてしまったのだが、ある意味正統派のヒーローだけに、周りの個性豊かな面々におされてしまったか(苦笑)。とはいえ本を閉じたとき、喪失感ではなく憑き物が落ちたような解放感を覚えたのも確かである。

  • 内藤了『隠温羅 よろず建物因縁帳』講談社タイガ。

    シリーズ完結編。

    もう少し明快な結末が描かれるかと思ったのだが、今一つ思わせ振りなスッキリしない感じに終わった。結局は同じ所をぐるぐると回った挙げ句に出口が解らなくなったというような作品だった。

    仙龍の命を削る瘴気の鎖を絶ち斬るために隠温羅流にまつわる因縁に立ち向かうサニワの高沢春菜だったが、棟梁が突然の怪死を遂げ、仙龍の死の運命も現実味を増して来る……

    定価847円
    ★★★

  • とうとうシリーズが終わってしまった
    満足した!したけど寂しい

    色んな意味で泣いた

    蠱峯神の正体を知った時の衝撃!

    隠温羅流にまつわる因縁を解くために今まで関わった人々が力を貸してくれる

    コーイチカッコ良かったよ!

    最後までドキドキハラハラでした

  • 棟梁が死んだ。
    しかし悲しみに暮れている時間はない。
    仙龍にかけられている呪いを解く為に最後の闘いが始まる。


    これでもう仙龍に会えないかと思うと寂しいなぁ〜

  • 思えば内藤了には本シリーズでハマり、次巻が刊行されるまでの繋ぎで“藤堂比奈子”シリーズに手を出してとっとと読了。そのロスを埋めるための“堀北恵平”シリーズでまたハマりと、なんだか私はカモにされているような(笑)。

    私の中では棟梁は麿赤兒だったのに、若い頃は誰もが振り向くような男前だったとなると麿さんじゃないな(笑)。藤竜也にするか。和尚の短パン姿に笑わされ、仙龍と春菜の抱擁にはこちらが赤面。コーイチ改め風鐸の存在には相変わらず救われる。コーイチ役に菅田将暉というのはやっぱり譲れません。

    物語に切なさは必須と思っていますが、本作は思ったほど切ないエンディングではなかったおかげでロス度が低くて済みそう。で、来月には新シリーズ開始。次も私はカモ決定。

  • 冒頭で棟梁が死んでしまい、なんてこったと思いながら読み進めたが、読んでよかった。
    某牧師一家も出てきてくれて満足。長坂出ないなと思ってたら、改心して出てきてくれた。今まで出てきたあんな人こんな人出てくる、まさに縁。
    愛の話と言われると、ちょっと敬遠してしまうけど、このシリーズは面白かった。たしかに映像で観たい気持ちもあるが、安易にドラマ化や映画化はしないでほしい。

  • あー終わっちゃった
    このシリーズ好きだわ


    勝手に主要妄想キャスト

    高沢春奈(広瀬アリス)

    仙龍(鈴木亮平)

    井之上部局長(松重豊)

    コーイチ(前田旺志郎)

    棟梁(近藤正臣)

    和尚(火野正平)

    小林教授(柄本明)

    珠青(長澤まさみ)

    パグ男(竹中直人)

  • シリーズ完結編。
    「よろず建物因縁帳」なるほど!確かに因縁帳だった。
    隠温羅流は多くの建物と人々を救い、救われたモノの想いが
    重なって、流れを浄化に導いていく。
    因と縁、そして縁は円。繋がりの強さと底意地の強さ。
    関わる全てが凛として勇ましい。
    飛龍を救う為に金屋子に挑むのは、チーム仙龍。
    緊張のやり取りと理屈ではない恐怖。
    クライマックスの怒涛の展開には震えました。
    最後の仙龍のストレートなセリフ!言われてみたい!
    そして春菜の迷いのない直球もまた、言ってみたい!
    なんて清々しい終わり方。
    これは「サニワ」春菜と、建物に憑く霊を鎮魂する男
    仙龍の物語。よろず建物因縁帳“完”である。

    そして、早くも新刊予告が!
    警視庁異能処理班ミカヅチ「桜底」買いますとも!

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著者プロフィール

2月20日生まれ。長野市出身、在住。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年、日本ホラー小説大賞読者賞受賞作『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』でデビュー。ほかの著書に『ON』につづくシリーズの『CUT』『AID』『LEAK』『ZERO』『ONE』『BACK』『MIX』『COPY』『BURN上・下』、スピンオフ『パンドラ』『サークル』『OFF』、「東京駅おもてうら交番・堀北恵平」シリーズ『MASK』『COVER』『PUZZLE』『TURN』など著作多数。

「2022年 『FIND 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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